カナダ正義映画祭 「人狩り」を放映し大反響(写真)
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 【明慧日本2015年12月3日】11月21日、カナダ・マルダ・ループ正義映画祭で「人狩り(Human Harvest)」の映画が放映された。この映画は、中国で現在も起こっている中国共産党による法輪功学習者からの「生体臓器狩り」のドキュメンタリーである。映画で示された中国共産党による法輪功学習者への迫害の残酷さや悲惨さが観客を非常に驚かせた。放映室は満席だった。

 マルダ・ループ正義映画祭は2006年に設立された。毎年11月に1週間にわたり放映される。主として人権や環境など、人文的な話題を中心にしたものである。多くの研究者、政府官員および社会人文に関心を寄せる民衆を惹きつけた。今年放映された映画は、91カ国の900の映画から選ばれた21作品である。

 ドキュメンタリー映画「人狩り」 は、バンクーバーの映画製作者の李雲祥氏が監督した。映画の中の主な2人の陳述者は、デイビット・キルガー氏とデイビット・マタス氏である。ストーリーは中国共産党による不正な「生体臓器狩り」を巡って展開された。この映画は今年4月にアメリカで第74回米国放送界の最高栄誉賞であるピーボディ賞を受賞したため注目された。ドキュメンタリーとして、この賞は最高の賞だと言われる。

图1:大卫·乔高向观众介绍影片时表示,该片的一个目的就是揭露罪恶,制止罪恶。

ドキュメンタリー映画「人狩り」 を紹介するデイビット・キルガー氏「この映画の目的は、中国共産党による法輪功への迫害を暴露し、制止するためだ」

图2:观众在诉江请愿书上签名

ドキュメンタリー映画「人狩り」 を見て、江沢民告発の署名用紙に多くの観衆が、この残忍な迫害を一刻も早く終わらせようと次々に署名をした

 映画祭の主催者「全世界の人々は、この事実を知るべきです」

 映画祭の主催者の一人であるダニエル・マードック氏は900作品の中から『生体臓器狩りが選ばれた理由について「映画の芸術的な手法が素晴らしい。そのうえ今日の社会で最も注目すべき問題を暴露しました。更にその問題、つまり生体臓器狩りは現在も続いています。デイビット・キルガー氏とデイビット・マタス氏が、2006年にこの内幕を暴露して既に10年経ちましたが、いまだに生体臓器狩りの罪悪は停止していません。人類はこの恐るべき罪悪を知るべきです。全世界の人々が知るべきです。全世界が立ち上がり、共にこの罪悪を見逃さず、制止しましょう」と強く訴えた。

 アルバータ州議員「早く助けの手を差し伸べ、この許されざる犯罪行為を制止しよう」

图3:亚省议员卡齐姆呼吁人们伸出援手,制止活摘罪恶。

 アルバータ州議員カーズィム氏「早く助けの手を伸しのべて、この許されざる罪悪を制止しよう」

 アルバータ州議員カーズィム氏は映画を見て「このような悲劇な出来ごとが、今でも現実に中国で起きているのは、本当に恐ろしいことです。これは世界の普遍的人権や人間の正義に全く背いています」と語った。

 元国会議員「中国人観客が、とても驚いた表情に気付きました」

 元国会議員ロブ・アンダーズ氏は長い間、法輪功学習者が中国で迫害を受けている状況に関心を寄せており、今回この映画を見ていた途中、迫害の残忍さに何度も涙を流した。彼は「これは偉大な作品です。これほど多くの観客がやってきて、この事実を認識したのですから。多くの人達が、現在中国で起きているこの生体臓器狩りに関心を寄せるのを見て嬉しいです」と語った。

 中国人男性「この『生体臓器狩り』を見て、言葉で表せないほど驚きました」

 1人の中国人男性は「もし今日私は何も発言しなければ、今晩、寝れなかったでしょう。中国にいた時生体臓器狩りが虚言だと政府に教えられてきました。私も今までこんなことがあるはずがないと信じていました。今日映画を見て本当に驚きました。生体臓器狩りが事実であることが分かりました。被害者は全員部法輪功学習者です。私が言いたいのは、中国政府は思っていたより遥かに残酷だということです」と述べた。

 環境関係研究者「想像できないほど、邪悪極まりないです」

 環境関係研究者のスサンさんは、人権に関心を寄せているため、この映画を見にきた。スサンさんは「想像力を働かせても信じられません。中国では、このような産業化された臓器狩りシステムが存在するなんて!残念ながらこのことを知っている中国人は非常に少ないのです。中国共産党がずっと真相を隠しているからです。私の友人に中国と取引をする人が何人かいます。彼らに法輪功迫害の真相を伝えたいです。彼らにも生体臓器狩りのことを、是非知ってほしいのです」と言った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/24/319578.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/11/26/153838.html)