『轉法輪』は、私の心を動かした唯一の本
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文/中国・吉林省の大法弟子

 【明慧日本2016年8月25日】私は農村の中学校教師です。結婚してから夫婦間や姑とのトラブルが相次ぎました。そのうえ乳腺炎を患い、専門医を訪ねたこともあります。私の伯父夫婦と母は法輪大法を修煉しています。修煉前の彼らは多くの病気を患っていましたが、修煉してすべての病気から解放されました。伯母は私に危険に遭遇したとき「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と念じるように教えてくれました。

 ある日、専門医に診察してもらうため病院で順番待ちをしていました。前に並んでいた患者の殆どが、乳腺癌と診断されたと聞き、私は緊張しました。そのとき、伯母の言葉を思い出しました。私は目をつぶって「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と誠意を込めて数回心の中で念じ「これを無事に乗り越えたら、私も母と一緒に法輪大法を学ぼう」と思いました。検査の後、医者は「問題ない」と言いました。私は自ら法輪大法の良さを経験したので、半信半疑だった大法を堅く信じるようになりました。

 しばらくしてから、父が突然世を去りました。一家は悲しみに包まれました。伯母はうちの家に来て、1カ月半ほど母のそばにいました。彼女たちは毎晩法輪功を煉るので、私も一緒に動作を学びました。しかし『轉法輪』を一度も読みませんでした。

 2013年、今までよくなかった姑との関係が、ある事件をきっかけにさらに悪化しました。義理の妹が大学を卒業後、仕事に就き、結婚することになりました。相手の男性は家計が貧しかったため、姑はこっそりと娘夫婦のために家を用意しました。私はこのことを知り、憤慨し夜眠れなくなりました。「私の結婚祝いに出された金額と娘を嫁に行かせる金額には、雲泥の差がある。家を用意しただけでなく、さらに30万元も娘に渡して、金の出し方があまりにも極端だ。私が家を買おうとしたとき、なぜあんなに出し渋ったのか? 以前、姑から5千元借りたことがあったが、1年も経たないうちに家族揃って、返済を求めに来たではないか? それに、私の息子に1円でも使ったことがあるのか?」などと思い起こし、悶々として眠れませんでした。

 さまざまな不平不満で私は心のバランスを崩し、心臓に問題を引き起こし、乳腺房増殖症も悪化しました。その時、私は伯父さんから借りてきた『轉法輪』を思い出しました。一講一講と読んでいくうちに、私は涙を流しました。「なぜもっと早くこの本を読まなかったのか」と後悔しました。本を読むことで苦痛から解放され、今まで知りたくても答えが得られなかった多くの疑問が、師父の教えによって解明されました。こんな良い本を家に置きながら、私はなぜ大切にしなかったのでしょうか?

 私は半年かけて師父の説法を一通り読みました。その後、私は師父と大法を堅く信じ、2年間の修煉の間まったく薬を飲まず、心臓病が治り、乳腺房増殖症も治って、背中の痛みも消えました。

 考えてみれば、今まで夫の家族から受けた苦痛は全部良いことでした。それがなければ私は大法修煉を始めませんでした。法理から分かったのですが、世の中には偶然なことはなく、すべてにおいて因縁関係があります。心を楽に持つようになってから、家庭も睦まじくなって、姑の家族との関係も改善されました。

 中国共産邪党の毒害を受けた夫は、私の修煉に賛成せず「法輪功以外なら、何を信じても構わない。向かいのお婆さんと一緒にキリスト教を信じたらどうだ? 中国共産党がダメと言っているから、あなたもやめなさい。迫害を受けている人が大勢いるじゃないか。名誉が回復されてから信じたらどうだ?」と言いました。私は「法輪功は人々を救い『真・善・忍』に従い良い人になるように指導してくれる正法です。それなら、法輪功に迫害を加えるのはどんな人だと思いますか? 逆に考えればすぐ分かるでしょう。テレビ放送は全部嘘偽りで、メディアが政府当局に操られているだけです」と言いました。夫が反対すればするほど、私は大法をますます堅く信じるようになりました。昼間、は仕事で忙しく、夜になると麻雀に没頭し、滅多に家にいません。師父のご加護の下で、不思議にも、私はこのような自由な環境の中で、今日まで修煉の道を歩んできました。

 息子は中学校2年生で、私の修煉の全過程を知っており、支持してくれていました。偶然の機会に、息子はある同修と連絡が取れて、明慧放送の入るラジオをもらってきて、毎晩放送を聞き始めました。息子が夏休みや冬休みに入ると、母と息子と私の3人で学法グループを形成し、一緒に学法しました。そのおかげで、勉学を怠けていた息子は、勉学にも励むようになりました。

 二十年前に養子として他人に預けた伯父の末娘が、紅斑性狼瘡を患い完治が難しいと医者から言われたそうです。伯母さんは「一緒に暮らしていなかったものの、大法弟子の家庭で生まれた彼女は、きっと大法との縁がある」と言って、私に彼女の三退を依頼しました。末娘が中国共産主義青年団から脱退した後、奇跡的に健康を回復しました。彼女は私が三退を行った第1番目の人です。私はふたたび大法による奇跡を見ました。それから、私は親戚や同僚に三退を勧め始めました。重病を患った2人の同僚は、三退してから随分健康になりました。修煉を始めて2年余りで、私は計十数人の三退を行いました。私は修煉においてまだまだ遅れているし、さらなる努力が必要だと実感しています。

 教師として多くの本と接してきましたが『轉法輪』が唯一、私の心を動かした本です。人生とは本来一つの謎ですが、『轉法輪』がその謎を解き明かしてくださいました。道徳が著しく退廃した今日において、法輪大法は人々の心を浄化し、道徳水準を高め、人々に魂の落ち着き先を与えてくださいました。師父に済度されたことを感謝致します。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/20/333088.html )
 
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