文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年6月8日】私は以前、自分の病業は遠くにあるように感じられていたので、病業に少し期待さえしていました。この間違った考えの理由が見つけられないまま、本当の病気の病業がやってきたのです。このことは法を実証することに影響を与え、原因を見つけられなかったときの恐怖と恐ろしさは、病業の壁を通過するよりも深刻でした。
若い大法弟子である私の口は曲がり、片目はまばたきできない状態が突然現れたことで、とても不安になりました。しかし、会社のほとんどの同僚は、私が修煉していることを知っていましたので、大法の信用を落としていたわけではありません。内面を探っていくと、口を修めていないことや、色欲心、嫉妬心、恐怖心、利益を執着する心などが出てきましたが、本当の原因は見つかりませんでした。
そんな時、師父は私に啓発してくださいました。師父は、私の知らない同修を按排してくださったのです。その同修は、ルームシェアに問題があること、大法に反して不適切であることを教えてくれました。そして私に退居を勧めてくれました。しかし、当時の私の経済状態では、すぐに引っ越すことはできませんでした。この病業の偽りの現象は、私が男女でルームシェアしているという事実が、大法弟子のイメージに深刻な影響を与えてしまう警鐘ではないかと思いました。
私が「これではいけない! 引っ越さなければならない」と強く思ったとき、師父が按排してくださいました。そのため、引越しを決めてから完了するまで、トータルで12時間もかかりませんでした。それはとても驚きました。私は自分の正しくないところを正しました。そして三つのことをしっかりと行うと同時に、病業の偽りの一部が消えました。
病業の壁を越えることを本当に恐れてはいけません。あなたが恐れる自体が漏れなのです。大法弟子だからといって、自分にプレッシャーをかけないでください。自分に正直になることが第一なのです。他人の目に触れることのない自分の修煉だからこそ、優先順位を逆にして、本末転倒にならないようにしなければなりません。私たちは恐怖心を取り除き常に内側に目を向けると、病業の偽りの現象は本当に恐怖心を抱くほどのものではないのです。
今考えると、男女でルームシェアをするということは、本当に怖いことです。同じ同修だから、警戒心や原則を緩めたり、意図的に隠したりして、型破りな行動をとったりすることができるのです。多くのことは修煉者のすることとは思えません。自分の行動は、大法の本を持って「私は大法弟子なので、車なんか怖くない!」と叫ぶのとどこが違うのでしょうか? ですから、どんなに難しくても、どんなに年の差があっても、男女でルームシェアをしてはいけないのです。一瞬の過失や油断が、本当に修煉のチャンスを奪ってしまうかもしれません。
【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】