米、人権デーの集会 「中共の国際犯罪組織指定を求める]
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 【明慧日本2020年12月15日】(明慧記者・雪莉、梓宜)米国の人々は12月10日の世界人権デーにワシントンD.C.のコンスティテューション・アベニューで、中国共産党(以下、中共)を国際犯罪組織に指定する集会を開催した。チベット、ウイグル、モンゴル、香港などの人権擁護者たちはこの日のイベントに参加し、中共の残忍な迫害の罪を暴くとともに、米国政府に対し、中共を国際犯罪組織に指定するよう求めた。

 集会の参加者は、「政権の窃盗を止めよう」、「大虐殺を止めよう」などのプラカードを掲げ、多くの発言者は、中共による国民への服従の強要と搾取、思想信条の迫害を非難するとともに、中共の人権迫害に対する国連の不作為に不満を表明した。中共は米国民の善良さを利用して歴史的に勢力を拡大しており、米国の民主主義と自由の制度を危険にさらし、米国の教育制度が中共勢力に浸蝕されていることに懸念を示している。トランプ大統領の政権下での中共への強い抵抗に希望を抱き、中国人の中共関連組織からの脱退を支持すると表明した。

'图:法轮功学员代表林晓旭发言,指出中共用暴力和非暴力手段危害全世界。'

「中共は暴力と非暴力の手段を利用して世界に危害を加えている」と話す林暁旭博士

 学習者の林暁旭博士は冒頭で、「中共が国連人権理事会に議席を持っているのは恥ずかしいことだ」と指摘し、前世紀に中共の迫害で1億人近い人が亡くなっており、歴史に記録されているが、しかし、殺害された多くの人々が記録されていないのである。暴力をもって中国国民を迫害する典型的な例は、法輪功学習者(以下、学習者)に対する拷問、虐殺と生体臓器強奪だという。

 同博士は、「中国の良心の囚人全員の健康情報は、刑務所内のファイルに保管され、大規模な臓器データベースを持っており、臓器移植が必要な人が現われた時には、すぐに良心の囚人のデーターの照合を行い、必要に応じて彼らは殺害されている。新疆に多くの空港があるのは、中共が生体臓器強奪をして空輸するためだ」と話す。

 同博士は、「見ている通り国連はこの(臓器強奪)を隠ぺいしている。国連には2人の中国人医師がいる臓器移植グループがあり、内1人の中国人医師・黄洁夫が臓器強奪に参与し、大量殺人を行っている。中共はこれらの犯罪の隠ぺいは、この度の中共ウイルス(武漢肺炎)の発生地での隠ぺいと同じである」と話した。

 この度の米国大統領選の中で、米国の大手テック企業によるソーシャルメディアに対する自由な表現の禁止、ならびに主流メディアが大規模な選挙不正行為に知らないふりをして問わないことについて、博士は、中共の推進するグローバル戦略のプロパガンダと全く同様であるという。

 同博士は、全世界で毎日のように中共の行為で多くの人が命を落としている。この中共を国際犯罪組織に指定するのは当然だという。

 東トルキスタンのある団体の代表は、中共が東トルキスタン人の生体から臓器強奪や、東トルキスタンの強制収容所の建設などの犯罪を非難した。中共は中国人への迫害に留まらず、世界に大きな脅威をもたらしていると話した。

 アメリカの退役軍人ユージン・ユウさんは集会で米国ドルを取り出し、「我々は神を信じている」とドルの紙幣の裏に書かれていることを伝えた。私達は神を信仰し、あなたがキリスト教徒であるかどうかにかかわらず、米国ドルを使用しているのであれば、神を信じるべきです。私は中国人に対して如何なる偏見もありませんが、しかし、中共については心から憎んでいます」と語った。

 自由信仰組織マコーネル総裁は、集会で中共の各民族への迫害を非難した。彼女は、法輪功の平和的な迫害制止活動の集会によく参加し、学習者に対する臓器強奪のことを知っていると話した。

 最後に、「学習者が配布している『共産党についての九つの論評』を読んだが、多くの人が今、中共組織から脱退していることを知っている。 私はこの人たちと一緒に立ち上がり、最終的に勝利を手にするまで戦い続けます」と語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/12/416390.html)
 
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