遼寧女子刑務所の戦淑華さん 家族との面会許されず
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  【明慧日本2019年6月23日】大連市旅順区に在住する法輪功学習者・戦淑華さん(60歳)は不当に懲役8年の実刑判決を言い渡され、2018年11月20日に遼寧女子刑務所に移送され、家族との面会する権利を奪われた。

 遼寧女子刑務所に移送されてから、家族は未だに戦さんとの面会ができていない。先月、刑務所から突然家族に電話があり、あるカード番号に5000元を入金しなさいと告げられ、家族は銀行を通して送金した。そのカードには個人名がなく、遼寧女子刑務所の名前しか表示していなかった。その後、家族はかけて来た電話番号に折り返し電話をしたが、通じなかった。

 家族は何度も遼寧女子刑務所に手紙を送り、戦さんの近況を尋ねたが、いずれも返事がなかったと言う。

 2017年6月、戦さんは携帯電話販売店の店主に法輪功の真相動画を見せようとした時、中国共産党の嘘の宣伝を信じている店主に通報された。数日後、戦さんは旅順江西街道派出所の警官・趙洪星、魏小雲によって自宅で連行され、不当に家宅捜索を受けた。2017年6月28日に、大連姚家留置場に移送され、拘禁された。

 2018年3月23日、旅順裁判所は転向することを拒否した戦さんに対して、開廷した。裁判官・于森は手口を変えて、戦さんが依頼した弁護士が出廷して弁護することが出来ないように企んだ。法廷では、戦さんは法輪功を修煉することは合法であると主張した後は、ずっと沈黙を貫き、すべての質問に対する回答を拒否した。

 2018年7月31日、旅順裁判所は判決を下し、戦さんに懲役8年の実刑判決を言い渡し、さらに、罰金3万元を科した。厳しい判決の根拠は、戦さんが自動通話アプリを使い、法輪功に関する内容を29,598回にわたり、電話をかけたことだった。その後、戦さんは 審判に対する不服を書いた抗告の申立書を大連地方裁判所に差し出したが、地方裁判所に却下され、原判決を維持するものとされた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/28/387963.html)
 
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