北京市大興区の68歳の徐鳳梅さん 懲役5年の実刑判決
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 【明慧日本2020年12月24日】北京市大興区の法輪功学習者の徐鳳梅さん(68歳女性)は11月23日午前9時、大興区裁判所に不当に開廷され、自ら弁護した。最近、懲役5年の実刑判決を宣告され、身体検査の結果が合格ではないため自宅で裁判所からの聴取を待っている。

 徐さんは、自分の命を延ばされたのは法輪功のおかげであり、生きているうちに法輪功の素晴らしさを人々に伝えなければならないと考えている。中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害が始まって20年間、中共の人員に連行・拘束され、洗脳班に送られ、刑務所で7年間の迫害を繰り返し受けていた。

 2020年6月6日正午、徐さんはいつものように仕事に出かけ、バス停から帰宅途中、大興区の天宮派出所の警官らに連行された。警官は徐さんを調べたが、何も証拠が出てこなかったので、徐さんを家に送ると言って騙した。徐さんの自宅に到着しても、徐さんはまだ解放されなかった。彼女は動くことができず、警官は身分証明書を提示することもなく、パソコンや法輪功の書籍4、5冊、多くの資料を押収した。

 天宮派出所では、警官が様々な方法で自白を誘導したが、徐さんは協力しないと言い張り、警官は激怒し、水、食事、トイレの利用を禁止し、徐さんは苦しめられた。

 徐さんは長い間虐待を受けた後、血圧が上昇して体調がさらに悪くなり、大興区仁和病院に運ばれ、複数の診療科を受診し、直ちに入院して治療を受ける必要があった。しかし、派出所は徐さんを大興区拘置所に送り、まず徐さんを拘置所に連行して、それから仮釈放の申請をしようとしていた。留置場では、徐さんの身体検査は合格ではなかったため、受け入れを拒否され、ついに仮保釈の手続きをした。

 6月7日深夜、徐さんの娘が派出所に迎えに行き、家に連れて帰った。警官は娘に「母親から目を離さないように、外出させないように、そうしないとアパートを借りることもできず、彼女を会社から解雇させるぞ」と脅し、た。翌日、警官が再び徐さんの家にやってきて写真を撮り、保釈書類を求め、「おまえの行動を常に見張っているぞ」と脅して外出を阻止した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/18/416660.html)
 
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