爽爽は今年7歳少し、1999年4月に爽爽のおかあさんは法を得てから毎日爽爽に「転法輪」を読んであげ、彼を連れて師父の外国での講法ビデオを見せても、いつも彼は遊んでばかりでした。ある時彼はおかあさんといっしょにおばあさんの家に遊びに行くと、爽爽は、おかあさん、僕は智慧を開いたよといいました。おかあさんがどのように智慧を開いたのか尋ねると、隣に人がいるから、家に帰ってからおかあさんひとりだけに教えるよ、と答えました。家に帰ってから爽爽は、自分の頭上に一本の大きな柱が立っていて、柱は緑色で、上には2輪の花があり、一輪は大きな、もう一輪は小さな蓮の花で、とてもきれいだと言いました。
冬になって、おかあさんが外へでて煉功し、法を正さなければならないと爽爽に言ったとき、自分も行く、と彼は答えました。おかあさんが、外で煉功すると邪悪な人が捕まえに来るよと言うと、爽爽は怖くない、おかあさんといっしょにつかまるなら怖くないと答えました。2000年の正月におかあさんは爽爽に北京へ法を正しに行くと言うと、彼は絶対におかあさんと一緒に行くと言いました。外はとても寒く、子供を連れていくのは不便なので、おかあさんは彼を連れていきたくなかったのですが、彼が行きたい、行きたいと泣きわめくので、おかあさんは彼を連れていきました。北京に着いて天安門前に行くと彼はとてもうれしくて、少しも怖くはありませんでした。ある警察が、これは誰の子かと尋ねると、おかあさんが自分の子であると答えました。警察は、どうしてこんな寒い日にこんな小さな子を連れてきたのかと言いました。警察は爽爽に、君は法輪を見たことがあるかと尋ねた所、爽爽は見たことがありますと答えました。警察はまた、どんな色だったかを尋ねると、爽爽は色とりどりですと言いました。警察はまた「あなたたちの法輪は人が回しているのか? それとも機械で回っているのか?」と尋ねると、爽爽は「自動で回っています」と答えました。警察は「君は他に何を見たことがあるか」と尋ねると、爽爽は「あなたは信じないでしょうから、あなたには言いません。」と答えました。
法を正す過程が進むにつれて、師父は新しい経文の中で「実は異なる空間で功能を使える弟子と各境地の衆生は、ずっと功能と功力を利用して、大法を破壊する邪悪な生命を根絶することに参与しています。」とか「実は全ての大法弟子は能力があるのですが、ただ表面の空間に現れていないので、功能がないと思っています。」とおっしゃっています。おかあさんは爽爽に、師父が学習者たちに正念を発して邪悪を取り除かせるのだと言い、彼とおかあさんはいっしょに「法は乾坤を正し、邪悪が全滅する。法は天地を正し、現世で応報に遭う。」と正念を発しました。正念を発している時、爽爽はたくさんの魔がくるのを見ました。おかあさんは早く取り除きなさいと言いました。彼がどうやって取り除くのですかと尋ねると、おかあさんは彼に、師父は私たちひとりひとりの学習者は皆功能を持っていると言っておられますから、自分の功能でそれらを取り除きなさいと言いました。爽爽は人のような大蛇が来たので、法輪を大きな火の玉に変えて魔を焼死させました。爽爽が魔が多すぎますというと、おかあさんは、法輪は霊性な物なので、法輪自身がこのような状態をわかっていますと師父がおっしゃっています、と言いました。法輪は分裂することができ、無数の法輪に変わることができ、いろいろな強力な武器に変わり、これらの魔を取り除くことができます。爽爽はそれを聞くと念を起こすとすぐに1つの法輪が無数の小法輪に変わり、また無数の小さな火の玉に変わりました。ねずみの化け物はとてもずるくて、火の玉の上を走りまわって、あちこち飛び回るので焼くことができません。そこで爽爽はそれに動くなと言うと、その途端にそれは動くことができなくなり、法輪の中から一本の手が出てきて、ねずみの化け物を手につかんで黒い水に変え、1滴1滴下へ黒い水を流しました。また、一匹の、人の頭を持っている狼の化け物がおり、前脚は人の手で、後脚は狼の脚でした。狼の化け物は爽爽に向かって襲い掛かってくると、爽爽はすこし考えてすぐに小さな法輪を出し、化け物を殺しましたが、それはしばらくたつとまた元通りになってしまいますので、爽爽は法輪でそれを絞め殺した所、それは灰色の水に変わり、何もかもなくなりました。
以上は爽爽が見たことをおかあさんに言って、おかあさんが書きとめたものです。
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2001/9/2/13471.html) 更新日付:2011年10月11日