文/海外の大法弟子
【明慧日本2021年1月19日】今回の米国大統領選挙は数千万人に影響を及ぼし、多くの修煉者にも影響を及ぼしました。特に今日に至るまで事態は進展し、ワシントンDCの1月6日はすでに過ぎ、両院協議会の情勢は再選を求めるトランプ氏にとって不利であり、各地から首都に駆けつけ選挙詐欺に反対し、トランプ氏を声援した人々は様々な抑圧を受け、何人かの偽りの支持者の過激な行為が批判され、さらに現地では1人が射殺されました。トランプ氏およびその支持者は期待されていた同情、肯定と支持を得られなかっただけでなく、かえって、反対派は機会に乗じて矛先をトランプ氏に向け、トランプ氏およびその支持者に対して名誉を毀損し攻撃しました。表面的な状況はトランプ氏にとってさらに悪化しているようです。このことに対して、多くの人がとても失望し、落ち込み、さらには「約束された奇跡はどうなったのか?」と困惑しています。神はどうして米国を守らないのでしょうか、それとも守れないのでしょうか? 私たち個々の同修もさまざまな程度で理解できなかったり遺憾を示しているようです。
実際、正しい神の按排は必ず法を正し人を救うことに完全に最も有利なものであるはずです。修煉と法を正す時間は差し迫っており、限りがあり、試練と修煉者の向上と、人を救う機会は本当に残りいくばくもありません。米国の今回の大統領選挙も紛れもなくさまざまな人々に態度と選択の機会を与え、なぜなら大統領選挙が米国さらには全世界の多くの人を巻き込んでいるからであり、神は当然この過程と結果を利用し按排しています。極端に腐敗したいくつかのものは、ただ暴露され廃棄され、それならば腐敗したいくつかを明らかにしたり見せたりすることはできないのでしょうか? 最近、非常に汚く、腐敗した人類の基準から遠く離れたものが自分を曝け出し暴露されたのではありませんか? いくつかの醜悪なものの暴露あるいは顕在化あるいは醜悪なものに対する擁護は、ほとんど隠蔽されず、大手をふるい、恥知らずで、道徳のアンダーラインもないところまで来ています。
これらの腐敗したものは悪魔と中共邪霊が誘惑をつかさどっており、人々も自堕落に甘んじ、邪悪に迎合した結果であり、人々も当然この結果を引き受けなければなりません。これらの腐敗したものは一朝一夕に形成されたのではなく、曝け出されてきた多くは最近のことであり、ここ数十年のものであり、その中のいたるところに中共の魔の影があります。腐敗したものの存在はさらに法を正すことにおいて、人々を悟らせることにおいて、人々に中共と悪魔を認識させ、正と邪を見分けさせ、これで条件は満たされているのではないでしょうか? いくつかの悪の現れは人々が寛容し忍耐できないところまで来ており、邪悪な旧勢力の要素も最終的にヒステリックに必死に行動しましたが、悪の現れや旧勢力はすべて報復を受け、徹底的に取り除かれるでしょう。
これまでの物事の現れについて、ある人は「こんなに大きな出来事なのにどうして奇跡が表れないのか? どうして良い結果がもたらされないのか?」と言うかもしれません。確かに、大統領選挙からこれまでの過程の前半で、人々は歴史の予言、あるいは宗教家の予言(何らかの天象を見たなど)、あるいは占い師の予言などなどを引用し、それらの予言はみなトランプ氏の再選を示していました。現実の中で示されていることもまた「米国政界の現在のトップにおいても、トランプ氏は神を信じており、伝統的な価値観を尊重し擁護し、中共に対して大胆に挑戦する勇気のある人物である」ことを表明しています。トランプ氏も伝統的な価値観を尊重し擁護したことにより伝統的な教会の信者と保守派の多くの擁護を深く受けました。特に、修煉者の中では、みな師父の『大統領選』という経文に対してみな自分の理解を持ち、明慧ネットで『原則と基点をはっきりと分かっていなければならない』が発表され、明慧ネットはさらに同修たちのこの点における交流文章を次々と掲載しました。一部の人は「トランプ氏が神に選ばれた人であれば、それならば大統領選挙に勝利し、順調に再選を果たすことが筋が通ったことであるべきだ」と理解を深めました。現在の状況が発生して、多くの人が失望を感じ、落ち込んで自信を喪失しました。
しかし、表面的な現実が人を惑わせ、感情に影響を与えますが、神の意志や、法を正す按排が変わることはありません。考えてみてください、もしトランプ氏の再選にいかなる大きな障害もなく、以前の重要な日々においても完全にトランプ氏に有利な状況が出現し展開されたならば、トランプ氏を支持する人は必ず慶祝し喜び、神を信じる人も引き続き信じます(実質的な理解がさらに深まるとは限らない)が、同時に、どれだけの汚れと下劣さが引き続き隠され偽装され、闇の勢力が必要とするものはただ引き続き潜伏し次の悪事をめぐらし、真相を知らない人々は引き続き真相を知らないままなのです。このように選挙の過程は困難で長期化されました。さらに、まもなく訪れる淘汰に対して、人々はそのままその淘汰が偶然にそのような結果になったと考え、中共の悪魔から離れなければならないとは考えず、自分の過去のさまざまな非を反省したり考えたりせず、認識を変えて心から本当に神を信じることはないでしょう。
人の世の中で、善と悪の明確な対比、さらには絶望の中での奇跡こそ本当に人を救うことができるのです。
毒薬は毒薬であり、まったく救い済度することのできない人の現世での報いが早く来ようが遅く来ようがそれは最も重要なことではなく、重要なことは善と悪の明確な対比、さらには絶望の中での奇跡のすべてをうまく利用してまだ救い済度できる人を救い済度することなのです。
正しい結果は必ず現れますが、それが大法の力を示すものであることを願っています。今回の大統領選挙の過程において、善良さも十分に示され、トランプ氏はいつも重大なあるいは重要な瞬間に祈り、神の助けを求め、伝統的な教会の信者と宗教家も、常に祈り、神が米国を保護してくださっていることを信じました。これはとても喜ばしいことです。この堕落したよくない時代に、神を信じるということは人の世の本当の精華であり、人の世における神の恵みの光なのです。本当の修煉者として、私たちは神を信じるということに対して比類ないほど大切にし、神も絶賛し高く評価し、神を信じる人々を必ず包み込み、保護し、神を信じる人々を必ず救い済度するでしょう。神を信じる人々は現実の中でさらに多く挫折し、特に現時点では、神は無視せず、神を信じる人々を大統領選挙の過程において悪化させず、神を信じる人々を完全に失望させず、必ず神を信じる人々に希望と奇跡を見せるでしょう。神を信じる人々が最終的な真相を見る時、必ず喜び、さらに大切にし、さらに神を信じ、最終的に救い済度されるでしょう。その時、人々は現在を振り返り、今の努力と苦難のために後悔することなく、かえってさらに価値があると感じるでしょう。
大法弟子のために、私たちは法を正すことと最終的に救い済度するという角度から問題を考慮します。最終的な結果が展開される中で、もし人々が認識しあるいは体験することができれば、これは大法の力の作用であり、これはただ単に大統領選挙で誰が勝ったかの問題ではなく、これは善と悪の争いであり、最終的に救い済度されるための一歩であり、自分自身の善の選択もまた神によって選ばれているのです。善の選択によってはじめて法を正すことがさらに有利になり、さらに多くの人を救うことに有利になるのです。なぜなら大法を正しく認識してはじめて最終的に救い済度され、大法こそが救い済度できるからです。
世の中の成否、一時的な状況は、ただその過程を表しているだけであり、あまり重んじるべきではなく、状況を見通すべきなのです。大統領選挙の期間に正しい役割を果たした人や物事は、より良い宗教あるいはその他の人の認識や行動でさえ、救い済度される過程を歩んでおり、大統領選挙の結果が正しい役割を果たした人や物事にとっての最終的な結果ではありません。私たちははっきりとした認識を持ち、励まし援助することができ、機会があれば導き促すことができ、本当に最終的に救い済度されることに正しい役割を果たした人を認識させなければなりません。私たちは正しい役割を果たした人や物事と混同することはできず、正しい役割を果たした人や物事と混同すれば私たちは自分を見失うでしょう。
正直に言うと、今回の大統領選挙以来、私たちは一部の認識を改め、すでに多くの人心を取り除きました。予言への信念と依存に対して、他人への依頼に対して、常人社会での固執した依頼、差し迫った心理、正しい結果を急いで見ようとする心、法に対する可能性のある誤解、これらはみな是正され、正されました。これが私たちの修煉と向上です。私たちはさらに速く向上すべきであり、できる限りあらゆる人心を取り除くべきです。
私たちは動かずに行うべきであり、大法を堅く信じ、師父の要求に従って行動しなければなりません。個人の理解では、動かないとは、心が法にあり、法に則って判断し認識し、法に則って自分の言葉と行動を導くことです。一時的な状況のために、外見に惑わされず、自分を常人と混同せず、現在正しい作用を働いている人をも含みます。法を正すこと、人を救うことに対して無関心であることが「動かない」ということではなく、それは法と自分に対して責任を負っていないということです。三つのことをしっかりと行い、どのような環境下でもいつも人を救うことを考え、いつも人を救いに行き、人を救うことに対して正しい作用を果たし、過激であってはならず迷ったりもせず、これこそが法に則って「動かない」ということです。絶えず法を学び、法に対する本当の認識をさらに深め、そうしてはじめて法に則って動かずに行うことができるのです。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2021/1/10/189847.html)