文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年12月28日】1999年7月に中国共産党(以下、中共)が大法を迫害した後、私たちの村では少数の修煉者だけが修煉を続け、県公安局や派出所に家宅捜査されたり、不当に連行されたり、嫌がらせを受けたりしました。村の幹部たちは警官が来ることを知るたびに、私たちを守るために事前に大法弟子に知らせていました。また、私たちは村の幹部たちに法輪功に関する資料を送ったり、迫害の実態を伝え、共産党の組織からそれぞれ脱退させたりもしました。毎回村の幹部選挙で何人かが再選し、私たちは「皆さんは良い人たちで、法輪大法は素晴らしいことを信じているので、本当に福に報われました」と言いました。それを聞いて、みんな大喜びでした。
ある日の午後、近くの小さな村に法輪功のカレンダーを届けに行きましたが、村人たちは喜んで受け取ってくれ、中には三退までしてくれた人もいました。世人が覚醒しているのを見て、私たちは人々を救うための信心を高めました。
夕方になると資料を持って住宅地に入り、人がいるのを見たら渡し、最上階からエレベーターで下に降りて、ドアをノックしながら真相を伝え、カレンダーを配り、留守であればドアの取っ手に法輪功の資料を置いていきました。
まだ1棟残っていて、2階に行こうとしたら、奥から「ちょっと待ってください」と誰かが叫んでいるのが聞こえてきました。振り返ってみたら、村の書記でした。書記は「急いでここから出て行ってください」と不安そうに言いました。私たちは2人とも住宅地から急いで出て行きました。書記はまた私たちを追いかけて、隠れた場所で「先ほど、県の幹部が会議をして、法輪功がこの住宅地で活動していると伝えていました。あなたたちは今夜この住宅地に入らないでください。あなたたちは歳も取っていますし、夜中に外出しないでください」と言いました。私たちは「私たちは人を救っており、師父の守りがありますから、大丈夫です」と言いました。書記は「師父の保護があっても、身の安全に注意を払う必要があります。あなたたちは村に行って泊まるところを見つけてください。私はこの件に対処します」と言いました。
後で聞いた話ですが、その時、政法委員会、派出所は監視カメラを見ながら、村の幹部たちに確認しましたが、私と同修がマスクを着用していたことで村の幹部たちは知らないと述べたそうです。書記のこの親切な行動に感動しています。彼は私たちを守ってくれたことで、きっと素晴らしい未来があるでしょう。