5年間拘禁された女性エンジニアに 再び懲役6年を宣告
【明慧日本2021年4月20日】(黒竜江省=明慧記者)ハルビン市香坊区の法輪功学習者・劉伯濱さん、劉増奎さんは2021年3月31日(水)午前、ハルビン道里区裁判所によるオンライン裁判を受けた。4月8日、劉伯濱さんは懲役6年の実刑判決と罰金2万円、劉増奎さんは懲役3年の実刑判決と罰金1万円を科された。
劉伯濱さんは1987年に湖南大学を卒業し、国有企業のハルビン量具刃具工場のシニアエンジニアだったが、法輪功を学び続けたことで、懲役5年の実刑判決を言い渡されたことがある。
劉伯濱さんは1983年に優秀な成績で湖南大学に合格したが、勉強が重荷になり重度の神経衰弱と神経症に悩まされ、苦しんでいた。結婚してから、伯濱さんはずっと子供ができず、権威ある病院で先天性不妊症と診断された。1995年4月、同級生から法輪功を勧められた劉さんは、病気が治り、活力を感じられるようになっただけでなく、結婚して10年目にして妊娠した。これは彼女にとって夢にも思っていなかったことだった。
1999年7月、中国共産党(以下、中共)の江沢民集団が法輪功への迫害を発動した。当時、妊娠6カ月の伯濱さんは、公安局、区政府、住民委員会、職場などの部門に「保証書」を書くことを強いられ、書かなければ拘禁すると恐喝された。
2000年、息子が生後1カ月だった頃、伯濱さんは勤務を解雇された。