高電圧に遭った私の不思議な体験
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文/中国の大法弟子 鵬程

 【明慧日本2015年11月19日】電気工事士の私は数回にわたり師父に命を救っていただきました。心より感謝しています!

 2010年のある日、製鋼所に勤めている私は2メートルほどの高さの鋼設備の上で同僚から渡される溶接器具を受け取ろうとした時、設備についている移動式鉄板を足で踏みつけた途端、体のバランスを崩して逆さまに転落しました。安全ヘルメットを被り保護眼鏡を掛けていた私は頭を地面に激しくぶつけてから1メートルの深さの設備溝に落ちましたが、すぐに立ち上がりました。

 ビックリして様子を見に来た同僚に、私は「眼鏡がなくなった。探して下さい」と頼みましたが、彼は片方のレンズしか見つけられませんでした。頬骨に出血があるので私はバイクで帰宅しました。

 診療所で医者に傷の手当をしてもらってから同僚に電話を掛け、もう片方のレンズを探してほしいと言いました。彼はずいぶん時間を掛けて探してくれたのですが、ガラスの破片しか見つからなかったそうです。恐らくレンズは私の頬骨の下敷きになったのでしょう。

 師父のご加護がなければ砕けたガラスの破片はきっと私の目を傷つけ、こんなに軽傷で済むはずがありません。翌日、私はいつも通り出勤しました。

 ある日、退社した私はオートバイで帰宅途中、T字路で時速50キロで横の大型トラックを追い越した途端、トラックの陰から出て来た乗用車とぶつかりました。私はオートバイと一緒に遠くへ飛ばされましたが、すぐに立ち上がり「大丈夫だ。お金を騙し取ったりしてはいけない」という一念が生じました。オートバイの緩衝器と相手の車のヘッドライトやボンネットは壊れましたが、私は足首を少し痛めただけで、2、3日で治りました。事後に思い出して、すごく怖くなりました。

 別の日に、鋼板圧延機の整流の戸棚が壊れたので、班長の私は率先して緊急の修理に取り掛かりました。主任を含めて6、7人が横で見ていました。当時の私は少し焦っていたので、規定に従わずパソコン上で電流のカットを行い、電流の流れを確認しませんでした。左手で戸棚を支え、右手に持ったスパナで銅板に並ぶネジを緩めようとしたとき、一筋の巨大な電流が左手から右手へ流れました。私の上半身は激しく身震いをしてから心臓が縮んだように感じ「電気が流れている!」と言って手を放しました。

 その場にいた全員はビックリしました! 変圧器から出てくる電気は750ボルトで、電流は2117アンペアです。誰もがそのエネルギーの大きさを知っています。しかも、750ボルトの高電圧が変圧器から直接流れてきたのです。

 私は手元の仕事を置いて、しばらく休憩してからまた仕事に取り掛かりました。

 本当に数回にわたり師父に命を救っていただきました! 私が精進していないにもかかわらず、師父は常に見守って下さいました。常人から見れば、私が遭遇した難を逃れることができたのは不思議かもしれません。師父のご加護がなければ、上記のどの難も私を死に追い込んだことでしょう。

 大法は超常です!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/14/319060.html )
 
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