黒竜江賓県70代の孟慶蘭さん 半年不当拘禁され 審問
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 【明慧日本2019年6月23日】(黒竜江省=明慧記者)2019年5月23日の昼12時頃、黒竜江省賓県の年配者・孟慶蘭さん(70)は依蘭県裁判所に送られ、不当に審問された。しかし、この被告人は善良な人で、良い妻であり、子供にとっては良い母親であり、周囲の誰からも好人物としてよく知られている。

 不当な審問は形式的に行なわれた。検察官が定例に告訴状を読み終え、いわゆる証拠を強引に付け加えて、審問が終わった。弁護士はおらず、審問が始まってから終わるまでの所要時間はわずか30分もかからなかったという。

 その後、裁判所の警官が現場を整理して、次の審問を行なうために孟さんの家族を裁判所から追い出した。裁判所の人員は機械のようにただ動いているだけである。

 孟さんの娘や息子達は、年老いた善良な母親が警官に連れて行かれたことを見て、たまりかねて、大変困り果てている。

 孟さんは今年70歳である。1996年11月に法輪大法を修煉し始めた後、身体が健康になり、何事にも他人のために配慮していた。子供達に対しても生活の負担を減らし、家族達も仲良く過ごしていた。

 1999年7.20、中国共産党の江沢民集団が狂ったかのように法輪功を迫害し始めた。善良な孟さんは法輪功の修煉を堅持して、「真・善・忍」で自分自身に要求したことによって、常に警官からの嫌がらせを受け、連行され、拘禁され、家宅捜索を受けた。

 2018年11月9日、黒竜江省の省国保大隊の楊波の指示で、同じ時間帯に全省で100人以上の法輪功学習者たちが連行された。賓県国保の張慶雷も積極的にこれに協力し、9日の朝、25人の善良な法輪功学習者たちを連行した。孟さんはその中の1人で、半年後に孟さん自身も不当に審問された。

 1999年から2009年の10年の間、孟さんは6回も連行され、拘禁された。加算するとおよそ13カ月間も不当に拘禁されていた。家族も恐喝され、持ち去られ、押収された金品の領収書や証明書は、何も貰えなかった。家族達も巨大な圧力を受けた。中国共産党は年齢を問わず、法輪功学習者たちを迫害している。孟さんが法輪大法の修煉を諦めないため、再び2回ほど強制的に労働教養所できつい労役をさせられた。1回目は、万家労働教養収容所で1年間迫害された。2回目は、前進労働教養収容所で1年間迫害された。

 今までの迫害で、孟さんの身心は巨大な傷害を受けた。孟さんの家族も、癒やされることのない大きな痛みを受けた。

 「70歳以上の人を殴らない、80歳以上の人を罵らない」と言う古訓(こくん・古くから言い伝えられた訓戒)がある。しかし、中国共産党が法輪功を迫害する過程で、これらの古訓はすべて文革式の運動の中で破棄された。20代の警官は70代、80代の年配者を勝手に酷く罵ったり、殴打し、残忍に迫害している。この70代の孟さんは、2018年11月9日に連行された。その時、家宅捜索もされ、大量の個人財産、金品が押収された。もたらされた損失は計り知れない。

 善良な人々から多くの正義の手を差し伸べていただきたい。そして、中国共産党に身柄を不当に拘禁されている法輪功学習者たちを一刻も早く救うために、もっと多くの関心を示すように望みたい。これらの一つ一つの善い言動が、拘禁されている学習者たちに自由の身になる窓を大きく開けることになるかもしれない。また、学習者たちに自由の身になる希望と光を送り届けられるかもしれない!!

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/6/7/388373.html)
 
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