文/黒竜江省の大法弟子
【明慧日本2020年10月7日】私たちの学法グループは2020年9月11日、朝から法を勉強し、12時の正念を発したあと、2~3人のグループに分かれて街で法輪功迫害の実態を伝え、共産党組織からの脱退を勧めました。私は、あるおばあさんに共産党組織からの脱退を勧めると、おばあさんは同意しました。さらに私が歩いていくと、向かい側から白いベストを着た中年の男性が歩いてきました。私は彼のところへ行き、彼に2枚の二次元コードのカードを渡しながら言いました。「1枚のカードは共産党組織から脱退する情報があり、もう1枚は「永遠の50分」という映画が入っています」。この男性は「これをどうやって使うのか、何のメリットがあるのか?」と聞いたので、私は「スマホでコードをスキャンして、アプリをダウンロードしてインストールすると、毎日更新される真実の情報を見ることができます」と答えました。彼が「危険はあるのか?」と聞いたので、私は「何の危険もありません」と答えました。彼は「この前、警官に逮捕された事があるんだ」と言ったので、理由を聞くと、彼は「権利を守るためだ」と言ったので、私は「1週間拘束されたのですか?」と尋ねると、彼は「2日だけだった」と答えました。私はあなたのカードのコンテンツをよく見てください、権利を守る内容もあります」と言いました。私は彼に、共産党組織からの脱退を勧めましたが、彼は同意しませんでした。
私は彼に、なぜ共産党組織から脱退する必要があるのかを説明し、そして、法輪功迫害の実態を伝え、仮名を使って共産党組織から脱退することに同意するかどうかを再び聞いてみましたが、彼は脱退を表明しなかったのです。そのとき私達は、ちょうど派出所の入り口まで歩いて行ったところで、彼はすぐに私の腕を掴んで「入りなさい、私はこの派出所の警官だ。共産党の党員だ」と言いました。彼はいきなり私を派出所の中に押し込みました。 この瞬間、私の頭の中に、ここは私が入るべき場所ではないという考えが浮かんできました。そして、私は大きな声で「師父、助けてください 」、「法輪大法は素晴らしい!」と2回も叫んでいました。
派出所の外で3、4人の男が見ていました。警官がドアを上下にロックしたので、私が取っ手に腕を突っ込んで強く握ると、誰も私を動かせなくなり、警官らは私の叫び声に怯えて遠ざかってしまいました。
奥の部屋から1人の男と1人の女が出てきて、男の服装からみると所長だと思われるようですが、女は夏の服装で、派出所の中にいたのは男3人と女1人だったのです。この私服警官は「彼女は法輪功学習者で、道中私にずっと法輪功のことを話し、カードももらった。アプリをダウンロードするように言っていた」と話しました。所長らしき男は「叫ぶのをやめろ、名前は、住所は?」と聞きましたが、私は返事をしませんでした。私は「法輪大法は素晴らしい、私をここから出すべきです。私にはやるべきことがたくさんあります」と、ただそれだけの言葉を叫んでいました。
このとき、女性は私を見ながら、同僚に「カードを渡されて、欲しくないなら断ればいいのに、なぜ引きずり込んできたのですか?」と言いました。私はすぐに「あなたは本当は優しい方ですね。そろそろ大災難が来るので、身の安全を守る方法を教えます。早くここから出してください」と言いました。女性は「見て、この法輪功学習者の唇は血色がないですよ」と言いました。 私は「私はもう60歳を超えています」と言いました。
そのとき、後ろにいた1人の男性が「もう叫ぶのをやめて、早くここから出なさい」と言いました。3人の男性は私から離れたところに立っていました。この親切な女性は私の前のドアの横に立っていたので、この女性はすぐにドアを開けてくれました。
私はドアの外に出て振り返り、4人の前で手を合わせて「法輪大法は素晴らしいと覚えれば、大災難が来た時に命が助かります」と伝えました。そのとき、あの私服警官はまだ手に持っていたカードを見つめていました。
前後わずか5分くらいのことでした。この数分間を通して、法輪功迫害に対しての理解の程度により、誰もが自分の位置を決めているのです。