文/中国黒龍江省の大法弟子
【明慧日本2024年11月19日】明慧週刊に掲載された携帯電話の安全に関する記事を二つ読み、私も自分が知っている携帯電話の安全問題について話したいと思います。
約10年前のことです。年末に職場で業務報告をする際、自分の仕事をPPTで発表することになり、写真が必要だったため同僚の携帯電話で撮影しました。撮影後、写真を取り出そうとしたところ、携帯電話が写真の転送中であることを通知してきました。すぐに転送を止めようとしましたが、操作しても止められず、転送が完了してからやっと停止しました。これらの写真には特に敏感な内容は含まれていないのに、どうして自動的にアップロードされたのかと不思議に思いました。その時、撮影したノートの表紙に私の名前が載っていることに気づき、どうやら私の名前が「敏感語」として設定されている可能性があると分かりました。
またある時、子供が帰省した際、髭剃りを持っていなかったため、親戚の家に行くと言いました。私は「近くのショッピングモールで髭剃りを買ってくればいいのでは」と言いましたが、子供は「必要ない」と答えました。翌朝まだ起きていないうちに、彼の携帯電話に髭剃りの広告が配信されました。携帯電話は常に私たちの会話を盗聴しているのです。つまり、現在の携帯電話の盗聴技術は非常に進歩しており、キーワードや敏感な言葉が入力されると、自動的に関連情報が送信される仕組みになっているのです。
10年前、同僚が使っていたソフトウェアで、音声を直接文字に変換することができました。ほとんどの言葉は正確に変換され、わずかに間違いがある程度でした。つまり、10年前から、邪党の盗聴手段は非常に便利で、実際に聞く必要はなく、キーワードや敏感な言葉を設定するだけで、送信される内容が自動的に文字として転送されるという状況だったのです。
同修への提案ですが、会う時にはまず「携帯電話を身に着けないで、安全な場所に置き、遮蔽袋や金属の箱に入れておく」ことを互いに注意喚起することが大切です。面倒だとか相手に悪いと感じないようにしましょう。話す時には声を小さくし、家族にも聞かせないようにし、可能な限り遠く離れて話すようにしましょう。家族も携帯電話を持っているため、盗聴や情報が転送される可能性があります。話をする時には同修の名前を出さず、一文字で代替するか、実名は言わないようにして理性的に賢く行動しましょう。全員の名前が敏感な言葉として登録されているためです。また、「法輪功」や「大法」、「明慧」など大法弟子がよく使う言葉もすでに敏感な言葉として設定されています。現在、大規模なデータ監視は非常に普及しており、一般の人々もインターネットで「敏感」な内容について話すと、警告を受けたり投稿が削除されたりするのは、こうした盗聴や監視のためです。
師父は法の中で何度も携帯電話の安全問題について言及されています。そのため、大法弟子は師父の要求に従い、携帯電話の安全問題を真剣に捉え、携帯電話に危険が生じないようにすることが非常に重要です。決して同修を暗に裏切るような過ちを犯してはなりません。
携帯電話の問題は、私たちの修煉の過程で無視できない問題です。「何も起きなかったから大丈夫だ」と言って携帯電話の安全を軽視するのは賢明ではありません。一度問題が起きてしまってからでは遅いのです。現在、監視カメラや電子監視装置は街中や住宅地の内外、建物の入り口などに至るまで至る所にあります。ある同修は「自分は怖くない」と言いますが、自分だけでなく他の同修のために配慮すべきです。これは同修を危険にさらすことに等しい行為です。未だに微信をアンインストールしていない同修もいますし、常人のニュースを見たり、抖音(TikTok)の内容を頻繁に見ている同修もいます。ある同修は脳卒中のような病業が現れてからやっと見なくなりました。現在、電動自転車にもナンバープレートが必要とされています。安全に気を付けず、同修の家にヘルメットをつけたまま直接玄関まで訪れるのは非常に理性的でない行為です。
安全を重視することも、他人を思いやる行動の一つであり、修煉は厳粛なものであり、他人のために、そして全体のために責任を負うことが求められます。それは、同時に自分自身の修煉にも責任を持つことなのです。