長い間 法輪功を煉功しなかった深刻な教訓
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年2月14日】私は1997年から法輪大法を修煉している古い弟子です。今も覚えていますが、1997年自転車に乗っていて転んで骨折し、2カ月間過ぎても治りませんでした。隣に住んでいた修煉者に何度も勧められて、初めて煉功点へ行きました。家から煉功点までは十分ぐらいの距離でしたが、私はほぼ1時間かけて歩きました。煉功を始めると足が痛くて動作をするのが大変で、皆がまずそばで見ているように勧めました。しかし私はもうここへ来た以上は、どんなに足が痛くて難しくても、やり続けるべきだと思いました。1時間の煉功が終わると身体が非常に楽になり、足もほとんど痛くなくなり、帰る時は来るときと比べ、歩くのが非常に楽でした。

 法輪大法を修煉してから今までを振り返ってみると、向上と収穫も多くありましたが、残念な部分や足りない所もありました。うまくできた所もあれば教訓もありました。私にとって最も深刻な教訓とは、数年間よく煉功してこなかったことにより、招いた病業です。

 1999年7.20から中国共産党は法輪大法への酷い迫害を始めました。強制的に洗脳される中で、私は本心ではなかったのですが、「これからは煉功しない」と言ってしまいました。その時から私は、一度も法輪功を煉ったことがありませんでした。しかし依然として、『轉法輪』の本を読み学法をしていました。そして『真・善・忍』の基準で自分を律し、大法弟子としてやるべきことをやっていました。

 2000年の7月、私は10人余りの法輪功学習者たちと共に汽車に乗り、大法のために公正な声を発するために北京に向かいましたが、途中の昆明で強制連行され、1カ月間拘禁されました。その後、私は学法と交流に参加したことを理由に、2年間労働教養を強いられました。そこを出た後は緩むことなく、大法弟子のやるべき三つのことを行ないました。市民に真相を伝えて衆生を救いましたが、それでもずっと、法輪功を煉功しませんでした。その当時、いつも自分の修煉状態が良いと思い、得意になっており、自分は師父の法を正す進展について来ているとさえ、思っていました。

 しかし、2017年になって私には重い病業の状態が現れてきました。頭痛がだんだんと酷くなり、背中や胸にまで影響が出始めて、頭を動かすことが出来なくなりました。頭を少しでも回したり、歩いたりして振動があると、激痛を引き起こしました。歩く時、座る時、寝る時でさえも、両手できつく頭を抱えなければならず、そうしなければその振動によって、頭部に耐えがたい痛みをきたしました。頭以外にも、太ももの付け根にしこりが出来ました。しこりはますます大きくなり、アヒルの卵くらいになり、その痛みは耐え難く、歩く時の摩擦による痛みはもっと酷いものでした。

 最初の頃は、続けて同修の所へ真相資料を送りましたが、後になって、頭としこりの所が痛くて痛くれなくなりました。本当に死んだ方がましだと思いました。病院に入院して注射をして、薬を飲んで手術をして治したいという一念も生じました。しかし、自分は修煉者なのにどうして常人の手段を使って、業力をなくしたいと思うのか、とすぐに悟りました。これは自分を常人として扱っているのではありませんか? しかも、修煉者なのに病気なんかあり得ないことではありませんか? 間違いなく自分の心性に問題があると思いました。

 師父はおっしゃいました。「法輪大法も性命双修の功法なので、煉功するのに動作が必要です。動作は、一つは功能を加持する働きをもちます。加持とは何でしょうか? それは強い功力で功能を強化して、ますます強くさせることです。もう一つは、身体の中にたくさんの生命体を演化させなければならないことです。高い次元の修煉になりますと、道家では元嬰出世を重んじ、佛家では『金剛不壊の体』を重んじますが、このほかに、さまざまな術類のものも演化させなければなりません。これらのものはすべて手法を通じて煉りますが、動作はそれらを煉るためのものです。完全な性命双修の功法には、修も必要とし、煉も必要とします」[1]

 師父の教えを思い出すと、本当に恥ずかしくていたたまれませんでした。自分は長い間、真面目に煉功することが出来ず、師父と法の要求に従うことが出来ていませんでした。煉功もせず、何を用いて自分の功能を加持し、自分の命を修めますか? 私は魔難の根本的な原因を見つけ出してから、煉功を堅持するようになりました。

 ある日、煉功が終わってからベットに横たわってウトウトしていると、天目で次の光景が見えました。私の空間場は赤い光を発する覆いに包まれていました。この時、幾千幾万の警官らが銃を捧げており、中には大砲を持ち上げた人もおり、私の方へ突進して来ました。彼らはずっと覆いをめくろうとしていました。覆いが完全に開けられそうになった時、私は怖くて「師父助けてください、助けてください」と叫びました。私が師父に助けを求めたその瞬間に、すべての邪悪は爆発によってすぐに消滅しました。これは自分が長年煉功をせずに、自分の執着によって助長された魔を、師父が片付けてくださったのだ、と分かりました。私の空間場も清らかになりました。そしてその日から、私の頭痛も徐々に良くなりました。

 ある日の夜、私が起きてトイレに行った時に、ズボンの上から下まで至るところに血が付いているのに気づきました。その時、私はすこし怖くなりました。夫は「これはいいことだ。師父があなたを助けて体を浄化してくださいました」と言いました。その時からお腹のしこりもなくなりました。1カ月後に私の体は完全に回復しました。

 偉大で慈悲なる師父が、再び私を救ってくださいました。師父に感謝いたします! 弟子はきっと今回の教訓を心に深く刻み、さらに精進し、着実に修煉して大法の真相をより多く伝え、もっと多くの人達を救って自分の先史の誓約を実現させます。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/30/395204.html)
 
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