ハルビンの70代の李桂賢さんが拘置場で不当に開廷
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 明慧日本2019年3月26日】(黒竜江省=明慧記者からの報道)  黒竜江省ハルン市の70代近くの法輪功学習者の李桂賢さんは、ハルンの自宅で警官らに連行された。そして、2019年3月13日に、ハルン市道理区裁判所は、拘置場で李桂賢さんに対して不当に開廷した。法曹関係者らは傍聴者を恐れ、家族の傍聴をも許さなかった。

 李さんは、ハルビンで一人暮らしをしている。2018年11月8日の夜、ハルンの自宅で和興路刑務所の警官に連行され、さらに、不当に家宅捜索を受けて、パソコンやプリンターなどの私物を押収された。刑務所の警官の話によると、今回は国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の指示を受けて逮捕したという。

 李さんは、不当にハルン市拘場に拘束され、11月22日に逮捕状が発布された。その間、李さんの体調は非常に悪くて血圧は200mmHgを越え、一人でトイレにもいけない状態だった。家族が治療のために仮釈放を求めたが許可されなかった。

 2019年3月13日午後、ハルン市道理区裁判所は李桂賢さんに対して不当に開廷した。610弁公室の人員らは道理にかなっていないことが分かっており、開廷の当日に家族の傍聴を許可しなかった。李桂賢さんは開廷中は「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と、修煉を絶対に堅持してやめないと主張した。

 李さんは、法輪功を修煉する前、頸椎の病気、脳血管の痙攣、角膜炎などの病気を患っていた。一日中頭痛や腹痛もあり、頭がひどく痛くて吐き気と下痢が続き、目を開けることもできず、頭が爆発するような感じだった。顔色も悪いし、生まれつき頸椎がしびれる症状があり、いつも首で頭を支えきれないように感じ、座るときはいつも頭をどこかで支えなければならなかった。毎日薬を飲み、鍼治療やマッサージなどいろいろな治療を受けたが、治らなかった。しかし、1997年9月から法輪功を修煉してわずか1カ月で、これらの全ての病気は自然に治った。

 1999年7.20に、中国共産党の元凶・江沢民は権力を濫用して法輪功を迫害し始めてから、李さんは何回も連行された。その間、朝晩問わずに連続して虐待を受けた。例えばロープで人を吊りあげ、殴ったり、鼻の穴にわさび油を塗ったりなどの拷問を受けた。まだ50歳代だった李さんは、あまりにも酷い虐待を毎日受け続けて黒髪は白髪になり、腰も年寄りのように曲がり、まるで6、70歳の年齢に見えた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/20/384119.html)
 
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