海外同修の携帯電話の安全問題
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文/カナダの大法弟子 泉心

 【明慧日本2024年11月12日】「携帯電話の安全性を守ることは、正しい悟りです」を読んで、心に深く感じるところがあり、私が見たことについて問題点を書き出してみたいと思いました。

 海外の同修がスマホにWeChatをインストールしている理由はいくつかあります。

 (一)、中国出身の年配の同修が、家族がまだ中国に住んでおり、または子供が修煉しておらず、子供がWeChatを使って親と連絡を取っているために、スマホにWeChatがインストールされたままになっている場合があります。こうした年配の同修たちは、しばしば明慧ネットがWeChatを削除するよう呼びかけていることを認識していません。最近、Telegramのグループが頻繁にハッキングされ、多くの人が安全な通信アプリに切り替える中、私は一部の年配の同修がまだWeChatを使用しているのを見ました。こうした同修には長期的な病業や魔難が伴うことが多く、個人的には修煉を厳格に捉えていないことと関係があると理解しています。

 (二)、プロジェクトに関わっている同修の中には、マーケット担当として海外の華人コミュニティと接触する必要があり、WeChat、Xiaohongshu(小紅書)、Douyin(抖音)などを使って顧客と連絡を取ったり情報を確認したりしています。そのため、これらのアプリがスマホにインストールされています。しかし、こうした同修には専用のデバイスを用意し、国内アプリがインストールされているスマホをプロジェクトのオフィスに持ち込まないよう、またこれらのスマホでメディア会社の内部Wi-Fiネットワークに接続しないよう勧めたいです。また、神韻の後方支援を担当する学習者のスマホにもWeChatがインストールされていたり、簡体字の中国語システムを使用していたり、iCloudなどのAppleのクラウドサービスを利用しているのを見ました。適切に設定されていないと、スマホの連絡先やメッセージ、写真などの情報が自動的に中国のデータセンターにバックアップされることがあります。

 最近、ある年配の同修が亡くなる前、病業で寝たきりの間にスマホで師父の講法を聞きたいと願っていました。私が関連ファイルをダウンロードする際、スマホにWeChatがインストールされており、中国にいる子供とビデオ通話をするために使っていることがわかりました。私はアンインストールを勧めましたが、同意は得られませんでした。その同修が亡くなった後、葬儀のために中国から来た子供が引き続きそのスマホを使用しました。そのスマホには大法の学法アプリや同修向けの安全な通信アプリがインストールされており、連絡先もプロジェクト名や人名で命名されていました。クラウドサービスも有効になっていたので、私はその息子に、スマホを持ち帰る前に工場出荷時の状態に戻すように3回勧めました。そうしなければ彼に問題が生じるかもしれないからです。息子は理解したようでしたが、実際に実行したか確認できませんでした。

 師父が何度も話された事柄について、私たちが修煉の中で注意できるかどうかは、安全面だけでなく心性の反映でもあります。海外の同修が皆、明慧ネットの2018年6月30日の「すべての大法弟子への注意事項」を読んで、理解できない年配の同修にはプロジェクトに参加している若い同修がスマホをチェックし、互いに注意を促すことができるよう願っています。

 個人の悟りであり、限られた認識の中で書いています。法に適さない点があれば、同修の慈悲あるご指摘をお願い申し上げます。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/9/481714.html
 
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