第6回新唐人国際ピアノコンクール開催のお知らせ
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 【明慧2021年3月6日】新唐人国際ピアノコンクールは純粋な真・善・美の正統派芸術の振興、およびヨーロッパの伝統的なクラシック音楽の復興と振興をテーマとしていることで知られています。2021年度ピアノコンクールの開催要項が2月27日、アメリカのニューヨーク市で正式に発表され、同日よりエントリーの受付を開始しました。

 新唐人国際ピアノコンクールは、唯一無二の芸術への真摯なる追求をしています。指定された課題曲以外に、自由曲はバロック、古典派、ロマン派の時代の作品に限ります。主催者は、これらの時代の作品は、西洋クラシック音楽の形式と内包から言っても、最も純粋であることを確信しています。

 「1600年から1900年にかけて作曲されたクラシックピアノ音楽は、優美な風格と旋律を有し、かつ精神的な内包が含まれています」。ピアニストのヤナーラ・ハセノヴァ(Janara Khassenova)氏は、「例えば、バロック時代の音楽は教会に仕え、神を賛美するために歌われています」と称賛しています。ハセノヴァ氏は、このコンクールの審査員であり、芸術顧問でもあります。

 「重要なのは、これら(クラシック音楽)の伝統を失わせないこと、そして継承することです。 新唐人の国際ピアノコンクールという特別な使命は、音楽家にとっても、地域社会にとってもかけがえのない重要なものだと思います」と、2019年のコンクールで銀賞を受賞したイタリアのニコラス・ジャコメッリ氏が語りました。

 2019年、第5回新唐人国際ピアノコンクールがアメリカのニューヨークで開催されました。世界中から100名以上の優秀なピアニストが応募し、28カ国78名のピアニストが予選に通過し本選に出場しました。 今年の国際ピアノコンクールの会場は、ニューヨークのマンハッタンにある著名な音楽演奏ホールで開催されます。

 コンクールに参加するピアニストは、予選、準決勝、決勝の順で行われます。会場の観客のほかに、準決勝と決勝、および受賞したピアニストの演奏は、新唐人テレビ(NTD)と大紀元時報の多言語ウェブサイトと関連のソーシャルメディアでライブ配信され、世界中の100万人以上の視聴者に、この盛大な音楽イベントをお届けします。

 レパートリー

 予選:レパートリーリストから2曲選択。J.S.バッハのトッカータとショパンの練習曲を含むものとする。

 準決勝:課題曲1曲を演奏するほか、レパートリーリストの中からベートーヴェンを1曲選択。

 決勝:バロック、古典派、ロマン派の時代のいずれかの作品を自由に選び、40分間の独奏を行なうものとする。

 予選、準決勝、決勝において同一曲を演奏してはならない。

 特色のある課題曲

 2016年の第4回新唐人国際ピアノコンクール以来、準決勝に進出する全てのピアニストには、課題曲を西洋楽器であるピアノの技巧で絶妙な東洋音楽の旋律と内包を醸し出す機会が与えられています。

 同コンクールの審査委員長を務める飛天芸術大学音楽学科のベッキー・ヤオ(Becky Yao)教授は、「伝統的な西洋クラシック音楽の要素と中国古代音楽の旋律的なリズムが完璧に融合していることが、新唐人国際ピアノコンクールの課題曲を、これほどまでにユニークで魅力的なものにしています」と述べています。

 また、今回の国際ピアノコンクールでは、世界的に有名な神韻芸術団の芸術監督であるD.F.氏が作曲した曲をコンクールの課題曲として選ばせていただけることを光栄に思います。

 コンクールの審査員であり、課題曲の編曲者として、飛天芸術大学音楽学科のスーザン・リュー(Susan Liu)教授は、「課題曲は東洋と西洋の正統音楽の精髄を十分に反映させると同時に、神韻音楽の中に含まれる神性なる音楽と内包を表現することにも重視しています」と強調します。

 中国の伝統音楽は内なる情感の表現に重点を置いており、古代人は常に楽器を使って自分の心情を語っていました。 西洋音楽は全体的な音楽のアンサンブル効果に重点を置いており、そのために音楽の編曲と和声の効果が特に重要視しています。

 「課題曲の編曲の依頼を受けた時、私は伝統的な和声をさかのぼって探求し、つまり機能的な和声に戻るということです」とリュー教授は話します。

 コンクールの本選に進出するピアニストは全員、コンクールの45日前に課題曲の楽譜を受け取ることになります。

 リュー教授は、応募したピアニストたちに、東洋音楽と西洋音楽の要素を融合させた音楽の意味や内包と味わいをどのように表現するかを理解するために、神韻交響楽団の音楽を聴くことを勧めています。

 純正なる演奏

 このコンクールの審査員全員が、新唐人テレビが招聘した経験豊富なピアニストとピアノ指導者です。 審査の基準は、ピアニストの演奏スピード、躍動感、音色の透明感と正確さなどの方面に関する超絶技巧だけでなく、ピアニストの演奏の純粋さ、特に伝えられるクラシック音楽の内在的な美感を評価します。

 ハセノヴァ氏は、「もし、ピアノ奏者が最も真摯な思いと感受を演奏に溶け合わせることができれば、それでは人の心にストレートに伝わり、聴衆にエネルギーを感じさせ、感動させることができるのです」と語りました。

 新唐人国際ピアノコンクールの主催者は、参加するピアニストがクラシック音楽の復興のみならず、伝統文化の保存、および人類の文明の全体の向上に貢献できることを確信しています。

 コンクールに参加できるピアニストの年齢は17歳から35歳までとし、申込締切日2021年9月1日までに、第6回新唐人国際ピアノコンクールへの参加申し込みができます。 オンラインでの申し込みは、piano.NTDTV.comまで。

 コンクール日程

 申込締切日:9月1日
 参加者リストの発表:9月15日まで
 予選、準決勝、決勝:10月28日から30日
 受賞者コンサートと授賞式:10月31日

 コンクールの賞金

 金賞:10,000米ドル
 銀賞:6,000米ドル
 銅賞:3,000米ドル
 課題曲最優秀賞:3,000米ドル
 傑出パフォーマンス賞
 優秀賞、名誉賞

 新唐人国際ピアノコンクール紹介

 新唐人国際ピアノコンクールは、新唐人テレビが主催する国際文化芸術コンクールシリーズの一つです。このコンクールの宗旨は、純粋な真・善・美の正統派芸術を広め、バロック、古典派、ロマン派の時代までのピアノ音楽の華麗な音楽を再現することにあります。コンクールは、真摯に芸術を追求し、250年の歴史を持つピアノ文学(音楽)の遺産を継承し、その振興を図ります。 これらの音楽は人間文化の至宝であり、後世に伝えるべきものです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/2/421546.html)
 
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