北京市の法輪功学習者・李瑞玲さん 不当判決
【明慧日本2020年11月19日】(北京市=明慧記者)北京市朝陽区の法輪功学習者・李瑞玲さん(女性)は9月30日、不当に開廷された。最近の情報によると、東城区裁判所に不当に懲役2年の実刑判決、罰金4,000元(約64万円)を科されたという。
1月20日、李さんは法輪功の資料を貼り付けていた際、東城区花市派出所の警官に尾行され、連行された。その後、7、8人の警官が家宅捜索を行い、法輪功書籍、パソコン、法輪功迫害の実態が書かれた資料等を押収した。
家宅捜索の最中に李の70代の叔父が来た。警官はドアを開けて叔父のカバンを奪い、カバンの中のものを全て地面に投げ捨てた。叔父は警官の違法行為を見て抗議したところ、警官は叔父に手錠を嵌め、地面に押さえつけた。家宅捜索後、李さんと叔父は連行された。その後、李さんは北京東城留置場に拘束され、叔父は解放された。
9月30日午前10時半、李さんは北京市東城区裁判所で開廷された。家族は傍聴を申請したが拒否された。李さんは法廷で「法輪功は善良な人を導く気功であり、私は修煉して何種類もの病気がなくなり、心理状態も健康になりました。恩恵を受けた体験を皆と共有して、皆が真・善・忍の理念に従って良い人になれば、世界は平和になるのです」と説明した。弁護士も法律に基づいて「無罪」を主張した。検察官は李さんが罪を認めないとして、厳罰の懲役3年以下を求刑した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)