夫の冤罪刑期満了を前に 妻の李秀芳さん再び連行
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 【明慧日本2020年10月29日】(広東省=明慧記者)広東省梅州市梅県区の法輪功学習者・李秀芳さんは10月19日の午前、自宅で連行され、家に保管していた法輪功創始者の写真などの私有物を押収された。翌日、李さんは帰宅した。

 1999年7月、中国共産党の江沢民集団が法輪功を迫害した後、法輪功を学び続けたため、李さん、夫の朱賢生さんと娘の朱素容さんはたびたび連行され、家宅捜索を受け、洗脳による迫害を受けた。2008年5月6日夜10時ごろ、梅県610弁公室の警官数十人が朱さんの家を囲み、ドアを壊して家に侵入し、朱さんを連行し、懲役5年6カ月の実刑判決を下し、広東省第三刑務所(梅州刑務所)に拘禁した。

 2015年12月14日午後、梅県公安局と程江派出所の十数人の警官は、再び朱さんの自宅に押し入り、朱さんを梅県公安局に連行した。2016年4月19日、朱さんの弁護士は、法律に基づいて各方面から法輪功を学んでいる朱さんの無罪を証明し、無罪だと弁護した。2016年5月20日、朱さんの親族は、地元の300人以上が署名した朱さんの無罪解放を求める請願書を裁判所に提出した。

 梅州市梅県裁判所は、それに応じず朱さんに懲役5年の実刑判決を下し、罰金5,000元(約78,000円)を科した。5月30日、朱さんは梅州高等裁判所に控訴したが、裁判所は7月15日に開廷もせず一審判決を維持した。2016年8月4日、朱さんは広東省四会県刑務所に移送された。

 夫の朱さんは5年の冤罪刑期をまだ終えていないうちに、妻の李さんはまた連行され、家宅捜索を受けた。現在、李さんは帰宅したが、親戚の曾海平さんは2018年6月21日に連行され、2019年3月22日に懲役5年を言い渡された後、未だに四会刑務所に拘禁されている。婿の曾繁傑さんは、父親の曾海平さんと一緒に連行された後、脱走して現在もなお放浪生活を余儀なくされている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/21/414056.html)
 
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