文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年4月11日】最近、明慧ネットに掲載された「中国共産党(以下、中共)が台湾を占領する」という記事を読んで、いくつかの議論がなされています。私は自分の理解を少し書いてみました。著者や個人に対してではなく、その事柄だけを論じているのです。
私は修煉者として、中共が台湾を占領するかどうかはあまり気にしない方がいいと思います。どの段階においても、それが何かの取り決めであるかどうかはわかりません。また、中共の軍事行動やメディアの背後にあるすべての動機を明確に見ることはできません。修煉者である私たちは、歴史を変えるために来たのではありません。政治は私たちの仕事ではありません。
一方で、私たちは正念を発しています。しかし、その目的は、大法を妨害するすべての邪悪な存在を排除することであり、社会を変えるために行うのではありません。
師父は『理性』という経文の中で「中共は最後のあがきをしており、人に危害を加えるため社会を掻き乱しています。大法弟子はこの混乱した状況に動かされないようにしてください。根本を守り抜いてはじめてこの混乱した状況を正しく認識することができます」 [1] 「人心が変われば、物事が正しい方向へと変化します」 [1]と説かれています。
台湾の大法弟子としては、師が説かれた「社会を左右し 人心が冷え切る 正義と良知はいつ戻るのか」 [2]という法を考えてみましょう。
実は中共が武力で台湾を統一しないにしても、唯一の中華民国である台湾は、すでに共産主義の悪によって浸透されていて、左翼も右翼も危機を乗り越えたいのではないでしょうか。台湾が本当に危機を乗り越えるために必要なのは、人々の心の変化です。それは世界に共通していることで、共産主義の悪霊に支配されずに済む唯一の方法は、基本的に必要なのは人々の心の変化でもあります。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『理性』
[2] 李洪志師父の経文:『大統領選』
【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】