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年配の法輪功修煉者、労働教養を2回強要される

(明慧日本)ハルビンの法輪功修煉者・劉金蓮さん(72)一家は2010年4月、道外区新樂派出所の警官と当区の役人に何度も嫌がらせを受けた。

  劉金蓮さんはハルビン市化工六廠を定年退職。法輪功を放棄しないという理由で、1999年以来、4回も強制連行され、労働教養を2回強いられた。

劉さんの体に残った傷跡

 1999年10月に劉さんは法輪功の無実を訴えるため上京したことで、16日間勾留された。その時、現金1050元をゆすり取られた。

  2001年、劉さんは道外区万宝村で法輪功が迫害されている事実を暴く資料を配っていた際に警官に強制連行され、万家労働教養所で1年監禁された。そこで、転向を拒否した劉さんは、長期間小さい椅子に座らされ、日の当らない湿った独房に閉じ込められ、看守や受刑者から肉体と精神の状況がひどく悪くなるまで迫害を受け続けた。

  2003年、劉さんは数人の警官に家に突入され、法輪功の関連書籍を持っているという理由で、強制連行され、ハルビン市第二留置場に入れられた。数日間、受刑者によりひどい拷問を加えられた後、体がぼろぼろになった劉さんは万家労働教養所に1年送り込まれた。そして、それ以降も絶えず肉体的、精神的にひどく迫害され、暴行や過酷な労役から逃れることはできなかった。

  2009年2月17日、劉さんは再び強制連行され、ハルビン市第二留置場で拘禁された。最後に、劉さんの家族が3000元を警官に強請り取られた後、2009年3月21日に当人は保釈(原語は「取保候審」)扱いになり自宅に戻った。

  上海万博などの開催期間は「敏感日」と定められており、修煉者およびその家族は中国共参党当局に嫌がらせなどの迫害を受け続けている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年5月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/7/223052.html

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