文/中国の新しい大法弟子
【明慧日本2016年9月1日】(本文は今年3月末に脱稿)私は50歳の教師です。昨年8月に法輪大法の修煉を始めました。その後8カ月、私の心身は大きく変化しました。もっと多くの人々に、法輪大法を正しく理解していただくため、これまでの修煉の過程をお話したいと思います。
思いがけない癌発症に絶望
昨年6月、健康診断で超音波検査をした際に、肝臓に2センチほどの影が発見されました。医者からさらなる検査を勧められ、8月、中国で最も権威ある病院で再検査し、その結果、専門医に90%の確率で悪性だと言われ、立ち合い診察の結果、早期肝細胞癌と診断されました。診断結果を手にして、私は雷に撃たれたような激しいショックで、全身汗びっしょりになりました。
私はこのようなショックに耐えられませんでした。私はB型肝炎にもC型肝炎にもかかったこともなければ、家族にもそのような病歴はありません。その上、たばこも吸わず、お酒もあまり飲まず、普段、しっかり体を鍛えている私がどうしてこんな結果になったのか、とても納得できず、絶望状態に陥りました。専門医は放射線治療が必要だと言いましたが、しかし、1回だけの治療では、完治の保証はないとも言いました。こうして、私は治療室で2時間ほど治療し、1週間入院しました。
退院前夜、私は妻に付き添われて散歩しました。1キロほど歩くと、私はもう疲れて歩けなくなり、しばらく休みたいと言いました。これまでの私は、毎日午後、バスケットコートを40分間ぐらい何周も走っていましたが、全く疲れを感じないほど元気でした。涙が浮かんでこぼれそうになりましたが、妻に見られたくなく、私はじっと堪えました。
退院する時、医者から、毎月1回の血液検査と、2カ月に1回のMRI検査をして、その検査結果を必ず病院に届けるようにと言われました。そして、3カ月分の薬と漢方薬の処方箋を持ち、病院を出る間際に、医者は冗談で「これから、あなたは病院の常連客になりますよ」と言いました。
こうして、疲れきった体を引きずって、落ち込んだ気持ちで家に帰りました。
大法を修煉して、九死に一生を得る
毎日辛そうな顔をしている私を見て、妻は法輪功を修煉するようにと勧めてくれました。実は、1997年、大法が私の町で広く伝えられた時、妻は煉功の友だちと一緒に我が家で、師父の説法のビデオを見ました。当時、私は映像機器の取り付けをしていて、彼らに一緒に見るようにと勧められましたが、しかし、私は大法がただの気功で、病気治療と健康保持のためのものだと思い込み、自分は健康そのもので、学ぶ必要はないと思っていました。
2014年、バスケットボールをしていた時、激しい運動中に、左の視床後部に軽い血栓ができて、入院しました。退院後、妻にまた修煉を勧められ、私は『轉法輪』を数ページ読んだだけでしたが、体がとても早く回復しました。そこで、私はまた酒食と遊興の日々を送り、常人の生活を楽しんで暮らしていました。
今、このような苦境に直面して、私にはもう他の選択肢はありません。そこで、半信半疑でしたが大法の修煉を始めようと決めました。妻は傍らで私と一緒に師父の説法のビデオを見て、また、一緒に『轉法輪』を学び、毎朝、一緒に煉功しました。私は両足で座禅(結跏趺坐)を組めないのですが、しかし、片足(半跏趺坐)でも、45分間必ず組むようにしました。現在までずっと堅持しています。
体調は少しずつ回復しました。大法の修煉をして4カ月後、私は薬を全部やめました。今、すでに8カ月が経ちましたが、毎月の血液検査はいつも正常値です。
絶えず法を学ぶことによって、私は「徹底的な無神論者」から、大法を固く信じる信奉者になりました。それに、はっきりと神佛のご加護を感じています。退院して、煉功した最初の朝、抱輪の動作になり、もうこれ以上我慢できない、諦めようとした時、妻がそばで師父にご加持をお願いしました。すると、5式の功法を一気にやり遂げることができました。また、ある日の朝、起床して煉功する時間になった時、1本の指がベッドの下から私の腰をとても力強く突いて、目を覚まさせました。それは師父が煉功をさせるようと起こしてくださったのです。師父のご加持がなければ、私は全く何もやり遂げることができません。
「真・善・忍」に基づき 心性を高める
私はとても負けず嫌いで、そして、とても面子を重んじており、生活あるいは仕事の面でも、決して人に後れを取ることに甘んじていませんでした。また、決して損をしたくない人でもありました。定期市に行き野菜を買うにしても、必ず見比べて、値段を把握してから買うようにしていました。修煉後間もなく、決して損をしない私は損をすることを覚えました。
ある日、スーパーで爪楊枝を買う時、うっかりして、爪楊枝1箱が床に落ち、私はす早くしゃがんで散らばった爪楊枝を箱に収め、蓋をしようとして、蓋が壊れていることに気づきました。値段を見ると、四十数元でした。周囲を見ても、誰もいません。店員は私の傍を行ったり来たりしていましたが、誰も私のことを見ていませんでした。
以前の私でしたら、きっと知らん顔をして逃げ出していたでしょう。しかし、今、私は「真・善・忍」に基づいて行動しなければ、大法弟子の称号に相応しくないと思い、そこで、壊れた爪楊枝の箱をレジに持って行き、代金を支払いました。店員が不思議そうな顔で私を見ていたので、説明しました。周囲の人もとても不思議そうな表情でした。しかし、私の心はとても平静でした。
今年1月27日、私は山で採取した水を買いに、水売り場に行きました。ついでに隣の売り場で里芋を買いたいと思いましたが、あいにく、その売り場の店主は不在でした。私は水売り場の王さんに、「里芋の店主は?」と尋ねました。王さんは「どうして?」と聞いたので、その理由を話すと、王さんは自分の店の裏から1袋の里芋を取り出して、5、6キロぐらいで25元だと言いました。私は30元渡して、その里芋を買って帰りました。
家に帰って、袋を開けて見ると、四分の一の里芋はすでに傷んでいました。私は気にせず、少しを台所に持って行き、水で洗いました。傷みがあれば、その部分を包丁で削り取り、傷みのひどいものは処分しました。こうして、8割は傷みがあることが分かりました。「王さんはきっと芋が傷んでいることを知らなかったのでしょう」と思いました。もし以前の私でしたら、次回水を買う時、きっと全部取り換えてもらうことでしょう。しかし、今、私は大法弟子ですから、寛容な気持ちを持たなければならないと思い、すべて放下しました。
その後、予想もできない不思議なことが起きました。旧正月が過ぎて、実家から帰って来た時、里芋を全部捨てようと思い、見ると、里芋はまだ大丈夫そうで、洗ってみると、正月前と違って、8割はいい状態になっていました。きっと師父が私を励ましてくださっているのだと思いました。
私は若いのに、二度も大きな災難に見舞われ、運命の不公平さを怨んでいました。大法を学んでから、人生の真の意味が分かり、「真・善・忍」に基づいて、誠実で、善良で、寛容な人になります。師父は私の体を浄化してくださいました。今の私は健康で幸せです。
私は大法の修煉の道を歩むことができ、大法弟子になり、私はこの上なく幸運です。法輪大法は実に神秘的で高レベルの佛法です!