【明慧日本2020年4月30日】中共ウイルス(新型武漢肺炎)がアメリカで蔓延してから、アメリカにおける感染者数と死亡者数は日増しに増加した。感染者数も死亡者数もダントツに多いアメリカの現状を見て、人々は困惑している。
4月16日までの米国の累計感染者数は67万人を上回った。しかし、武漢が都市封鎖されてから今日まで、中国が公表した中国の感染者数は82341人という極めて低い数字だった。米中間の数字の大きな開きはいったい何を意味しているのだろうか?
混迷を払拭して、真実を見てみよう。
我々は「アメリカとその他の自由社会が発表した数字は本物で、中共の数字は嘘に嘘を重ねたものである」という事実を忘れてはいけない。
一、最新の試算では、武漢の感染者数は19万人に上る
今日の『ウオール・ストリート・ジャーナル』は「武漢が新型コロナウイルスの免疫水準の測定を開始する」 (Wuhan Starts Testing to Determine Level of Immunity FromCoronavirus)という記事を掲載した。文章は「武漢中南病院は武漢の3600人の医療従事者(警備員と清掃者も含む)と、5000人の健康な非医療従事者に対して、身体免疫力の測定を行なった。その結果、2.4%の人はすでに中共ウイルスに対して免疫力を持つようになったことが分かった。この比率は医療従事者も非医療従事者もほぼ同じである」との内容だった。このことから「武漢の健常者8600人の2.4%は一度感染したことがあり、彼らは中国の感染者数に計算されていない」と言う事実がわかる。
1949年、中国共産党が政治を奪取してから、嘘は中国文化の一部となった。そのため、中国が発表したすべての数字は都合のいいことを過大評価し、都合の悪いことを過小評価するというものだった。もし『ウォール・ストリート・ジャーナル』の記事が真実であれば、もし、武漢中南病院のこの数字が信憑性があるとするならば、武漢市の800万の人口の中に19万2000人の感染者がいると推測できる。しかし、この数字は感染者数に計算されていない。
死亡者数も同じである。3月27日、明慧ネットでは「武漢の中共ウイルスによる死亡者数は、2月に最低2万822人である」との文章が掲載された。当時、多くの人が信じられないと言った。しかし、その後の4月16日になると、アメリカの死亡者数はすでに34000人にも上った。
中国政府が発表した数字だと、全中国で4カ月の累計死亡者数は3342人でしかなかった。しかし、武漢市8社の中の一つの武昌葬儀場は、清明祭までの13日間に6500個の骨壷を遺族に引き渡したとのことだった。
二、中共ウイルス検査の数字
台湾では現在、1日に1600~1700人、1週間に約1万人の人に対して中共ウイルス検査を実施しているという。丁寧かつ迅速に検査を行なっているため、台湾では「集団感染が起きる可能性がほとんどない」との結果に至った。
アメリカの場合、4月16日まで、すでに326万人以上の人に対してウイルス検査を行なった。アメリカ全国の95の検査ラボが検査に参加し、現在、毎日12万人以上の人がウイルス検査を受けている。アメリカの検査件数は世界を大きくリードしている。
徹底的な検査は多くの感染者数を生んだ。感染を早期に発見し、早い段階で医療措置を取ることによって、感染拡散を抑制し、感染源と感染経路を絶つのはアメリカの戦略だった。
一方、道徳のアンダーラインもなく、生命を軽視している中国は、ウイルス検査者数を一度も公表していない。中国政府は「感染疑いのある患者は20万人で、その中で、感染が確認された人は5万人である」と発表している。この数字を信じられるだろうか? 中共の本性をはっきり認識した上で、読者の皆さん、もう一度考え直して見てください。