中国・西安の法輪功学習者 長年の迫害により死亡
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 【明慧日本2016年2月17日】2014年1月24日の午後3時、法輪功学習者・霍さんは1人で自宅にいたところ、西安市新城区国保大隊の馬暁江をはじめとする6人の警官が自宅に押し入った。当時霍さんは重い病気から回復したばかりだった。

 警官らは捜索令状をもっていなかったが、法輪功の書籍を含めた霍さんの私物を没収した。霍さんは大きなプレシャーを感じ、健康状態がまた悪化してしまい、2日後の1月26日に、この世を去った。

 2013年10月2日、霍さんは深刻な貧血と診断された。血液中には血小板がほとんどなかった。医者は彼女が死の瀬戸際に瀕していて、治療できない状態で手遅れであると語った。霍さんはしかたなく帰宅した。

 帰宅後、霍さんは真心をこめて「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」と念じた。また夫の陳さんは、妻に法輪功の主要な書籍である『轉法輪』を読み聞かせた。すると彼女は奇跡的に回復していった。

 霍さん夫婦が受けた迫害事実

 霍さん夫婦は、中国共産党による法輪功に対する迫害がはじまった1999年7月から、ずっと迫害を受けてきたが信仰を貫き通した。霍さん夫婦は、法輪功をやめなかったことが理由で2人とも仕事を失った。陳さんがはじめて不当に刑務所に入れられた時、娘の陳潔さんはまだ小学生だった。陳潔さんは両親が繰り返し、不法に刑を言い渡され、刑務所に入れられたため親戚に扶養された。

 2010年9月14日、陳さんと娘は西安市ハ橋区と席王郷の警官・付慶、楊濤に強制的に不当に連行された。翌日自宅は警官らに荒らされていた。

 陳さんはハ橋留置場に連れていかれたが、健康状態が悪かったため、入所を拒否された。警官らは陳さんを病院に連れていき、医者に陳さんの生命に危険がないという証明書を発行するよう強いた。それから陳さんをハ橋留置場に入所させ拘禁し、2カ月間迫害した。

 2005年5月3日、陳さんは陝西省澄城県で人々に、法輪功への迫害の真相を伝えていたところを不当に連行された。陳さんは15カ月間、強制的に労働教養を強いられた。刑が満期になったとき、強制労働教養所側は、1カ月間刑期を伸ばした。16カ月間拘禁されてから、陳さんは西安の洗脳班に送られた。そこで陳さんはまた3カ月間拘禁され、2006年9月にやっと解放された。

 2007年6月1日、霍さんは西安市ハ橋区で法輪功の資料を配っていたところ、不当に連行され、1年間の強制労働を科せられた。

 2008年7月7日、西安市新城支局と胡家廟派出所の警官は、胡家廟街道オフィス、西安金属構造工場の人らとともに陳さんを不当に連行した。警官らは陳さんを洗脳班に送り4カ月間拘禁した。それから強制労働教養所に送り込み、16カ月間拘禁した。陳さんは2010年2月にやっと解放された。

 西安国安局は2001年4月、法輪功を修煉していることを理由に陳さんを不当に連行した。2001年8月23日、陳さんは強制労働教養所に送られて3年間拘禁され、強制的に労働教養を強いられた。

 陳さんの勤務先・西安金属構造工場は2000年3月13日、陳さんが法輪功を修煉していることを理由に解雇した。

 法輪功に対する迫害がはじまってから、西安市新城区の警官は1999年12月28日、陳さんを強制労働教養所に送り込み、1年間拘禁し、強制的に労働教養を強いた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/1/29/286566.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/2/18/145497.html)
 
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