真実のことを話し 噓偽りなく行なう
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文/北京の大法弟子

 【明慧日本2019年10月16日】

 朝の煉功

 私と夫は2人とも修煉者です。夫は毎朝早く起きて煉功し、途切れることはありません。一方、私のほうはずっと三日坊主という状態でした。夫にいつも起こしてとお願いしてやすみます。夫は毎朝声をかけてくれましたが、私はなかなか起床できませんでした。

 ある日、私は夫に起こされても寝返りを打ち、また寝てしまいました。寝た後、はっきりとした夢を見ました。私は夢の中で、帳簿に挟んでいたクレジットカードが見当たらず、探していました。しかし、いくら帳簿をめくってみても見つかりません。目が覚めてから、すぐに財布の中を探してみると、クレジットカードがありました。この夢は、目が覚めても夢か現実か見分けられないほどはっきりしていました。

 私は内に向けて探しました。毎日次の日には必ず起きようと決意し、また夫に起こしてとお願いしていましたが、修煉者なのに、いつも起きられないので、信用を失い、この夢を見たのだと悟りました。夢の中で、帳簿に挟んでいたクレジットカードがなくなるのは、信用がなくなったからではないか、これは修煉者に要求されている「真」に対して背反しているのではありませんか?!

 師父は「本当に信じるとは何でしょうか? あなたは口先だけで信じると言って、実は心の中では信じていません。それはなぜですか? 本当に信じていれば、あなたの言行は必ず一致しなければなりません」[1]

 怠ける心、この心は本当に私の信用を失わせ、私は返本帰真することができなくなります。私はこの心を修煉して取り除こうと決意し、次の日から、毎朝起きてしっかり煉功しています。時には起きられないこともありますが、基本的には毎朝煉功し、そして今後も引き続き頑張っていきます。

 真実のことを話し 噓偽りなく行なう

 普段、私は大法の要求「まず他の人のことを配慮して無私無我で、なおかつ他人を先に、自分をあとにするという正覚にまで修め遂げなければならないのです」[2]に従って自分を律しています。先日、隣の店のオーナーが、私の店のドアに掛けている鈴を見て、お客さんが入って来た時、その鈴が鳴って知らせてくれるので、自分も欲しいと言いました。私はオーナーのために鈴を2個注文しました。

 商品が届いて確認すると、鈴は全部で12個あり、つまり10個多くあったのです。私は業者に連絡して事情を説明し、10個分の代金も支払うと言うと、相手は非常に感動し、余分の鈴は無料でプレゼントしてくださいました。

 その後、店の商品を置く棚を発注すると、棚がまた一つ多く届きました。その棚は一つが数百元で、返品すると運賃も高いので、業者に連絡して事情を説明し、その棚も購入することにしました。相手はとても喜んで感謝しました。

 修煉者は「真・善・忍」に基づいて行なうと、心も広々として明るくなり、そして平静です。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『ヨーロッパ法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「佛性に漏れなし」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/9/394315.html)
 
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