文/ 山東省の大法弟子
【明慧日本2016年7月26日】私は68歳です。1992年、腰椎椎間板ヘルニアを患い、腰部脊柱管狭窄症により神経が圧迫され、下半身の痛みやしびれで働けなくなり、工場を退職しました。その後、二十数年の間、 体の状態はますます悪くなる一方で、高血圧、糖尿病、冠状動脈性心疾患、腰椎椎間板ヘルニア、両下肢動脈硬化・・・などの病気の他、さらに深刻な「褐色細胞腫」も患いました。
2014年3月、突然、脳梗塞を発症し、私は病魔に再度打ちのめされてしまいました。手足が痺れ、痙攣し、思うように行動できませんでした。
様々な病気を患っていたため、数種類の薬を1日3回、十数錠を飲み、また、1日4回、インシュリン注射をしなければなりませんでした。二十数年来、飲んだ薬の量は、車1台分にもなるでしょう。その上、毎年1、2回、必ず緊急に受診・入院し、費やしたお金はさておき、その辛さは耐え難いものでした。
アレルギー体質のため、ちょっとうっかりすると、血圧はすぐに上は250に上がり、下は60まで下がり、直ちにショック状態になり、意識を失ってしまいました。このようなことは何度も繰り返して起きました。長く治療をしましたが、効果はなく、大病院の主任や専門家達もお手上げ状態でした。その後、私は上海や北京の有名な病院に転院させられ、色々調べたあげく、「難病」と言う結論だけでした。
2014年の年末、連れ合いが突然亡くなりました。それは、また大きな打撃でした。どん底に落ちた私は、人生を終わらせたいと思いました。
私が最も辛くて、孤立無援で、失意のどん底にあった時、同僚たちは私に福音を送って来てくれました。彼女たちはそれぞれ、法輪大法の修煉体験を話し、また、お守りをくださり、「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と誠心誠意念じるように、そして、「あなたを助けることができるのは師父だけです。しっかり法を学び、煉功すれば、きっと不思議なことが起きますよ」と教えてくれました。
私は心の中では、どうせ他に道がないから、試してみようという半信半疑の気持ちから、このようにして大法の修煉の道を選びました。
私は幸いにも2014年11月17日、大法の修煉を始めました。同僚たちは貴重な書物『轉法輪』や、その他にも『洪吟』、『明慧週刊』、修煉者の交流文章なども持ってきてくれました。それから、私は『轉法輪』を読み始めました。
ちょうど第三講を学んだ時、私はとても心を揺さぶられ、うれしくなり、感情が込み上げてきました。目からうろこが落ち、ぱっと明るくなったような感じがしました。私はこれでやっと本当の自分を見つけ、人生の本当の意味が分かりました。その時から、私は本の中の法理に引きつけられ、毎日1、2講を学び、煉功し、正念を発するようになりました。
修煉を始めた当初、二つの不思議なことが起きました。それは私の修煉の信念と決意を一層強固にしてくれました。
私は下肢の動脈硬化で、血液の循環が悪く、体を動かすことが大変でした。歩くのも難しく、外出する時、いつも手押し車を使用していました。ある日、用事があって、手押し車で出かけましたが、かつてない軽快さを感じました。今までは、手押し車に体重をかけ、前へ進むのは大変な苦労で、手押し車に引っ張られて歩いていた私が、その時、たちまち驚いたり喜んだり。これは師父が私を助けてくださったのだと分かりました。急に胸に熱いものが込み上げてきました。
こんなことがありました。子供達の車に乗っていた時のことです。走行中のトラックが突然進路変更し、直進していた私たちの車が、もう少しでトラックの後輪にぶつかりそうになりました。助手席に乗っていた私は驚いて、思わず「法輪大法は素晴らしい」と叫びました。その瞬間、車は急停車して、事故を免れました。2人の子供は私と顔を見合わせて、ニッコリしました。幸運でした。大法は実に不思議です!
ある日、師父の煉功ビデオを見ていました。法輪椿法の頭前抱輪を見た時、私は突然転倒し、目まいがして、手足が痙攣し、汗がだらだらと滴り落ちました。床の上で動きがとれなくなりました。そばには誰もいません。しかし、痛くも怖くもなく、師父のお言葉、「あなたが修煉しなければ、何も面倒を見ませんが、修煉すれば、最後まで助けてくれます」[1]を思い出しました。そこで、私は師父に助けていただくようお願いし、そして、正念を発して1時間後、私は立ち上がりました。無事でした。それ以後、長年の左耳の耳鳴りが消えてなくなり、頑固な不眠症も大いに軽減し、目まいもある程度緩和されました。
また一度、突然、両便とも出なくなり、16時間も続きました。私は居ても立ってもおられず、お腹がパンパンに張り、痛くて耐えられませんでした。一体どういうことなのか? 同修に電話をして交流しました。同修は我が家に来て、正念を発し、内に向けて探すよう教えてくれました。2時間後、問題は解決しました。
毎回、問題が起きたら、それはすべて試練です。もちろん向上する機会でもあります。心性が高まれば、問題は解決します。これもまた大法の不思議さを感じさせます。師父の度々の啓発により、私は「病気がある」という心を次第に放下しました。
9カ月だけの修煉で、二十数年間の病苦から解放されました。無病で軽快な体の素晴らしさを感じさせていただきました。本当に奇跡です。師父の慈悲なる救い済度がなければ、今の私はいません。
(注:この文章は2015年8月に脱稿)