【明慧日本2020年11月17日】ドイツ西部の都市リューネン市で2020年10月、国際文化週間で、法輪功学習者(以下、学習者)が提示した金色の中国の龍が文化週間で最も輝かしいとされ、中共ウイルスが発生の状況の中で、人々の悩みを吹き飛ばした。地元で最大の日刊新聞『ルール日報』は、「龍の舞」をこの都市に紹介した学習者の郭居峰さんを取材した。新聞の見出しは「中国で労働教養を科され、リューネン市で幸福を見つける」である。
ドイツの日刊新聞『ルール日報』に報道された |
法輪功を修煉するため、労働教養所に拘禁された
2020年10月、ドイツ西部の都市リューネン市の国際文化週間で、1頭の金色の龍が煌いて登場した。会場にいるドイツ人達は新鮮さを感じ、しばらくの間、この街には中国の風が吹いた。
『ルール日報』は記事の中で「国際文化週間の『龍の舞』が人に深い印象をもたらし、郭さんはドイツに居住してからすでに12年になり、彼は龍の背後に隠れた『龍人』であった。彼の故郷はドイツから8000キロ離れた中国の東北部で、彼は文化大革命の後期に生まれ、大人になった彼は社会をまったく受け入れられなかった」という。
続いて『ルール日報』は、郭さんが法輪功を学び、その後に迫害された体験を報道した。「郭さんは1995年、法輪功を学び始めた。第五式の功法では坐禅を組み、他の気功とは全く違っていた。学習者はすべて『真・善・忍』を原則として堅持している。しかし、法輪功が1999年7.20、中国共産党(以下、中共)によって禁止された。数千人の学習者が拘禁され、そして労働教養所に送られ、この中に郭さんもいた。彼はこれまでに3つの労働教養所を経験し、中でも条件の極めて悪い、石工場で強制労働を強いられた。その当時の様子を郭さんは、「私達は金槌を持ち、石工場で働き、手袋はすぐ破れてしまいました」と語った。
中国でオリンピックが開催された2008年、郭さんは中国のドイツ企業で仕事をし、出張でドイツに来てから、未だに中国には帰ってはいない。今のところ彼は、ドイツの会社に電気技術者として勤めている。彼は休日、中国の文化を伝えるために努力を惜しまない。時には、ドイツでの見聞を投稿し、ドイツの「中国語」新聞に掲載している。また、手の込んだ郷土料理を作っては、きれいに飾り付けまでして写真を撮ったり、また余暇を利用して、中国の書道も楽しんでいるという。
「龍の舞」の振り付けが、新しい趣味になる
リューネン市国際文化週間で学習者による演技「龍の舞」 |
また『ルール日報』は、郭さんの「龍の舞」を編成する過程を紹介した。郭さんは「龍の舞」の振り付け構成について、「私達、中国人にとって、龍はきわめて特別なもので、神聖な生命です」と言った。その後、郭さんは「龍の舞」を深く研究し、そして国際文化週間で披露した。郭さんは「練習を作り、またそれに対応する動画も作り、すべての構成員の動作に、番号を付け、私達は徹底的に学習し、練習を行いました」と話した。
「龍の舞」の構成員の年齢は27歳から72歳まで、そのうち4人がリューネン市出身で、「会場では人々が楽しみに待っています。私の目的は、リューネン市のために、龍と共に幸運を持って来ました。公演中、虹が現れ、私はとても感動しました」と述べた。
人々に深い印象をもたらしたのは、郭さんの積極的な生活の態度、および彼が社会のために無私で貢献したすべてである。郭さんは「私はここに住みたいと思っています」と言った。彼と彼の仲間は毎週日曜日にリボ公園で煉功している。もちろん、彼は12年間も故郷に帰っておらず、身内に会うこともできないという寂しさ、心痛もあった。