【明慧日本2021年3月24日】明慧児童クラブの活動は10年以上にわたって続いており、参加する保護者や子供がますます増えている。2021年2月4日から8日まで、明慧児童クラブのキャンプが開催された。台湾各地から、3歳から12歳までのおよそ56人の子供達が雲林環球科技大学に集まった。青年の法輪功学習者たちは、各種の興味深い企画を準備し、映画鑑賞、ゲーム等をして、子供達と一緒に学法、煉功もした。子供達は真・善・忍という精神を体験し、学んだ。
師父に新年のご挨拶を申し上げます
明慧児童クラブ、活動の記録
明慧児童クラブの責任者・沂臻さんは、「明慧児童クラブを行う目的は、子供学習者が集団的な環境から法輪大法の奥深い内包を体感し、『真・善・忍』という真理を理解することによって、生活の中で子供学習者の品徳を育て、いかに善を持って人と接していくか、いかに正直な人間になり、自省を持たせるのかなどが含まれています」と話した。さらに、「明慧児童クラブに参加する事を通して、子供達に自らの修煉状態を向上させ、周りの人々に善なるエネルギーをもたらすことできます」と話した。
旧正月を迎える際に、明慧児童クラブ全員が法輪功の創始者・李洪志先生に新年のご挨拶を申し上げた |
朝から煉功する明慧児童クラブの子供学習者 |
真・善・忍を生活で実践
高雄市永安から来た鄭さんは、喜んで蓮の花の形のしおりを配っていた。彼女は「明慧児童クラブに参加することは好きです。美しい蓮の花の飾りを縁ある人々に配布するのが最も楽しいです。年長のお兄さん、お姉さんと一緒に学法したり、ゲームをしたりして、多くの事を学ぶことができます。『真・善・忍』という基準を生活で実践しています。来年また来ます」と言った。
子供学習者の黄澄宇さん(右)、廖唯融さん(左)、林佑萱さん(中) |
台中から来た小学校5年生・黄澄宇さんは明慧児童クラブのキャンプに参加するのは6回目。「明慧児童クラブに参加するのが大好きです。活動の中で『殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さず 』という法理をしっかり守っています。お兄さん、お姉さん達も優しくしてくれます。お互いに会うのは初めてですが、優しい人達だと感じて、まるで一つの家族です」
雲林から来た小学校6年生の廖唯融さんは明慧児童クラブが大好きだと言う。「今度は、9泊10日の活動に参加したいです」
彼女は蓮の花の作り方を学ぶのが好きだと言った。「作る時に、忍耐と諦めない固い意志が身につきました」
高雄から、5回目の参加となった林佑萱さんは、「とても楽しかったです。何か間違えたとき、みんなは善なる態度で伝えてくれます。ほんとうに感謝します。自分も幼稚園の子供達に手助けしてあげたいです」
奉仕しただけ得るものがある
高雄医学院薬学系の大学3年生・蘇延弘さんは、キャンプのスタッフとして2回目の参加となる。彼は「チームの責任者を担当する度に、異なる感想が得られます。子供達と共に心性を向上させていくのは難しいですが、とても充実しています。表面的には自分は教える立場に見えますが、実は自分も得るものがあります」
学習者の蘇延弘さん |
蘇さんは子供学習者チームを率いる際、彼は常に心の奥にある考え方をチェックしてみた。子供達への関心や、サービスなど表面のレベルにだけ留まる時、内心から誠実な気持ちではないのなら、純粋な子供学習者はその真偽をすぐ察知することができることに気づいた。往々にして、心より表現した真実と善良、誠に他人のために考える場合、子供達に歓迎されると蘇さんは語った。
黙々と不足を補う
長栄大学三年生のリーダー・林晋豪さんは勉強のため、そして何か力になりたいと思い、黙々と不足を補った。彼は、初めてキャンプに参加した時、子供学習者を率いる経験がなかったため、多くの挫折を体験した。
学習者の林晋豪さん |
今年は2回目の参加となる林さんは、いかにうまく子供学習者を指導するか、いかによく関わるかにおいて、たくさん時間をかけて題材と課程を用意したり、考えたりした。しかし、子供達は、他のリーダーを慕い、彼は挫折を感じた。彼は「自分はどこが悪かったのでしょう。いや、違う。ここにいる人達は大法の小弟子です。大法を円融する役割を果たしているのです。やるべき事を黙々とうまくやっていけば良いのです。足りないところを円融して行きましょう。子供達は『真』を持っているので、自分の不足を表に出してくれたのです。これは偶然ではなく、自分自身を修めましょう」と考えた。
心からの九文字を念じて奇跡が現れる
テナさんは3歳の息子と6歳の娘を連れてキャンプに参加した。初日、テナさんはちょっと心配していた。よく観察してみると、子供達は手厚い待遇を受けていた。それを診て安心して参加させることができた。
旧正月を祝う際、師父に何を言えば良いのかと言うと、テナさんは幸せで涙が流れてきた。「師父は私を地獄から救い出してくださり、私の命はまるで作り直されたようです。師父の慈悲なる済度は言葉で言い表せないほどです」
テナさんはかつて妊娠できない体質だったため、夫と離婚しようと考えた。「本当に仕方ないことです」と言った。ニューヨーク法会に参加した後、修煉するには自分の道をしっかり歩まなければならない事が分かった。彼女は自分自身に「妊娠できなくても、それを負担に感じなくて良いのです。自分の道をしっかり歩んで行けば良いのです。『真・善・忍』を実践するのが自分の道です」
信念を固くした後、奇跡が現れた。テナさんは重症の祖母を尋ねた時、祖母の耳元に心からの九文字を伝えた。「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を覚えるようにと言ったとき、死の宣告を受けていた祖母が奇跡的に好転したのだという。
法輪大法の素晴らしさを総統事務所へ
文化大学でウールフェルト講師を担当している雷暁臻さんは、ある手作りバッグ、ウールフェルトブランドの創始者である。20年修煉してきた雷さんは、青年学習者から、社会に出て歩むその間に、人生の方向性について困惑した。結婚して子供をもうけたが、悩みが多く、結婚したことで挫折を感じた影響で、雷さんは修煉を諦めようと考えた。しかし、修煉したい、初心に戻りたいと考え、本来の意図を見つけたいと思い、雷さんは徐々に法輪大法の内包を理解するようになり、修煉の縁を大切にしている。
学習者の雷暁臻さん |
雷暁臻さんは高校の普通科を卒業して、大学は軍学校に入った。専門軍人だった。子供の頃から、芸術に興味を持っている彼女は、大法を修煉することによって芸術創作のインスピレーションが絶えず湧いた。独創した「台湾の懐かしいパン」は彼女が一挙に有名になった作品であり、外観は本物にそっくり。展示されたパインパンや、豚肉フレークパン、台湾式のドーナツの精巧さは驚きの出来栄えだった。
ある日、桃園市政府から 総統の誕生日のケーキ作りを要請された。しかも、48時間以内に完成しなければならなかった。彼女は圧力を感じた。どのような作品を作ったら革新的な精神を表せるのか彼女はしっかり考えた。彼女は心を静め、学法し、師父に加持してくださるように願った。その瞬間、いろいろな考えが湧いてきた。雷さんは「台湾の芸術家として、大統領は台湾人の正直、善良、純粋さを持って中国共産党からの圧力に抵抗してもらいたいのです。台湾の善良な環境を守ってほしいです」と言った。
雷暁臻さん(右)、蔡英文大統領(中央)、桃園市の鄭文燦市長(左) |
市政府秘書は雷さんが創作した誕生日ケーキ、及びそのケーキのモチーフが気に入った。短い時間で複雑な手法を用いて一生懸命に作ったプレゼントは、雷さん自ら総統に渡したいと願った。ちょうど雷暁臻さんも同じ考えだったので、秘書の手配により、雷さんは1人の芸術家として、そして法輪功学習者として蔡英文総統にケーキを渡し、法輪大法の素晴らしさと迫害の実態を総統に伝えた。