文/海外の大法弟子
【明慧日本2019年7月9日】今年の神韻公演を宣伝する期間中、私が人々に神韻を紹介した時、「あなたの笑顔は素敵ですね(You have a beautiful smile」と2回褒められました。最初はショッピングモールでチケット販売をしていた時で、もう1回は会社に行ってチラシを配っていた時のことでした。今から考えれば、本当に嬉しくて喜ばしいことだったと思います。
神韻を広めることは師父が私たちに与えてくださった大変貴重な修煉の機縁です。そのため、同修は皆全力を尽くして積極的に参与しています。英語のあまり得意でない私もコンプレックスを感じながら、熱心に神韻の営業に当たりました。法を学ぶことを通して、私たち修煉者の生命はとても貴重で、神々にも羨ましがられており、そして、神韻を広めることは法を正す師に手伝い、衆生を救い済度していることだと分かりました。ですから、私は最高に光栄だと感じ、この貴重な機縁を何よりも大切にしているため、いつも喜びに満ち溢れています。だからこそ「笑顔が素敵ですね」と褒められたのだと思います。
若い頃の私はそうではありませんでした。当時、いつも威圧的な態度をとっていた夫にかなり不満を持っていました。修煉後、これらのことをあまり気にしなくなり、我慢することができるようになりました。しかし、心の中では本当に放下したとは言えず、夫婦の間はいつも冷戦状態でした。
息子が小さい頃のある日、夫とベビーカーを押して散歩に行きました。夫は私と息子のツーショットの写真を撮ってくれました。写真に写っている私は老けて醜く、とても暗い表情でした! 急いで写真を削除しました。
この写真は気づかせてくれました。長年修煉していても、こんなに小さなことですら乗り越えられず、もし真に内に向けて探すことができなければ、執着心を取り除かず、いつも他人のせいにするならば、それは真に修めているのではなく、自らを欺いているだけだと悟りました。師父は「大法弟子の心が落ち着いていなければ、周りの環境をも変化させます。あなたが恐れているとき、衆生もおかしくなることに気づきます。あなたが清々しい気持ちで、胸襟が広くなり、明るくなったとき、周りの環境も変化すると分かります」[1]と説かれています。
その時から、私はひそかに決心しました。どんな時でも、清々しい気持ちで、胸襟を広く、明るく、真に修め、着実に修め、他の人の何かに動じないようにしなければならないと思いました。このように実行しているうちに、周りの環境が大きく変わりました。
今、観光スポットで真相を伝えるにしても、電話をかけて真相を伝えるにしても、どんな人に出会っても、私はできるだけ心を動ずることなく、名誉や辱めにも驚きません。師父がおっしゃった「清々しい表情」、「胸襟を広く」、「明るく」などのお言葉を自分の処世の指南(しなん・教え導くこと)としました。取り除くべき執着心がまだまだありますが、しかし、もっと法を学び、いつも法を基準にして着実に修め、師父がおっしゃった三つのことをしっかり行なえば、絶えず向上でき、師父について家に帰ることができると信じています。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法九』「二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法」