中国からの投稿 二題
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 【明慧日本2019年8月27日】

 一、警官は親指を立ててくれた
 ある夏の夕方に、そよ風が吹いていました。耳にイヤホンを挿し、自転車にまたがって携帯電話をいじっている若者の姿が目に入りました。私は彼の近くに行って、「大学生ですか」と聞くと、彼は「警官です」と言いました。

 私は興味を持ち、彼に「何をしていますか? 自転車に乗ってパトロールするのですか?」と聞くと、「いいえ、仕事はもう終わりました」と彼は言いました。「警官って、正義の味方でなければならないですよね」と言うと、携帯をいじりながら「そうですね」と彼は答えました。私はさらに、「法輪功は迫害されています。それは無実な罪ですがご存じですか?」と聞くと、若い警官は頭を上げて、私を見つめながら頷き、そして、敬服した様子で親指を立ててくれました。「僕はわかっているよ」という意味合いが感じ取られ、彼が法輪功に敬服している気持ちも伝わってきました。若い警官は目の前の住宅を指差して、「おばさん、今は夏休みで、ここには大勢の大学生がいますが、彼らにも話してあげてください」と言いました。

 二、「なるほど、なんだか変だと思った」

 ある日、バス停でバスを待っていたら、後ろから声をかけられました。振り向いて見ると、若い女の子が「○○番乗り場のバス停はどこですか?」と聞いてきました。私がその場所を指さすと、彼女は、「あら、こんなに大きく書いてあるのに、どうして見えなかったのでしょうか」と笑い出しました。

 私は、そのバス停までついて行きました。彼女は縁のある人だと分かったからです。「三退をして平安を守るって聞いたことがありますか?」と聞くと、彼女は少し不思議そうな表情で私を見ました。「赤いネッカチーフをつけたことがあるでしょう?」と聞くと、彼女は頷いて「付けました」と答えました。「では、青年団に入りましたか?」と聞くと「入りました」、「じゃ、共産党に入党しましたか?」、「ええ、入党しました」。私は急いで、「隊、団、党に入った時、この一生を党に捧げると誓ったでしょう? それは毒の誓いです」と言うと、彼女は「なるほど、なんだか変だと思いました」と言いました。

 「三退をするのは、今まで命を中国共産党に捧げるという誓いを破棄することです。神様が罪深い中国共産党を滅ぼす時、中国共産党に付き従い悪人になろうとする人だけが処罰されますよ」と言うと、真相を分かった彼女は、あっさりと三退に賛成しました。

 この時、一台のバスが私の前で止まり、とてもびっくりしました。私が乗ろうとしたバスでした。しかし、そのバスはバス停を過ぎて私の前で止まってくれました。私は彼女に「『法輪大法は素晴らしい』としっかり覚えてください」と言うと、彼女は嬉しそうに「分かりました」と答えました。そして、私は急いでバスに乗り込みました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/24/390430.html)
 
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