吉林市で同日21人の法輪功学習者 不当に連行 
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 【明慧日本2019年7月29日】吉林市公安局は吉林市内の各支局、派出所の警官らを出動させ、尾行や待ち伏せなどの手段を通じて、力ずくで窓やドアを壊して開けるなどの野蛮な行為をした。2019年7月19日に吉林市の法輪功学習者の家に侵入し、学習者を連行したり、家宅捜索をしたり、財産を押収したりした。情報筋によると、当日少なくとも21人の法輪功学習者たちと、修煉していない家族2人が連行されたという。

 7月19日朝2時ごろ、豊満区前二道卿張家村の学習者・陳継海さんと退院したばかりの妻(修煉者ではない)が現地の警官数人により、窓を壊されて開けられて連行された。

 ほぼ同時に、同村の宋徳満さんも塀を乗り越えて侵入して来た警官ら十数人により連行され、家宅捜索を受け、レーザー彫刻印刷機1台を押収された。

 同日の朝6時に、王玉萍さんと夫(修煉者ではない)も家で連行され、法輪功の関連資料がすべて押収された。その後、夫は解放された。

 同日の朝8時に、李麗文さんと夫の蘇寅生さん(2人とも60代)は居住するマンションの下で待ち伏せていた警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。

 同日の朝に、吉林市船営区北山派出所の警官らは民家に侵入し、徐有才さんを連行し、家宅捜索を行なった。その後、警官らは徐さん宅で待ち伏せし、訪れてきた他の学習者1人を連行した。

 同日午前に、船営区歓喜嶺派出所の警官らは曹艶芬さんを連行し、家宅捜索を行なった。  

 同日午前に、東北電力学院付近に在住の70代の田作淑さんと娘の大蘭さんは、侵入して来た警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。

 同日午前に、徐忠有さんと妻の牛阮玲さんも連行され、家宅捜索を受けた。

 同日午後1時に、昌邑区通江路派出所の警官ら4人は趙玉芹さん家のドアをこじ開けて、室内に侵入し、家宅捜索をしてすべての法輪功関連書籍や法輪功創始者の写真、パソコン3台、プリンター3台、USB8個、携帯電話5台、5個のmp3、人民元若干を不当に押収した。趙さんは警官らに真相を説明して、「法輪功学習者に迫害を加えると悪報に遭う」と警告したが、中の1人の警官は「俺は中国共産党の指示にしか従わないから、たとえ悪報に遭っても文句なしだ」と言った。警官らは趙さんと娘の劉氷さんを連行したが、夜7時に娘は解放し、趙さんだけが身柄を拘束された。

 同日、警官らは外で張路さんを連行し、さらに夕方、張さんの家に侵入して70代の張さんの母親を連行し、家宅捜索を行なった。

 同日、柴さん夫婦は家で連行され、プリンター3台が押収された。

 同日、教師の厖さんも連行された。

 同日、劉秀珍さん、盧学英さん、張秀峰さんも連行された。

 同日、永吉県の李福珍さん、孫志文さん、王淑蘭さんも連行されたが、王さんだけが当日解放された。あるタクシーの運転手は「自分も雇われてアルバイトをとして、深夜に待ち伏せを受けて、法輪功学習者を連行する仕事を指示されたことがある」と語った。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/7/23/390432.html)
 
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