大法を修煉し 新たな人生を授かる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年9月6日】数日前、夫の親友たちの集まりに私も招待され、参加することになりました。なぜだか分からなかったのですが、着席して間もなく、ある女性がじっと私を見つめていました。そして「あなたは本当に50歳代ですか? ヨガでもしているのですか?」と何回も聞きました。私が「していません」と言うと、彼女は「50歳代には見えないわね。30歳ぐらいにしか見えませんよ」と言いました。私の心身の変化について言えば、20年以上前に遡って話さなければなりません。

 一、修煉して 病魔から解放される

 私は30歳になるまで多くの病気を患い、体調が非常に悪く、下半身は常に氷のように冷たく、真夏でも氷で冷やされているような感じでした。時々下腹部の痛みで歯を食いしばり、酷暑の日でも扇風機を回すこともなく、冷たい物を食べることもできませんでした。当時の私は、風に吹き飛ばされそうにガリガリに痩せていました。持病が治っていないにも関わらず、気管支拡張症、胸や肩、背中、腰、足が痛むなどの新たな病気が加わり、全身が辛かったのです。特に気管支拡張症は深刻で、大量の喀血をして病状が悪化しました。

 子供が生まれて間もない内に、母乳を飲ませるのを止め、実家に預けなければなりませんでした。ある日、子供に会いたくなって実家へ子供を迎えに行きました。家に戻り2階に上がろうとした途端、大量に喀血しました。時には、夜寝ていて喉に違和感があると、すぐに大量の血を吐きました。当時、私は死を恐れていました。この若さでこのような重病に罹り、人生に対する希望を完全に失っていました。この病気は、疲れが溜まるとたちまち血を吐き、ほぼ1カ月間隔で再発していました。

 幾つかの大きい病院で検査をした結果、医者から「手術はできますが、完治はできません。今後、病状はますます悪化する可能性があります」と言われました。その当時、私の給料は安く、高い手術代を払う能力がなかったため、現状維持の治療しかできませんでした。その時、天地に助けを求めても、何の変化もありませんでした。

 そして、西洋医学の治療を受けても治らず、今度は東洋医学の治療を受け、嫌なほど漢方薬を飲んでも治らず、しまいには、民間療法も受けましたが、それでも治りませんでした。いろんな鍛錬法も試しましたが、何の効きめもなく、身体はますます悪化していきました。病気で休むことが多く、1カ月以上続けて休むこともありました。気力がなく、ベッドに寝込んだまま、家事もできませんでした。私は夫や子供、親に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。当時、30歳だった私は病魔に苦しめられ、40歳代に見られていました。

 完全に生きる希望を失っていた時、ある人が「法輪功は病気を取り除き、健康を保つ不思議な力があります!」と教えくれました。私はわらにもすがる思いで、法輪功を学ぶことに決めました。

 そして、私は法輪功を学び始め、第二式の功法煉功していた時、汗だくになりました。それは自分の身体が衰弱しているので、そうなったのだと思いました。しかし、身体はとても楽になりました。ある日、夫が大法の本『轉法輪』を買って帰りました。私はその本を読み始め、あの時の汗だくは、師父が私の身体を浄化してくださっていたのだと分かりました。多く学法をするようになり、身体はますます軽くなり、間もなく全ての病気が治ったのです。

 現在の科学がどんなに発達しても、人類は病魔や自然災害の前では、無力で為す術がありません。しかし、大法の修煉者には分かっていますが、真に大法を修めることができれば、短期間であらゆる病気が治り、健康な身体が得られるのです。これが大法の不思議な力であり、現在、科学では説明できません。

 1999年7.20、中国共産党は法輪大法を迫害し始め、私は各方面からの圧力に屈し、家族を恐れさせないために、学法と煉功を止めました。その後、健康状態が悪くなり、以前の病気が再発しました。手術をしたのですが治らず、ベッドから起きられなくなり、仕事は半年間も休みました。どうにもならなくなった私は、再び修煉を始めました。あれから15年経ちましたが、病院に通ったことはなく、風邪をひいたこともありません。もちろん病気で仕事を休んだこともなく、同僚たちはこの事を目にしています。

 私は大法を修煉して若返りました。30年ぶりの同窓会で同級生と会い、彼らは同じことを口にしました。「あなたは全く変わっていない。あの時のままだ!」。街を歩いていても、集まりの時でも、知らない人からよく年齢を聞かれます。私が実際の年齢を言うと、彼らは「そんな年には見えません!」とよく言います。彼らはさらに「あなたはどんな健康食品を食べているのですか? 健康作りのために何かしているのですか? 美容法でもありますか?」と聞かれますが、私は答えます。「全て違います。私は法輪功を修煉しています」

 二、常に人のことを最優先に考える教師になる

 法輪大法の修煉を始めた私は『轉法輪』の要求に従って心性を修め、努力して一思一念から、私心、名利心、闘争心、嫉妬心などの良くない人心を取り除き、全てのことに善をもって対処し、他の人を最優先に考えるようにしています。

 例えば、生徒を指導する過程で、生徒の親から食事の接待によく誘われましたが、私は断りました。私は接待を受けず、また金銭も受け取りませんでした。生徒の親は申し訳ないと思ったのか、ある時、玄関にピーナッツ油2缶を置いて走り去りました。しばらくしてから、私は生徒たちを引き連れて試合に参加した時、ピーナッツ油2缶の市場価格に相当する金額で、生徒の乗車切符を買いました。また、試合の合間を利用して、自分のお金で生徒たちを観光地に連れて行きました。後になって親たちはこのことを知り、感動して費用の一部を私に返そうとしましたが、私は受け取りませんでした。

 ふだん私は学校の物を家に持ち帰えることは一切なく、チョークまで私は自分のお金で買っています。墨汁、紙、筆などの消耗品も学校のものを使ったことはありません。ある年、私は印刷室で仕事したことがあり、その時、私は一枚の紙も私用したことはありませんでした。なぜなら、私は大法の修煉者で、良い人になり、無私無我でなければなりません。些細な利益に対して貪欲になってはなりません。ある時、職員室に誰が置いたのか分かりませんが、山ほどの未使用のノートと紙が積み上げられていました。ほかの先生は使っていましたが、私は使いませんでした。私が使わないのを見た先生がそのノートと紙をたくさん私の机に置きました。私はすぐには断りませんでしたが、受け取ってはならないと思い、それを元の場所に戻しました。

 授業においても、私はあらゆる面で生徒のことを考え、生徒たちに積極的に人と接するように勧め、真心をもって人と接し、善意をもって人と接し、全てに対して寛容に対応するように教えています。生徒の優れたところを見つけてはより向上するよう励まし、生徒を平等に扱い、見下さない、嫌みを言わない、差別しません。生徒が私生活や勉強に対して困難なことに出遭うと、私は手伝ってそれを解決し、彼らに新たな一歩を踏み出させています。

 記憶の中に、こんな出来事がありました。授業中に間違いを犯した生徒を放課後残らせて理由を聞いたところ、前回のテストの成績が悪かったため、勉強に興味をなくし、自信をなくして投げやりになったそうです。私は真心を込めて彼と交流し、失敗の原因を探し、彼の将来と理想について話しました。彼は昼食もとらず、私と長時間交流しました。最後に彼は「よく分かりました。もう二度とあんなことはしません。がんばります。先生、安心してください!」と言いました。

 しばらくして、私が街を歩いていると、遠くから生徒が大声で私を呼んでいました。「先生、僕が誰だか分かりますか? 先生の教えをよく聞いて、今回のテストはとても良い成績でした!」と嬉しそうに話しました。私が思い出せないほど、彼は変わっていました。今の彼は自信満々で、生気に満ちあふれており、私は気づかれないようにそうっと喜びました。

 私は一人ひとりの生徒に真心を込めて接しています。私は担任ではありませんが、生徒たちは私の授業が大好きです。これはおそらく、私が子供たちに対して真摯に接しているからだと思います。私が書いた教育に関する随筆は学校全体で金賞を受賞しました。学校の週報に掲載された私の随筆は、私の教師としての生涯の真実の描写です。

 実は、昨今の社会では物欲が横行し、ほとんどの人々が物や金銭、個人的な利益の大きな流れを重視している中で、もし、法輪大法が私に「真・善・忍」の原則に基づいて、名利に対して淡泊で、無私無我、人を先に自分を後に、どんなことにおいても人を優先に考えるようにと教えてくださらなければ、私はこのようにやり遂げることはできなかったでしょう。

 この数年来、私の教え子は省、市、全国各地で大賞を受賞しています。私の論文も全国の優れた出版物として出版され、私の授業は省レベルで二等賞を受賞しました。このほか、私は省の教育養成学校で毎年優秀指導者などの称号を獲得しています。これらの一切は、以前の私は敢えて望んでいませんでした。なぜなら、その当時の私の身体状況が許してくれませんでした。大法を修煉したおかげで、私は心身ともに健康になり、人としての尊厳を持つことができます。法輪大法は私に健康な身体と新たな人生を授けてくださいました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/13/390556.html)
 
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