天津女子刑務所での迫害の実態
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年1月17日】天津女子刑務所は中国共産党(以下、中共)が法輪功学習者(以下、学習者)を迫害している場所である。「転向」しない学習者を毎日殴り、監視カメラを設置し、上の階に引っ張ってからすぐに暴行を振るう。上の階には殺人犯と麻薬中毒者を拘禁し、みな学習者らを監視し、殴打している。さらに上の階は生産ラインであり、機械の起動音が大きく、下の階にいる人は全くこのような暴行が起きていることが聞こえないという。中共による情報遮断もあり、これまでに暴露された迫害の実態は氷山の一角である。最近起きた迫害は以下の通り。

 天津市武清区の学習者・姚仕蘭さん(73)は長期にわたって3人の囚人に監視されている。目撃者の情報によると、姚さんが迫害を拒否すると、すぐに罵られ、殴られる。帰ってきた姚さんは顔と身体に大きなアザが残っていたという。

 アメリカ国籍の学習者・劉瑩さん(50代)は殺人犯の薛蓮に監視されている。薛は塘沽区出身、人を殺した上、遺体を無残に処理した。いつも薛に虐められている劉さんの身体は衰弱し、よく病院へ行き、治療を受けなければならない状態だ。

 天津市武清区の学習者・趙淑珍さん(70代)は2019年4月20日に身柄を拘束され、2020年の初めに懲役5年の不当な判決を宣告された。情報筋によると、趙さんは2020年8月、武清区留置場で拘禁されていたが、少し前から市女子刑務所に移送されたという。刑務所では囚人・張紅芳と張洋が趙さんを監視し、少しでも気に食わなければ、好きなように殴っているという。

 同刑務所で拘禁されている学習者は他に王樹敏さん、李センセンさん、王淑艶さん、董樹香さん、李建敏さん、孫淑珍さん、馬淑華さんである。

 麻薬中毒者の張華楠は囚人のリーダーで、よく学習者らを虐待ている。囚人・趙娜は生産量と巡回の担当である。囚人・董利君は学習者の監視担当である。

 天津女子刑務所は長年、江沢民グループに追随し、法輪功学習者に残酷な迫害を加えている。その結果、多くの学習者の心身は大きなダメージを受けた。陳瑞芹さんら数人は迫害されて死亡し、徐雪麗さん、楊建さんらは迫害されて精神異常になってしまい、張玉蘭さんは迫害されて身体が不自由になり、また多くの人は重体に陥った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/15/418445.html)
 
関連文章