黒龍江省の女性医師・王玉卓さん 10年間拘禁される
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 【明慧日本2021年6月27日】(黒龍江省=明慧記者)双鴨山市人民病院の元医師・王玉卓さん(61)は、法輪功を学び続けているとして、中国共産党による22年間続く法輪功への迫害の中で、2003年に懲役10年の実刑判決を宣告された。現在、夫と離婚し、生活が不安定になっている。

 1996年、王さんは雑誌で法輪功についての紹介を読み、法輪功が人々を善へ導き、病気を取り除く高いレベルの修煉法であることを知り、学び始めた。それ以来、彼女は結核が治り、病気がない喜びを味わった。

 2002年5月2日午前5時、4人の警官が王さんの自宅に押し入り、『轉法輪』を見つけ、王さんを連行して留置場に拘禁した。2002年7月11日、警官は王さんの案件に関して、省委員会から「第一に、案件を差し戻してはいけない、第二に、弁護をしてはいけない、第三に、間違って判決を下しても省委員会はバックアップする」という指示があると言った。

 法輪功学習者(以下、学習者)を迫害する人数目標を達成するために、双鴨山市尖山区裁判所は2003年1月23日、王玉卓さんに懲役10年、紀松海さんに12年、宋維影さんに11年、娄維明さんに10年、張麗さんに9年の実刑判決を言い渡した。

 2003年4月3日、王さんは黒龍江省女子刑務所に収容された。

 当時、王さんは子宮筋腫と深刻な心臓病を患っていたことが検査で分かったが、それでも刑務所に入れられた。王さんは刑務所内で煉功をしたため、重さ9キロの足かせを付けられた。

中共酷刑示意图:脚镣

拷問のイメージ図:手錠と足かせを付けられる

 2005年3月21日、黒龍江省女子刑務所の第九区は、王さんを含めて6人の学習者に対して、強制採血を行った。学習者は抵抗したため、有無を言わず殴られた。王さんは地面に押し倒された。

中共酷刑示意图:殴打、撞头

拷問のイメージ図:殴打され、壁に頭をぶつけられる

 2004年4月、王さんは法輪功を放棄しないという理由で、警官に指図された受刑者に殴られ、十数日間、冷たいコンクリートの地面に横にされ、ズボンを濡らされ、心臓発作を起こした。王さんは刑務所の病院に運ばれ、さらにベッドに手錠をかけられ、強制的に灌食された。

 刑務所では、しゃがむ姿勢を強制、激しく照りつける太陽にさらす、殴打、暴言、トイレ使用の制限、カビの生えた米を食べさせる、発芽したジャガイモを食べさせ中毒を起こさせる、独房に閉じ込める、塩水を注ぐ、唐辛子の汁を振りかける、縛り付ける、束縛ベルト、吊るし上げる、死人ベッド、後ろ手にして手錠をかけるなどの拷問がある。

中共酷刑示意图:约束带捆绑

拷問のイメージ図:束縛ベルトで縛り付けられる

中共酷刑示意图:死人床

拷問のイメージ図:死人ベッド

 2007年3月下旬、王さんは第十一監区に送られ、不明の薬物を注射された後、全身が熱くなったり冷たくなったりして、血圧が上昇し、毎日地面に横たわることしかできなかった。

中共酷刑示意图:注射药物

拷問のイメージ図:不明の薬物を注射される

 2007年から2012年までの5年間、王さんは「転向」しないため、女子刑務所の第三区に送られた。

 王さんは医師として裕福な生活をおくれるはずだったが、長年の迫害により、給料はすべて差し押さえられたため、困難な状況に陥った。また、双鴨山市検察庁で働く夫のキャリアに支障をきたす恐れがあると考え、王さんは夫と離婚した。

 王さんは10年間不当に拘禁されたため、王さんの息子も母親と離れ、母親の愛情を受けられず、進学と就職にも大きな影響を受けた。娘が拘禁されたことで、王さんの父親はショックを受けて他界した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/20/427198.html)
 
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