文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年6月6日】中国共産党(以下、中共)は今年の3月中旬、私たちの県でいわゆる「ゼロ行動」を開始し、地元の大法修煉者に大規模な嫌がらせを行いました。中共の党員は、大法の修煉者に「洗脳班」に行くように圧力をかけ、保証書に署名をさせようとしました。彼らは修煉者を脅し、その家族や友人にも圧力をかけました。彼らは修練者に信仰を放棄させようとしていました。
以前、中共の職員は、他の修煉者には嫌がらせをしていましたが、私には直接の嫌がらせはありませんでした。それは、私が大法を修めていることを知らなかったからでしょう。しかし、今回、彼らは私に嫌がらせをしましたが、近くにいる他の修煉者には迷惑をかけませんでした。
最初に県と郷の政府関係者が来たときには、私は家にいませんでしたが、4、5日後に戻ってきました。彼らは、修煉者ではない妻と私を村の委員会に連れて行きました。彼らは私たちを分離し、個別に話をしました。私は彼らと会っている間、協力することを拒否し、洗脳を受けることを拒否し、法輪大法と迫害について真実を説明しました。
その後、親戚の息子が婚約しました。その日、中共の党員が来たことで、婚約のために来た親戚の多くが混乱しました。中共の党員を見た多くの親戚は、私が政府に協力したくないと思っているのではないかと、私に対して違う思惑をし始めました。
私は中共党員との共同作業を拒否したため、彼らは毎日のように私に洗脳班に参加するよう圧力をかけてきました。このような嫌がらせを受けたことで、私の家族は大変な思いをしました。家族は私が法輪大法を修煉することを支持していましたが、今度は洗脳班に行くように圧力をかけてきました。
家族の1人は私に「中共の人たちは、あなたに圧力をかけることができなければ、力ずくで連れて行くでしょう。もし連れて行かれたら、私たち家族はどうすればいいの?」と言われました。
また、一部の家族は、私が自分勝手で、家族のことを考えていないと訴えました。私は説明しようとしましたが、彼らは聞こうとしませんでした。私はストレスを感じ「どうしてこんなことになったのだろう? 私が何か悪いことをしたのだろうか?」と思いました。
私は大法修煉者として、自分の内面に原因を探らなければならないと思いました。最近の自分の考えを振り返ると、2020年のアメリカ大統領選挙で心を乱されたことを思い出しました。選挙結果を見て、自分の無力さを感じました。ずっと落ち込んでいましたし、ネガティブな考えが頭の中に浮かんでいました。修煉を身につけることも少なくなり、三つのことをしっかりやることも集中できなくなっていました。私は自分の問題に気付いていましたが、その原因となる執着を自分に向けて探すことをしませんでした。
絶え間ない嫌がらせに直面して、私は選挙結果への執着が、師と大法への信頼に影響を与えていることに気づきました。私の確固たる信念の欠如、時間への執着、その他の普通の精神状態が嫌がらせの原因である可能性が高いのです。師と法をしっかりと信じていないことは、悪人が私を迫害する理由になるのは間違いないです。
私はこれらの執着を見つけた後、急いで自分の考えを正し、これらの執着を捨て、法に合わない考えを拒否しました。大法修煉者として、どんな状況下でも師と大法を本当にしっかりと信じなければならないことを理解しました。
私が執着を捨てて考えを修正した後、中共の党員は翌日から来なくなりました。私の家庭環境も落ち着き、何事もなかったかのようになりました。
師父は「執着を一つも漏らすこと無く、修めれば」 [1]と説かれました。
この経験から、大法修煉者は常に法に基づいて心性を修める必要があることを理解しました。もし修煉が不十分であれば、すぐに修正しなければ、悪人に迫害の口実を与え、人々を救うための努力を妨害する機会を与えることになります。大法修煉者が修煉を怠ると、心性の向上が遅れ、法の進展に追いつけなくなる可能性があります。
個人的な体験ですので、次元に限りがあります、適当でない所があれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「迷いの中で修める」