息子の変化は教師と親戚を驚かせた
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年9月12日】私はごく普通の法輪大法の修煉者です。ここでわが家を代表して慈悲で偉大な師父の救い済度のご恩に深い感謝の意を表したいと思います。

 1995年、私は妻と結婚した後、小さな商売を営みながら、仕事に追われる毎日を送っていました。息子が生まれてから、彼が成長する過程において、私達夫婦は子供の教育にあまり熱心ではなく、正直に言えば、子供の教育についてよく分かりませんでした。息子は私の言葉で言うと「野放し」状態の中で育ちました。

 1996年の年末、私と妻は幸運にも『轉法輪』に出会いました。当時、毎日金を稼ぐことに忙しく、2人は『轉法輪』を拝読しましたが、本の本当の素晴らしさを理解していませんでした。1999年、江沢民集団が法輪功を弾圧し始めたため、私達もそのまま修煉を放棄してしまいました。

 あっと言う間に13年経ちました。多くの苦難と不如意を経験して、人生に困惑と迷いを感じ時、同修の粘り強い助けの下で、2012年、私と妻はついに法輪大法の修煉に入りました。絶えず『轉法輪』とその後の師父の著作を学ぶことによって、私は法輪大法の偉大な法理に心から敬服し、震撼させられました。そして、修煉とは何かについても、ようやく分かるようになりました。私は大法の法光をたっぷり浴び、この上ない幸せを感じました。

 息子は高校に上がりました。ある日、担任の先生から、「お子さんは今恋愛をしているようだ。早くストップをかけないと、退学させられる可能性がある」と言われました。妻が息子と話をしたら、息子は「僕はもう大人だ。何でも分かっている。あなた達は僕の表面を管理出来ても、僕の心は管理できない。そんなことを言われても、なんの役にも立たないよ」と言いました。

 息子の言葉を聞いた私は大変驚きました。そして、焦り、困り、手詰まり感を感じ、どうすればいいかとじっくり考えました。そこで、「法輪大法の法理は最も正しい、大法は人に善に導き、すべての間違いを正す威力がある。息子が大法の本を読んでくれれば、きっと心が変わる。彼の心はきっと法によって正される」と思いつきました。そして、「息子の言う通り、心が変わらなければ、外の形式が変わってもなんの役にも立たない」と思いました。

 ある日、私はチャンスを見て、息子に穏やかな口調で、「君は大人になったね。『轉法輪』と言う素晴らしい本があるが、読んで見たらどうか? きっと君の人生に大きく役に立つよ」と言いました。思いがけないことに、息子は私の話を聞いてから、すぐに『轉法輪』を手にして読み始めました。

 しばらくしてから、恐らく『轉法輪』を半分ほど読んだ時、息子は母親に「お母さん、どうすべきかよく分かった。もう私の事(恋愛をすること)を心配しなくていい。僕はなんとかするから」と言いました。その後、彼は約束を守り、恋愛関係を断ち切りました。息子は『轉法輪』から人間が身を処する道理が分かり、恋愛関係だけではなく、私達が知らなかった万引きや喫煙も止め、相手の女の子にもしっかり勉強しなさいと説得しました。

 私達は子供の早期教育に力を入れなかったため、息子は勉強にあまり興味を示さず、成績もとても悪く、特に高校に上がってから、毎回、テストの成績はいつも学年のビリでした。勉強ができないから、彼の将来のために、私達は他の進路を考えました。息子は絵を描くのが得意なので、私達は美術の授業を受けさせ、将来美術関係の大学に進学してほしいと考えました。

 子供は『轉法輪』を学んでからそれほど経っていないのですが、大法は彼の智慧を開いてくださいました。大学受験前の美術の集中講義で、あるとても経験のある先生は息子に、「君のこの年で、デッサンがここまでできたら、もうこれ以上伸ばすのは難しい」と言いました。

 しかし、デッサンの先生が言った数日後、先生は息子がとてもできるはずのないところまで力を伸ばしたことが分かりました。そして、「この年の子供では、相当の練習を積み重ねなければできるはずのない技法を、この子はどうしてこの短い間にできたのか」と、とても不思議に思いました。画を描いている過程においても、息子はずっと『轉法輪』を読んでいました。残念ながら、息子は先生に「これは大法が与えて下さった能力だ」と伝えませんでした。その後、息子は「僕は『轉法輪』を読んでから、画を描く時、構想がどんどん出て来て、上達がとても早く、いつも思いがけない収穫がある」と言いました。

 大学試験を受けた最初の年、息子は受かった大学があまり気に入らなかったため、1年浪人をしてから、翌年やっと念願の美術大学に合格しました。周りの親戚や友人も非常に喜んでくれて、そして羨ましがられました。高校の美術の先生も、「この学校で十数年も教えているが、このランクの美大に受かった学生は、お子さんが2人目です」と、とても嬉しそうに言いました。先生もこのような生徒がいることを誇りに思っておられました。友人は冗談で、「この高校は毎年清華大学や北京大学に受かった子はいますが、このランクの美大に受かった子はそういません。希少価値は凄いですよ」と言いました。その時、私はとても誇らしく、「息子が『轉法輪』を習っていなければ、このような良い成績を上げる事はできません」と言いました。

 私達家族は「このすべては師父と大法が与えて下さった」異なるをよく知っています。息子はすでに大学に入学しました。彼の心の中に法があるため、私達はもう彼の事を心配していません。なぜなら、大法は彼の言動を指導してくださり、大法の師父は彼を管理してくださり、彼は自らの人生を正しく歩むことができると信じているからです。

 私達すべての修煉者は大法に根を下ろしています。大法の「真・善・忍」は私達に命の方向と言動の基準を示して下さっています。今の中国では、中国共産党はまだ大法に対する迫害を続けていますが、しかし、修煉者の断固たる修煉の心は誰も変える事は出来ません。

 再び恩師に叩頭して拝みます!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/3/350742.html)
 
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