真面目に学法してからの変化
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年9月21日】私は1996年に嬉しくも法を得ました。両手に『轉法輪』を捧げて読み始めると手放すことはできず、大変貴重なものだと感じました。人生の真諦がすべてその中にありました。師父は私達に宇宙の特性、真・善・忍の基準に基づいて修煉し、自分を向上させ、さらに良い人になるように教えてくださいました。師父は「そのうえ皆さんは、高次元の法を必ず徹底的に学んで、どのように修煉するか分かるようにならなくてはいけません。五通りの功法を一度に習得して、全部覚えなければなりません。将来あなたはきわめて高い次元、あなたが思ってみたこともない高い次元に達することができ、間違いなく、正果が得られるのです」[1] と説かれました。私はこの段落の法を銘記(めいき・心に深く刻みつけて忘れないこと)し、法をしっかり学ぶために、『轉法輪』を暗証して、自分の修煉を指導することにしました。

 法を暗証していく中で、いつも先の文を暗証すると、前の部分を忘れてしまい、なかなか覚えられませんでした。そこで、第一講を暗証した後、一度暗証を停止する事にしました。これほど年を取っているし、もう80歳にもなり暗証するのは難しいかもしれないと思っていました。しかし、師父は「『轉法輪』を一遍読み終えるたびに少しでも分かるようになったら、すでに高まっています。一遍読み終えるたびに、ただ一つの問題が分かっただけでも、それも真に向上しています」[2]と説かれました。私は法をしっかり暗証するには、必ず人間の観念を変え、焦る気持ちを克服し、邪魔を取り除くべきだと思いました。そして、私は一回、また一回と暗証し、最初から一文、一文ずつ暗証し、そして一段落また一段落、次に一節また一節と暗証しました。現在は非常に速いスピードで暗証できるようになりました。暗証すればするほど、順調になり、暗証したくなります。暗証と通読を通して『轉法輪』をすでに100回以上暗証しました。

 私は2年前に一度転びました。当時、法理に基づいて認識することができず、うちに向けて探さなかったため心性が向上できず、人間の認識に留まっていました。それに執着心が大変強くて、修めようもなく、身体にも老化現象が現れました。腰が痛み出して曲がり、まっすぐにすることが出来ず、ゆっくり歩く事しかできず、髪も真っ白になり本当にお婆さんになりました。大法弟子として、これではどのようにして実証していくのか。どのようにして使命を全うしていくのかと思いました。私は問題の重大さを認識し、真面目にうちに向けて探すことにしました。肝心なのは学法しても集中できないため、頭に入らず、形式だけに留まり、本当に着実に修めることができませんでした。自分の状態を変えるには、必ず観念を変え、自分の各種の欲望と執着心を取り除き、その「老いる」状態を認めず、学法に力を入れ、精進して着実に修め、修煉当初の初心に戻ることでした。

 師父は「心性が高まってくると、身体にも大きな変化が起こります。心性が高まってくると、身体を構成している物質も間違いなく変化が起こります」[1] と説かれました。師父の保護の下、同修の助けもあり、私は真面目に学法し、法を暗証し、同時に煉功を強化しました。毎日明慧ネットの体験文章を読み、自分に照らし合わせると、非常に大きな啓発を受け、向上も非常に速くなり、修煉状態は良い方向へ進みました。いまは歩く時身体が軽やかで、黒い髪の毛も生えてきて、また肌がきめ細かくなり、顔色も良くなり、顔のしわも非常に少なくなりました。

 でかけて真相を伝える時、「あなたは何歳くらいですか」とよく聞かれます。私はそろそろ80歳になります。と答えると、「どうやって手入れをしているのですか? とても顔色がよく、本当に元気ですね、80歳にはとても見えません」と言われます。私は「法輪功を学んでから、こんなに元気になりました。以前とは比べものになりません。大法の師父は人に真・善・忍の原則にしたがって良い人になるように教えておられます。病気治療と健康保持に奇跡的な効果があるだけでなく、道徳や思想も向上し、国に対しても人々に対しても、百利あって一害なしです。元中国共産党のトップの江沢民の法輪功に対する迫害は完全に間違っており、違法です。テレビやメディアで宣伝しているものはすべて嘘偽りです。『天安門焼身自殺』は江沢民と党幹部らがでっち上げたものです。真・善・忍を修煉する善良な人々を迫害するために、手段を選ばず法輪功に濡れ衣を着せて罪に陥れました。私達は真・善・忍という真理に従って、真相を伝えていますが、完全に合法的です。」と伝えました。これを聞いていた多くの人は真相が分かり、三退をしました。

 一度江沢民を告訴したことを理由に派出所、コミュニティの人が私と談話しました。「この告訴状はあなたが書きましたか?」と聞かれ、私は正々堂々と彼らに「私が書きました。誰もが江沢民を告訴すべきです。なぜなら、江沢民が法輪功を迫害していることは国家憲法に違反し、さらに、国家の人権法にも違反し、反人類罪、酷刑罪、ジェノサイド(その共同社会や民族を滅ぼすほどの大量殺害)を犯しています。法輪功は佛家大法であり、高徳な大法で人に良い人になるように教えています。しかし江沢民は法輪功を迫害し、人が良い人にならないように仕向け、良い人を迫害しています。みな彼を告訴すべきではないでしょうか?」と説明しました。すると、その中の一人が、「あなたは法輪功をやって、とても元気なので、自宅でやってください」と言いました。私は「みなさんに感謝します。皆『法輪大法はすばらしい!  真・善・忍はすばらしい!  』と覚えてください。私はもう帰ります。」と言い残して、そこを去りました。そして、コミュニティの主任は私を入り口まで見送ってくれました。

 私は法を暗証する過程は心性を向上させ、思想境地を昇華させる過程であると、しみじみと感じました。私は少しずつですが、理性的に本当に大法を認識することができ、向上してきました。師父の慈悲なる済度に感謝申し上げます。弟子はただ精進に精進を重ね、最後の時期をしっかりと行い、さらに多くの人を救い、円満成就し、師父について自分の家に帰りたいと思います。

 以上は、個人の体験ですが次元に限りがあります。妥当でないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「法を学ぶ」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/16/371047.html)
 
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