【明慧日本2021年6月21日】(上海市=明慧記者)上海市浦東新区(ほとうしんく)の法輪功学習者・孫卓英さんは2020年12月9日、上海市公安局浦東分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)、航頭派出所の警官により自宅から連行された。孫さんはすでに上海市奉賢区裁判所により不当判決を下された。
孫さんは2021年1月16日に不当に逮捕令状を発行され、上海市浦東新区留置場に拘束されている。
孫さんは法輪功を修煉してから、「真・善・忍」の教えに基づき、良い人を目指し、自分の道徳水準を高めることに努力している。中国共産党による法輪功への迫害のなかで、孫さんは1回の労働教養、2回の実刑判決、累計11年6カ月にわたって拘禁されたことがある。
一、懲役4年、上海女子刑務所で迫害を受けた
2001年、孫さんは懲役4年の実刑判決を言い渡された。上海女子刑務所第5大隊専門管理隊で長期間にわたり、深夜12時まで立たされ、座らされたため、孫さんは一日中意識が朦朧としていた。さらに3、4人の警官に殴られた。
拷問の実演:殴打される |
二、1年6カ月の労働教養を科され、上海女子労働教養所で迫害を受けた
2005年4月、孫さんはまた連行され、1年6カ月の労働教養を科され、上海女子労働教養所で迫害を受けた。その期間中、迫害により3回胃から出血し入院した。
三、懲役5年、上海女子刑務所で迫害を受けた
2011年5月13日、孫さんは法輪功迫害の実態が書かれた横断幕を掲げたとして、上海市浦東新区国保の警官に連行され、同区裁判所に懲役5年の実刑判決を宣告され、上海女子刑務所に移送された。
同刑務所で、孫さんは「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、刑務所の隊長は受刑者に指示し、汚れた雑巾を孫さんの口に入れさせた。孫さんは口、耳、頭から両足までセロハンテープで何重にも縛られた。両手も後ろにして縛られた。さらに、重たいもので頭を叩かれ、殴られ、罵られ続け、約2時間後、孫さんは失禁し、大量の出血を流して地面に倒れた。
拷問の実演:全身を縛られる |
2016年5月、孫さんは解放されて帰宅後、片耳がほとんど聞こえなくなり、全身が痛くてたまらなかった。歩けず、眠れず、座れず、食べられず、衰弱していた。家族はやむを得ず孫さんを病院に送り治療してもらった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)