文/河北省の大法弟子
【明慧日本2021年1月7日】私は1996年に法輪功に出会い、現在60過ぎになります。真相を伝える中で危険な目に遭ったときいつも難を逃れることができました。これから、自分の体験について皆さんと交流していきたいと思います。
一、衆生を救い、事故に遭っても無傷
2018年10月のある日、自転車を押しながら、人々に真相を伝え、法輪功のカレンダーを配っていました。突然車に撥ねられて、自転車ごと吹っ飛んでしまい、強く地面に打たれたのです。車の運転手はもちろん、私も驚きました。漸く状況を理解した途端、「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある、とわれわれは言います」[1]という師父の説法を思い出しました。「私は修煉者だから、大丈夫。試練がやってきたのだ。師父の教え通りに行わなければならない」と思いました。
慌てて駆け寄ってきた運転手に起こしてもらい、相手は私を病院に連れて行こうとし、横で商売している人も「医療費くらいもらいなよ」と声を上げました。しかし、私は「大丈夫よ。病院には行かないし、お金もいらない。私は法輪大法を学んでいるから、安心してください」と伝えました。運転手は半信半疑でしたので、これはチャンスだと思った私は、彼に法輪大法の素晴らしさを伝え、カレンダーをプレゼントしました。ようやく信じてくれた運転手は、真相を理解し、自ら「三退」をしました。また、車に乗っていた2人の乗客も真相を知り、「三退」をしました。弁償すると言ったその運転手を断り、彼らが他県に住んでいると知ったので、「早く帰ってください」と促しました。何度も私に感謝した彼に、私は「感謝するなら、法輪大法の師父に感謝して下さい。すべては師父の教えなのです」と伝えました。
彼らが去った後、身体のどこも擦れてすらいないことに気づきました。慈悲なる師父のご加護により、命が救われました。衆生を救っているとき、自分の身は安全であることを実感しました。
二、正念をもって、全ての危険と妨害を解体せよ
2004年のある晩、真相シールを貼りに出かけました。壁に貼っているとき、突然後ろから殴られたのです。びっくりして後ろを振り向くと、男の人が立っていました。すぐに正念をもって相手を直視し、「大法弟子が衆生を救っているとき、何の妨害も邪魔も許されません」と念を強めました。
すると、周りに人々が集まってきて、法輪功の素晴らしさを知っている人が、「その人は誰の邪魔もしてないんだから、余計な口出しするなよ」と男の人に向かって言いました。「こいつは法輪功をやっているんだぞ」と男の言葉を聞いても、私は少しも怯えませんでした。ふと、「もし困難の前で、念が非常に正しければ、邪悪の迫害や妨害を前にするとき、あなたが言った、正念の強い一言は邪悪を直ちに解体することができ、(拍手)邪悪に利用された人はすぐに逃げてしまい、邪悪のあなたに対する迫害はすぐ消え、邪悪のあなたに対する妨害を即刻になくすことができます」[2]と師父の説法を思い出し、彼に大法の素晴らしさや、迫害されている真相などを話しました。私自身、大法から大きな恩恵を受けてきたので、他の人にも知ってほしいし、分かち合いたいと思ったのです。
私の気勢に驚いた男の人は、態度を緩めました。その晩、私は何事もなく家に帰りました。
今回のことを通じて、師父と大法への信念がより一層固まりました。衆生は本当に苦しみの中でもがきながら生きているので、もっと多くの人々を救わなければなりません。真相を伝え、衆生を救う中で、私は常に慈悲の心をもって人と接し、そして、自分の行く道を切り開くことができました。政府関係者や、大工さん、教師、生徒、警察官、「610弁公室」の関係者、そして、検察院庁に勤めている人など、私が会う全ての人に必ず真相を伝えます。コロナ期間中でさえも怠らず毎日出かけました。
邪悪は今、非常に弱まっており、虚勢を張ることしかできません。大法弟子は表面上の虚像に惑わされてはいけません。すべてのことは師父が決めて下さいます。私たちは心の中に法を持ち、衆生のことを考え、やるべきことを行っていれば、何の危険もありません。師父は私たちに最高のものを与えてくださいました。慈悲で偉大な師父に心より感謝いたします。
注:
[1]李洪志師父の著作:『轉法輪』
[2]李洪志師父の著作:『各地での説法七』「米国西部国際法会での説法」