新しい大法弟子 「学法は私の生活の中で最も重要」
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文/ 米国の大法弟子

 【明慧日本2016年7月24日】私は2014年に法輪功の修煉を始めた新しい大法弟子です。以前の私は法輪功に対する理解が浅く、新唐人テレビを見てから、たくさんの恩恵を受けました。また法輪功に対して本当の理解が得られました。法輪功は病気治療や健康保持にとどまらず、人の道徳水準を向上させることができ、本当に高徳な大法であることを知りました。

 私の知り合いには法輪功修煉者がいないので、ネット上で法輪功に関する情報を探しました。法輪功の五式の功法をやっと探し当て、さっそく李洪志師父の功法のビデオを見ながら、私も煉功を始め、またオンラインで『轉法輪』と師父の各地の法会での説法も読み始めました。

 私は新しい大法弟子ですが、その時すでに60歳でした。しかし、師父はこんな私を少しも嫌がらず、見捨てておられません。師父は「縁は已に結ばれ 法修して 多く書を看れば 圓満近し」[1]とおっしゃっています 。私は『轉法輪』という書籍を受け取ってから、本当に貴重であると思いました。まるで子供のように嬉しくて胸に抱きかかえ、求めていたものをやっと得ることができたと感じ、未だかつてない尊敬の念が内心から湧き起りました。

 不思議なことがありました。その日の夜、夕食を食べてから、いつものようにパソコンを開いて少し時間つぶしをしようとしました。しかし、連続して2回開いても青いシールドが表示され、どうしても開くことができず、開かなければもう見ないでおこうと思いました。私は心の中で、これはきっと師父が時間を浪費してはならないと啓示してくださっているに違いないと思いました。そこで、『轉法輪』を抱いて、急ぎ足で上の階の部屋に行き、真剣に読み始めました。

 さらに不思議なことがありました。その日の夜、ベッドに横になっていると、身体が漂っているかのようにとても軽く感じ、引き続き、誰かが私の身体に次々と重なって私を下へ押しているように感じました。 力はとても強く、全身の動きがとれず、全身と口がまるで圧迫されて変形したかのようでした。だいたい20秒ぐらい続きました。続けて、お椀大の白くて柔らかい雲が見えました。それが直接私の頭頂部から入ってきました。その時、これはきっと大法と関わりがあり、何らかの作用があるのだろうと思いました。本を読み法を学んだ後、これは師父の法身が、私の身体を調整し、浄化してくださったのだとやっと分かりました。

 師父は説法の中で何度も、必ず本を多く読み、本を多く読むようにとおっしゃっています。本を読み、法を学んだ後、私の心性はとても大きく向上することができました。私は完全に生まれ変わったとも言えます。以前は何事か起これば焦ってイライラし、何らかのトラブルが生じたら、どうしても問題をはっきりさせなければ気が済まず、口論をしても弱みを見せようとしませんでした。

 若い時、父親にも「虎の尻は撫でられない」(危なくて手が出せないという意味)と言われました。修煉してからは心性を修煉することの重要さが分かり、問題が起きれば自分を探します。現在は何事に遭っても心は平静で穏やかです。トラブルが生じても、私はすぐに自分は修煉者だと意識し、どんなことに対しても、執着して解釈するようなことはしなくなりました。私は師父がおっしゃったことを心に深く刻み込んでいます。「良いことにあっても悪いことに遭っても、皆良いことです」[2]。また、「出来事一つ一つも偶然なことではありませんでした」[3]と師父はおっしゃいました。

 私は大法を学んでから、物事の良し悪しを分別する能力がさらに高まりました。それは今年の初めのことでした。妹が今中国国内でとても流行っている、処世術の「格言」を一揃い送ってきてくれました。「格言」にはそれぞれ美しい絵が添えられていました。最初の格言を見た時、私はとても強い反感を抱きました。頭が真っ白になり、直ちにそれを閉じてしまいました。その歪んだ理で、修煉している自分を汚したくありませんでした。以前修煉していなかった時、そのような格言を見れば、決まって書き写し、貴重なものとして処世術の経験と教訓としていました。現在はもう、見てはなりません。なぜなら、それは大法と真・善・忍に完全に背反しているからです。

 何日か後、妹が「格言」を見たかどうか訊いてきました。私は妹に、「見ていないよ。私は見てはいけないの。でも、私はあなたに感謝しているよ。なぜなら、あの格言を目にして、私は何が本当に良いもので、何が歪んだ理であるかが分かったからよ」と言いました。私はこの機会を利用して、妹に修煉者の心性の要求を説明しました。それらの格言は、全て人間が利益のみを追求し、私利私欲をむさぼることを教えているのです。私たち修煉者はまさにそれを修煉によって取り除かなければなりません。そして、私は妹にどうして法輪大法が素晴らしいかの道理を教えました。

 妹は悟性がなかなか良く、私が修煉を始めてから一度、妹にテレビ電話で真相を伝え、三退を勧めました。何日か後にまたテレビ電話をすると、妹の顔色が良く、ほんのり赤みもさし、輝いているように見えました。私は妹にどうして顔色がそんなに良いのかと聞きました。妹は微笑みながら、右手を挙げて額の上で一振りし、「それはきっとお姉さんが私の獣印を叩き落とすのを手伝ってくれたからじゃないの」と言いました。

 この2年来、私は法を学び、煉功以外にもできるだけ、古い修煉者について新聞を届けたり、真相を伝えたり、三退を勧めたり、神韻の幟旗などの資料を掛けたりしました。私は大法の威力に深く感動し、私をずっと守ってくださり、心性の向上を加持してくださっている師父に深く深く感謝しています。

 現在の私にとって、少しでも早く大法に同化するように、法を学び、法を聞くことは、私の生活の中で欠かすことのできない最も重要な部分になりました。また、私の精神面での最大の支えにもなっています。法を学び、法を聞き、大法弟子が作った歌を歌い、私は毎日大法の中にいて佛光を浴びています。

 私が修煉を始めたのはとても遅く、師父にお会いする機会がなかったのですが、私は固く信じています。朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり。「師は入口まで導くが、修行は各自にあり」[4]です。私は大法の要求に従い、確固として修煉すれば、私は師父の弟子です。私は精進し、一歩一歩大法に同化し、師父が私に示してくださった返本帰真の道を歩んで行きます。師父の慈悲なる救い済度に感謝します。

 注:

 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「安心」

 [2] 李洪志師父著作:『二〇〇五年 サンフランシスコ法会での説法』

 [3] 李洪志師父著作:『北米第一回法会での説法』

 [4] 李洪志師父著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/6/27/330574.html)
 
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