自由アジアテレビでの6月26日の報道によると、AFP通信社のあるアメリカ人記者は北京で許可書をもらい、撮影をする時、警察に殴られ拘禁された。“記者無国境”組織は国際オリンピック委員会に、外国の記者が中国での酷い仕事環境について報告した。
本社はパリにある“記者無国境”組織の火曜日の報道によると、先週の土曜日、世界の有名なオペラ歌手は北京でコンサートを開いた。このコンサートが始まる前、AFP通信社のあるアメリカ籍の記者は当局が配布したコンサートのインタビュー許可書を持ち、紫禁城の近くで歩いた時、五名の警察がある抗議者を強行的に逮捕しようという場面にぶつかった。この記者はこの場面を撮影すると、警察に殴られた。その後、許可書を提出して見せたが、彼自身も六名の警察に殴られ、40分余りも拘禁された。人身安全の為、“記者無国境”組織はこの記者の名前を公開せず、月曜日、国際オリンピックの委員会主席にこの事件について書面報告し、公然と記者を攻撃することに対し公開譴責するよう要求した。また“記者無国境”組織は「この事件は中国で勤務している外国人記者の仕事環境が非常に悪いことを示した。彼達は暴力や、逮捕、圧力、尾行及び威嚇を毎日に当面している」と発言した。
パリの役員:中国の人権記録は2008年のオリンピックの開催候補資格を取り消させられるべきだ
米国の音スポーツ番組での2001年6月22日の報道によれば、パリの2008年オリンピック開催地の申請担当者は「中国の人権記録は2008年度の開催候補資格を取消させられるべきだ」と発言した。
カロド.パパアルさんはフランス体育日報に「オリンピックの憲章は人権を強調している」と話した。「前アメリカ大統領ジョン.F.ケネディさんが話したように、商売する相手は誰でもよいが、ゲームは君子としかできない」。そのほか、北京がオリンピックの主催に適さない別の要素も言及した——社会政治の見通しが明らかになっていないことや、環境汚染問題など。
国際オリンピックは7月13日にモスクワで2008年度の開催地について投票する予定である。パリ以外の北京、日本の大阪、カナダのトロント、及びトルコのインタンブールも候補地として参加する。
報道によれば、この報道内容はAP通信社とAFP通信社が提供したという。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/3/247435.html)