大連の周鴻旭さん 陳桂栄・利栄さん姉妹 刑務所に収監
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 【明慧日本2019年11月16日】遼寧省大連市の法輪功学習者の周鴻旭さんは2018年6月に警官らによって連行され、陳桂栄さん、陳利栄さん姉妹は2018年7月に連行された。2019年、周さんは懲役3年6カ月、陳さん姉妹はそれぞれ懲役3年と懲役2年の実刑判決を言い渡された。8月29日、周さんは遼南新入監刑務所に、9月17日、陳さん姉妹は遼寧女子刑務所に移送された。

 大連市西岡区の法輪功学習者・周鴻旭さんは今年47歳である。2018年6月15日9時30分頃、中山公園近くの住宅地で、法輪功の真相資料を配布した時に通報され、中山公園派出所の警官らに連行された。

 その日の夜12時頃、警官らは周さんの身分証明書と家の鍵を使い、直接周さんの自宅ドアを開け、家宅捜索を行なった。大法の師父の写真、大法の書籍、法輪功の真相資料、法輪功の真相DVDなど、多くの私物を押収された。6月16日の晩、周さんは大連市留置場に移送され、6月18日、家族は大連市公安局砂河口区支局からの「拘束通知書」を受け取った。

 2018年11月5日、遼寧省大連市砂河口区裁判所は周さんに対して不当な審問を行なった。法廷審問について家族は知らされていなかった。裁判官の閻承寰は砂河口区の多数の法輪功学習者に対し、厳しい刑罰を科した人物である。

 2カ月後の2019年1月、周さんは懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、罰金1万元を科された。周さんはその判決を不服として、大連市地方裁判所に控訴した。

 大連市地方裁判所は2019年2月26日に立案し、担当の裁判官は殷伝茂であった。家族は自らも弁護人として弁護しようとした。そして、プロの弁護士も頼んだ。裁判官は二審を公開すると家族に言ったが、結局、二審は開廷されなかった。

 2019年4月25日、家族は二審の「原判決を維持する」という最終判決を受けた。話によると、「二審の裁判官は周さん本人に対して審問も行なわず、そのまま原判決を維持すると言う決定を下した」と言う。家族は引き続き上告する予定である。

 2019年8月29日、周さんは遼寧南新入監刑務所に移送された。

 大連瓦房店の法輪功学習者・陳桂栄さんと陳利栄さん姉妹は、姉の桂栄さんは今年50歳で、妹の利栄さんは49歳である。

 2018年7月29日、陳姉妹は一緒に法輪功の真相資料を配布した時に通報され、連行された。瓦房店裁判所は不当に開廷し、姉の桂栄さんに懲役3年、妹の利栄さんに懲役2年の実刑判決を言い渡した。姉妹はこの判決を不服として、大連市地方裁判所に控訴した。

 しかし、陳姉妹は2019年9月17日に、遼寧女子刑務所に移送された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/10/13/394515.html)
 
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