ある留置場所長の変化
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年7月3日】2015年、中国共産党が軍事パレードを行なう2週間前、当局は私が江沢民を告訴したことを理由に、不当に私を15日間拘束しました。私は警察と国保の人達に真相を伝えました。彼らは皆静かに聞いていて、最後に「上からの命令だから仕方がない。私達もやりたくない」と言いました。

 留置場で私は所長に真相を話しました。所長は笑顔で以下のことを教えてくれました。

 2009年、彼は転向班と一緒にあちこちに行って、法輪功の学習者を「転向」させようとしました。その結果、彼は胃腸穿孔となり、病院で治療を受けましたが、1年経っても治らず、病状がますます悪化しました。そのため、彼は仕事ができなくなり、体も悪くなる一方で、最後に、一時危篤状態になりました。絶望の淵に陥った彼は死んだほうがましだと思い、毎日苦しくてたまりませんでした。

 絶望の中、ある日、彼は突然法輪功の学習者が「法輪大法は健康保持と病気治療が出来、平安を守ることができる」と言ったことを思い出しました、彼は心に光が差し込み、命の希望が見え、彼は以前押収してきた法輪功の書籍、DVD、そして小冊子をこっそり持ち帰って、家で真剣に全部読みました。数カ月後、知らないうちに、辛くて我慢出来なかった病気は奇跡的に良くなったのです。

 それにより、彼は大法弟子が言った話を本当に信じるようになり、大法の師父が人を救い済度されていることを信じるようになり、大法は正法で、善悪には報いがあるという天理を信じるようになりました。彼は法輪大法の素晴らしさを身を持って体験し、中国共産党が法輪功を誹謗中傷した虚言を見破り、大法の真相を知りました。そのため、彼は魂が救われ、大法から福報を得ました。

 彼はとても感激して、「私は今、また仕事ができるようになりました。私は必ず良い人になり、すべての人に優しくし、人が困った時できるだけ助けるようにします」と言いました。

 普段、彼は確かにそのようにしました。私が座禅をしたり、動功を煉ったりした時、彼は一切関与せず、他の人に、「寝てないで、用がなければ、彼女と一緒に功を練りなさい。佛のように座禅したらどうか」と言いました。皆は「この所長は人を罵らないし、汚い言葉も使わず、時間通りに皆を戸外に出してくれて、本当に優しいだね」、そして、「所長はシャンプーも足湯もさせてくれて、家に用事があれば、彼の携帯電話をいつでも使わせてくれるから、法輪功の真相を分かった所長はさすがに他の人と全然違う」と言いました。

 出所をした当日は、ちょうど所長が当直で、彼は私に「家に帰ったら煉功をしたければやりなさい」と言いました。私は彼のために心から嬉しく思いました、そして、師父が衆生を慈悲に救い済度されるご恩に対して心から感謝しました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/14/368757.html)
 
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