真実を知った父の変化
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年12月25日】1999年7月20日から中国共産党は狂気のように法輪大法を弾圧し始めました。父は中国共産党の毎回の政治運動がいかに人々を苦しめたかよく知っているため、私たちが大法の真相を伝えることを反対しました。

 私には3人の弟がいます。彼らも法輪大法の修煉者で、工場や学校の中核でした。一番上の弟は迫害を受け、五馬坪刑務所に入れられました。弟は大法を放棄せず、「転向」を拒否し、様々な拷問にかけられました。両親は息子のことをとても心配していましたが、どうすることもできませんでした。父は中国共産党の虚言に騙され、息子を罵り、大法を罵りました。

 2008年、五馬坪刑務所から出所した人が家にやって来て、父に「あなたは立派な息子さんを育てましたね。本当に立派な息子さんです」と言いました。それを聞いた父は大変驚き、「息子は刑務所に入っているのに、どこが立派か」と思いました。しかし、刑務所から出て来た人は皆、「あなたの息子さんは大法を放棄しないため、警察官に命じられた受刑者に殴られ、冬にはシャツ1枚で外に立たされ、凍えさせられ、夏には山の上で日に晒され、様々な拷問を受けた」と話してくれました。ずっと中国共産党が宣伝した刑務所の「優れた教育」を信じていた父は、真実を知って「警察官は人間性のない奴だ」と怒りを爆発させ、何度も息子の面会に行きました。しかし、いずれも刑務所に門前払いされ、その上、警察官に恐喝されました。

 父は何度も刑務所の管理局に手紙を書き、刑務所を訴えました。手紙の中には「息子は間違っていない。彼は法輪功を習ったおかげで、健康になった。息子は女遊びも賭博もせず、誠実で優しく親孝行をするよい息子だ。警官らは残忍に息子を拷問し、毎日重労働に従事させ、利益は彼らが自分の懐に入れた。彼らは匪賊よりも悪い」と書きました。父は大法に対して正念を持つようになりました。

 2016年の秋、父は記憶力が衰え、歩くと転倒し、目眩がするなどの症状が現れました。医者から入院して調べた方がいいと言われましたが、私と母は大法の修煉を勧めました。父はまだ迷っていました。ある日、父が宝の本である『轉法輪』を開くと、文字がキラキラ光っているのが見え、とても不思議に思いました。今まで、父は大法の本や真相資料を破ったことがあり、心の中で申し訳ないと思いました。私は「師父は寛仁大度(かんじんたいど・心が広くて情け深く、度量の大きいこと)な方なので、謝れば、師父はきっと見守ってくださるよ」と言いました。

 一番下の弟が両親を連れて我が家に来ました。父は師父の写真の前で両手を合わせ、叩頭して謝り、弟子として受け入れてくださるようにと師父にお願いしました。翌日、父は元気になりました。血圧も正常になり、長年の便秘もよくなりました。今、父はいつも「師父は本当に偉大です。法輪大法は本当に偉大です」と言っています。そして、父は周りの縁のある人に法を広め、真相を伝え、真相のお守りを配っています。

 中国共産党の十九回全国代表大会が開かれる前、地元政府は父から兄弟たちの電話番号を聞き出して、彼らを妨害しようとしました。父親は「それは違法行為だ」ときっぱりと拒否して、来る人たちに周永康、薄煕来らの悲惨な結末を話し、くれぐれも情勢をはっきりと見分けてほしいと説得しました。

 今年新年早々、故郷では親戚や友人を招待して集い、共に食事をする盛大な宴会を開くことになりました。20年も30年も故郷を離れた同郷の人が皆戻って来ますので、父と私たちも故郷に久しぶりに帰りました。私たちは親戚や友人を訪ね、自ら体験した大法の素晴らしさを話し、真相のお守りを贈り、三退を勧めました。

 中国共産党は真・善・忍の正しい信奉を迫害し、人々の道徳と良知を破壊しました。今の中国では至る所に腐敗が横行し、偽物、薬物、性犯罪などが氾濫しています。大法弟子は皆神の道を歩んでいます。本当に迫害されているのは世間の人々と加害者本人たちです。人がやっているのを神は見ておられます。多くの悪人は悪報に遭いました。大法弟子には敵がいません。加害者を怨みません。私たちは世間の人々に大法の真相を知ってほしい、早く中国共産党から脱退して、大法の師父の慈悲なる救済を得て、素晴らしい未来を持つようにしてほしいと心から願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/12/1/377856.html)
 
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