【明慧日本2020年12月15日】(明慧記者・李岩白)数十万人の米国国民が12月12日、首都ワシントンD.C.に再び集結した。彼らは、米国国家広場、最高裁判所、自由広場などの場所で集会とパレードを行い、多くの人が神に祈りを捧げ、米国のご加護を神に願った。
選挙の不正行為に抗議するトランプ氏の支持者たち |
マサチューセッツ州、オハイオ州、ペンシルバニア州、サウスカロライナ州、フロリダ州を含めて、全米からの市民たちが集結し、ワシントンD.C.に駆けつけ集会に参加した。先に到着した支持者たちは、早朝から集会やパレードを始め、「絶対に諦めない!」、「絶対に負けない!」、「選挙窃盗をやめろ!」、「トランプ! トランプ! トランプ!」、「USA! USA! USA! 」と高らかにスローガンを叫んだ。
午前11時からは、政治家、神職者、企業家、民間団体代表、軍人、テレビの司会者、歌手などの違う分野、異なる人種の30人以上のアメリカ人がスピーチをした。演説者たちは、神への信仰はアメリカ立国の根本であり、神に祈ることこそが悪や嘘を一掃することができ、光と真理が得られるのであり、神がアメリカを帰る道に戻して、再び信仰のある国になることを強調した。集会中、参加者たちは神にアメリカを守って下さるよう願い、何度も祈った。
ウエストポイント軍学校に向かったトランプ大統領が、マリンワンに乗って集会の上空を通り過ぎた時、支持者から歓声が上がった。
フリン将軍「次期の大統領は国民が決める」
集会で演説を行うフリン将軍 |
フリン将軍は演説の中で、「我々はアメリカの最も重要な時期に直面しています。裁判所が次期の大統領を決めるのではなく、我々の国民が決めるのです。このことを忘れないでください」
「私たちはたくさんの方法があり、多くの活動が行われています」、「これは私自身と私の家族に関わる問題ではなく、私たちの信仰、お互いの自信、私たちの国家の憲法に関わる問題です」、「私たちの国は憲法の危機を経験しており、神の助力を得ています。私たちの国父は、『今、私たちの国にとって生死に関わる時期であり、かつてこのような危機を経験したことがありません。私たちの心の中では、善と悪、良し悪し、闇と光をはっきりと見分けることができます』ということを伝えるために憲法を書いたのです。信仰は私の心の中にあり、それは我が国が他の国とは違って、特別にずば抜けている所在なのです」と述べた。
「嘘は永遠に真実には勝てない」
「嘘は永遠に真実には勝つことができず、正義は永遠に詐欺を打ち負かします。誠実という言葉は非常に強力な語句であり、誠実は永遠に腐敗に勝ちます」とフリン将軍は語った。
「私たちは戦いの真っ只中にいますが、私たちは勝つでしょう。それが真実であり、真実は勝つからです。私たちは信仰と勇気を持って戦い、自由の空気を吸わせない恐怖を取り除くべきです。誰もわれわれの手から自由を奪い去ることはできません」
メディアのことにも言及し、「(フェイクメディアは)我が国に対して悪事を働いており、彼らはみっともないのです。大紀元時報は凄いです! 真実はトランプ大統領に関わるだけではなく、アメリカの大統領と我が国の魂に関わる問題であり、これを正しく整理しなければなりません」と語った。
集会の上空を通過するトランプ大統領のヘリコプターを指差しながら、「彼は戦士です。私は、トランプ氏は100%大統領をうまくこなせる人物だと思います」とフリン将軍は言った。
リンデル氏「選挙詐欺が暴露されたことは神の奇跡だ」
集会で演説するMy Pillow社の経営責任者リンデル氏 |
マイピロー(My Pillow)社の経営責任者リンデル氏は、「私は全力でトランプ氏のために戦います。私はローズガーデンで、私たちの国が神の道に戻るように祈りました。私が皆さんに伝えたいことは、恐怖によって絶対引き下がってはいけません。私たちにはただ一つの恐怖があり、それは神に対する畏敬です」と述べた。
リンデル氏は、選挙詐欺が暴露されたことは神の贈り物で、祝福であり、アメリカ人に詐欺を見せており、今全世界がこれを目にしている。私たちはそれを白日の下に晒す必要があり、これらの勢力は長年アメリカを蝕んできたと述べた。
「これはアメリカが強力に回帰する始まりです。このすべてを乗り越えて振り返ってみた時、このすべてが決まっていたことだったと分かるはずです」
テレビ番組の司会者アレックス・ジョーンズ氏は、「私たちの神、全宇宙の神は、みな私たちの味方です。私たちは神を讃え、神に感謝し、このすべてが神の計画の中にあり、これらの按排はそれぞれ絶妙なところがあります」と述べた。
神が示してくれた真実
ジェリコパレードの共同発起人ロブ・ウィーバー氏とアリナ・グロス氏は1カ月前に出会い、同じく神を信じる2人がそれぞれ同じ光景を見たという。
ウィーバー氏は神に祈った時に、「この全てはまだ終わっていない」という神の声が聞こえた。 そして彼は、集会や首都を巡るパレードや六つの激戦州の当日と同じ光景を見たという。「今日の出来事は私が見た光景であり、これは奇跡です」と言った。
グロス氏もまったく同じ光景を見たという。「私たちは大きな声で叫び、祈り、神が私たちの国に慈悲を下さるよう、真相が暴かれるよう、全国の国民が神に祈り、過ちを改め、神が導かれた道に戻るよう呼びかけます」と言った。
イーグルフォーラムCEOのエド・マーティン氏は、「いかなる勢力でも神を止めることはできず、アメリカを止めることはできません。最高裁やフェイクニュースが何を言おうとも、私たちは止まることなく前進します。アメリカの首都での集会の様子は、全世界が見ており、日本も台湾も香港も見ています。私たちは山の頂点に立っているからです。この光を消してはなりません。祈りを捧げましょう」と同氏は、集会の全貌を生中継した新唐人テレビ、RSBN、Wictery TVと、その他のメディアに感謝の意を表した。
ジョージア州の議員「7000万以上のトランプ氏支持者が、眠っている巨人を目覚めさせている」
バーノン・ジョーンズ下院議員 |
アフリカ系アメリカ人の民主党ジョージア州のバーノン・ジョーンズ下院議員は、「トランプ氏を支持している7000万人以上の有権者が、眠れる巨人を目覚めさせている 」と述べた。
ジョーンズ氏は、民主党は一つの政党としてブラック・リヴズ・マター(BLM)やアンチファからの暴力を非難しておらず、彼らは社会主義と抱き合っている。我々はベネズエラや他の国のようになってはならず、社会主義は通用しない。 私たちは第三世界の国ではなく、私たちの投票とみんなの合法的な一票が選挙を決めるものであり、これがとても重要なことであると主張している。
ペンシルバニア州の上院議員「神に祈れば(私たちは)歴史を変えられる」
ペンシルバニア州のダグ・マストリアーノ上院議員は演説の中で、「脆弱な時には勇気を見付けることができ、暗い時には光を発見することができると神は教えて下さいました。これは私たちの物語です。アメリカの世々代々の伝統は今日まで続いており、神を信じています」と述べた。
「今日はペンシルバニア州の人たちを多く見かけますが、あなた達を愛しています。主流メディアに選挙の結果を指図されてはなりません。そして、誰を選ぶべきかを彼らに言わせるべきではありません。私たちは自分を信じ、神を信じているのです。私は神が指導者を派遣されていると信じています。今、この場にいる皆さんはそれぞれ証言があります。そうでしょう?」
諮問機関の取締役会長「アメリカは神への信仰を取り戻すべきだ」
ケビン・ジェシップ会長 |
リターン・インターナショナルのケビン・ジェシップ会長は発言の中で、100万人もの人々が一堂に会したのは、私たち国民の勝利の兆しであると述べた。
「悪の勢力が中絶を支持し、命を殺し、子供たちに学校で聖書を読ませないようにし、私たちの家庭の伝統を破壊するために暴走しています。私たちは今、それを立て直さなければならず、それを逆転させ、国の根本である神への信仰に戻らなければなりません。絶望的な時になればなるほど、神は光を現して下さるのです」
「我々が今、立ち上がって不正を暴かなければ、今後、公正な選挙はないでしょう。我々の言論の自由は命の危機の瞬間に直面しており、だからこそアメリカ人は立ち上がるのです。それは第一修正案の権利である言論の自由のためです。アメリカには非常に重要な役割があります」と述べた。