【慶祝513】 赤ちゃんの珍しい皮膚病が完治
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文/中国の大法弟子 肖韵

 【明慧日本2021年7月1日】大法は不思議な力を持っており、その力は大きなところから細微まで全体に及んでいます。本文の中で紹介する例は、大法の威力が世間に現れた一つの事例にすぎません。大法は人類に幸福をもたらすことができますが、大法の奇跡と殊勝さは、人々を返本帰真させるために存在するものです。

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 私は大法を修煉して23年になりました。慈悲なる法輪大法の師父に感謝の意を表すために、昨年、わが家が経験した永久に忘れない体験を書き出して、皆さんと共有したいと思います。

 2020年3月末、姪の一家3人の帰省で、わが姉妹3家族の平穏な生活が乱れました。

 (一)皮膚病に苦しむ生後7カ月の赤ちゃん

 当時、生後7カ月ほどの姪の息子は、皮膚病に似た頑固な症状に悩まされていました。生後数日で、赤ちゃんの皮膚に赤いぶつぶつが出て、大人たちはあまり気にしませんでしたが、その後、症状がますます悪化し、異様な痒みで赤ちゃんはほとんど眠れず、昼夜問わず泣いていました。

 時間が経つにつれて、子どもは身体中にぶつぶつが一杯になり、頭や顔、手足、お腹、背中、さらには生殖器にまでできました。誰が見ても衝撃を受けたでしょう。このできものから水が流れ出て、流れたところにまた一杯のできものができてしまいました。その後、厚い痂皮になりますが、痂皮が剥がれ落ちるとまた痂皮ができて、何重にもなって繰り返しました。痂皮が非常に厚いところでは、乾燥によるひび割れができて、血が滲み出ていました。

图:孩子浑身都长满了疙瘩,头上、脸上都是(慎入)
子どもの身体中の頭や顔にもできものができている(閲覧注意)

 子どもの病状が改善しないため、姪夫婦は仕事に行くことができず、一緒に家にいて子どもの世話をしていました。手伝いに行った姉も毎日、子どもの悲痛な泣き声を聞いていました。その後、姉、姪夫婦も腕に1~2個のぶつぶつができましたが、広がりませんでした。この1~2個のできものを通じて、彼らは子供が経験している表現できない苦痛を肌で感じることができました。

 姉によると、そのできものは痒いだけでなく、まるで針が肉の奥を刺しているような痛みを伴っていて、しかも1本の針ではなく、1万本ほどの針が同時に肉を刺すに似た耐え難い痛みがあったそうです。医学に詳しい人の話では、この皮膚病は表皮が痒くなり、神経痛にもつながるため、その痛くて痒い感覚は人には耐えられないものだそうです。

 できものが痒くて痛いため、赤ちゃんはまともに眠れず、短時間の睡眠で目が覚め、泣いたり騒いだりしていました。痒いところを掻いて皮膚が破れることを防ぐために、姪夫婦は昼夜を問わず彼の手をしっかりと握りしめていました。拷問を受けているかのように、幼い子どもは泣くばかりでした。

 赤ちゃんは生まれた時からこの奇妙な皮膚病にかかり、姪夫婦もまともに休むことができず、毎日の睡眠時間が少ないため、顔つきがとてもやつれていて、ともに苦しい思いをしていました。

 姪一家が帰ってきたとき、私たちは皆ショックを受けました。このような深刻な状況を目の当たりにするのは初めてだったからです。子どもはまるで容貌が損なわれたかのように、どんな顔立ちをしているかまったく分からない状態でした。幼い子どもの無力でどうしようもない目線を目にし、悲痛な泣き声を耳にし、必死に頭を振る苦しい表情を見て、大人たちも心を痛めていました。

 子どもが9カ月になった頃、状況はさらに悪化しました。ほとんどの場合、昼も夜も大人が抱っこして寝かせなければなりませんでした。ベッドで寝かせるとき、子どもを常に仰向けにさせなければならないため、大人は子どもの両側にいて、彼の手をしっかりと握りしめていました。少しでも気が緩んで手を放してしまうと、子どもは頭や顔を掻いてしまい、あちこちに血や黄色い水がついてしまうこともありました。

 また、授乳中も子どもを仰向けに寝かせて、引っ掻かないように2人で左右の手を押さえなければならず、子どもの頭がどこにも触れないようにしなければなりませんでした。そうしないと、何かに触れると、子どもは必死に頭をそこにぶつけるのでした。ある時、大人がよく見ていなかったので、子どもはどこかに頭をぶつけて白目をむいていて黒目がまったく見えなくなり、ひきつけたような様子がすごく怖いものでした。このようなことが何度もありました。

 通常の子どもは9カ月になると、離乳食を食べ始めて、お座りやハイハイもできるようになりますが、姪の子どもは発育が著しく遅れ、お座りもハイハイもできませんでした。また、母乳以外は何も食べられず、口にするとアレルギー症状が出て、ぶつぶつがさらにひどくなりました。

 子どもの状態は良くならず、悪化の一途を辿り、昼夜問わず泣き続けていました。姪の階下の住人が、「子どもをそんなに泣かせてはいけない。皆の休息を妨げてしまう」と、「迷惑行為」を訴えに来たこともありました。姪は内外からプレッシャーを受けていました。

 (二)かえって病気を悪化させた薬の使用

 2020年5月、姪は超有名な漢方医から3000元(52000円未満)の薬を買ってきました。この漢方医は全国的にも有名で、家族代々が名医でした。処方箋には、粉末状の薬と油状の液体があり、計3本でした。この薬を塗った後、子どもは咳をし始めてしまったので、使うのをやめました。

 もう一つは、タンポポの水に砂糖を加えたもので、2週間飲み続けるようにと言われましたが、飲ませて2日後に、子どもは緑色の便の激しい下痢をしました。これもやめざるを得ませんでした。何より、この水を飲んだせいで子どもは胃腸に損傷を受けて、長い間下痢をしていました。

 子どもの皮膚病の症状は改善されるどころか、別の合併症まで出てしまいました。

 (三)大小の病院、個人の診療所もお手上げ

 姪の義理の両親が来て、子どもを病院に連れて行きました。医師は、子どもは母乳アレルギーを起こしている上、栄養過剰でもあるため、家に帰ってからネオケート(ブランド名)の粉ミルクを飲ませるようにと言いました。実際、医師は子どもの状況を見て手の打ちようがないと判断し、リスクと責任を恐れて、受け入れようとしなかっただけでした。

 帰宅後、医師から処方された粉ミルクを飲ませましたが、子どもはまったく飲もうとしませんでした。それでも大人はむりやり流し込みました。粉ミルクを飲んだ後、子どもは嘔吐し始めて下痢もするようになり、その後は何を食べても嘔吐してしまい、母乳さえも拒み、2日間ほど飲食しなかったのでした。焦った大人たちは仕方なく、粉ミルクをやめて母乳を飲ませ続けました。

 さらに1カ月後、姪の夫は医者から子ども用の薬を買ってきて、飲み薬もあれば湿布もありました。湿布をして2日後、できものはかえってさらに大きく広がり、黄色い水もさらに多く流れてきました。姪の夫は苦しくて、どうしようもなくすべての薬を捨てました。

 姪の夫はさらに多くの漢方医の助けを求めましたが、どの医師も原因を言い当てることができませんでした。彼は毎回一縷の望みを抱いて病院や診療所に行き、その都度、失望して帰ってくるのでした。

 (四)大法の師父の説法の録音を聞き、奇跡が起きた

 日々、我が子の厳しい状況を目にして、姉も姪も限界まで耐えていました。姪も姉も法輪大法を修煉していて、このような状況下でも、姪は心が折れておらず、大法が子どもを救うことができると固く信じていました。2人は苦しみながらも、「真・善・忍」に則り自分を厳しく律していました。姉は「師父の慈悲がなければ、娘は心が折れて、家族もバラバラになっていただろう」と振り返りました。

 姪は8歳から姉と一緒に法輪大法を修煉し始めて、師父が自分の子どもを守って下さっており、大法が全能であると確信していました。

 大きな病院では入院治療を拒否され、個人の診療所で処方された薬も裏目に出てしまったため、すべての薬が使えなくなったので、姪の夫はやっと、大法の師父の説法録音を子どもに聞かせることに同意しました。

 そこで、姪は昼夜問わずに師父の説法録音を流し、『洪吟』を一首ずつ子どもに読み聞かせました。

 子どもが泣き喚いてどうしようもないとき、姪は声に出して『洪吟』の「その心志を苦しめる」を唱えることにしました。そうすると、子どもの泣き声がだんだんと止んでいきました。時には、変化があまりにも明らかで、大法を聞いた途端に静かになったこともありました。

 修煉していない姪の夫まで、『洪吟』の「その心志を苦しめる」を暗唱できるようになり、泣く赤ちゃんを抱っこして、師父の詩を唱えながら行ったり来たりしていました。

 当時は確かに非常に困難な状況でしたが、私たちは皆、師父が子どもを見守って下さっていること、法輪大法には超常的な力があること、そして子どもが必ず回復することを確信していました。

 ついに、奇跡が起きました! 子どもは日に日に元気になっていき、生後11カ月になったとき、よく食べてよく寝るようになりました。それから半月後、子どもを苦しめていた皮膚病が完全に治り、少しの傷跡も残りませんでした。白くてぽっちゃりした子どもの本来の姿が現れました。今、子どもは順調に成長し、すべてが正常に戻りました。

子どもの皮膚病が跡形もなく消えてしまった

 姪の子どもは11カ月間重い皮膚病にかかっていたのですが、病院は何もしてくれませんでした。しかし、慈悲なる師父による済度の下、子どもの皮膚病は跡形もなく消えてしまいました。本当に不思議でした!

 わが一家は、大法の師父にとても感謝しています。私たちは大法を大切にし、善に徹し、大法の真相を根気よく広め、より多くの人に希望をもたらすことにより、師父の救い済度のご恩に報いたいと思います。家族を代表して、師父に深い敬意と無限の感謝を申し上げます!

 世の人々に法輪大法による奇跡を見て頂きたく、子どもの罹患中および完治後の写真を一緒に明慧ネットに送り、掲載してもらいました。危機時には、「法輪大法は素晴らしい!  真善忍は素晴らしい!」と真心から唱えれば、きっと平安が得られます。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/25/426069.html)
 
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