ある大法小弟子の成長の旅
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 文/中国の大法小弟子

 【明慧日本2022年10月19日】私が生まれる2日前の夜、同修の祖母は美しい夢を見たそうです。広々とした大きな家に師父が座っておられ、師父が祖母に見せてくださったのは、空に浮かんでいる白い雲と、それに乗ってる美しい女の子、そして大きな古代の銅貨が、遠くから近くからとチカチカと点滅しながら現れてきていた、という夢でした。それで祖母は、「師父が我が家に、大法を得るために降りてくる子を段取りしてくださった。女の子だよ」と母に夢のことを話しました。

 祖母の話によると、2012年の旧正月2日の朝5時ころ、母は私が生まれそうな気がしたのですが、ショックを起こしそうになるほど痛みに苦しめられていたそうです。その時父は母の口元を見て、母が「法輪大法は素晴らしい!」と唱えていると分かったので、父はすぐに跪いて法輪大法の師父に、母と私の命を救ってくださるように懇願しました。こうして、朝5時から夕方の6時ころまで、私はさまざまな困難を乗り越えながら、ついに人間世界にやってきたのです。そのため父は、世界の多くの人が中共の嘘を見抜き、真相を理解し、大法師父に救われ、大法に守られるように、大法の真相の資料を作るためにお金を寄付すると誓ったのです。

 母の話によると、その病院では同じ日に何人もの赤ちゃんが生まれました。誰も目を開けずに寝続けていたのですが、私だけは目を大きく開け、目の前の不思議な世界を見つめており、医師や看護師たちを驚かせました。母は、私が生まれた当時美しくて端麗で、祖母が話してくれた夢の様子と似ていると言いました。その時母は私に、「おばあちゃんは、『あなたは大法を得るために、ここにやってきた』と言ったよ、そうだよね?」と言ったのです。

 生後5日目、私たちは家に帰りました。祖母は私を抱いて師父の説法を聞きました。

 2本のイヤホンは祖母と私1本ずつで、母は祖母に、「まだ生後5日の赤ちゃんにわかるかな?」と言いましたが、祖母は「この子の肉体は若いが、元神は若くない。この法を得るために、何劫もかかっているのですからね!」と言いました。

 私が座れるようになったころ、祖母はパソコンで、「球球の物語」や「悠游字在」などの幼児向け番組を見せてくれました。

 師父は私の体を浄化してくださった

 祖母が私の面倒を見てくれるようになってからは、私は一度も薬を飲まず、一度も注射をしていません。師父は私の体を2回も浄化してくださいました。

 1歳になったある日、高熱が出て唇が青紫色になり、食べることも飲むこともできず、目も開けることができませんでした。修煉をしない祖父は、取り乱し祖母を怒鳴りました。また、遠くにいる母に電話し、私を病院に連れて行かない祖母のことを責めました。師父が私の体を浄化してくださっていると信じている祖母は、私を抱きしめて論語を唱え、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字を心から唱えました。祖母は「病院の治療は外から中に圧力をかけてくるから、受ければ受けるほど重くなるのです。一方、師父は内側から外へ押してくださり、押せば押すほど軽くなるのです」と言い、祖父はそれを聞いて納得し、落ち着くようになりました。祖母の話によると、師父が私の体を浄化してくださるのは、通常3日から5日で、長くても7日以内、高熱には発汗が伴うとのことでした。祖母が言った通り、その日の深夜3時ころに熱が下がりました。子供はごまかすことができず、熱が下がったらすぐに元気になり、飲食もできるようになったため、祖父も安心して笑顔が戻りました。家族の皆は、大法の不思議さと、大法師父の慈悲と偉大さを目の当たりにしました! それ以来、私は年齢を重ねるごとに免疫力が高まり、健康になっています。

 入学の初日、午後から熱が出ました。担任の先生が私のおでこを触ってから、母に連絡して家に連れて帰ろうとしたのですが、私は担任の先生に、「私は耐えられるので、母に連絡する必要はありません。勉強を欠かしたくはないのです」と言いました。私がそう言うと、担任の先生は驚き、目を潤ませました。放課後、担任の先生が祖母に、「こんなに賢い子は見たことがありません。こんな幼い子が、『耐えられる』って言ったのですよ」と話しました。

 「耐える」ということを教えてくださり、絶えず体の浄化をしてくださっている師父に感謝いたします。

 法を学び暗記することによって、師父が智慧を開いてくださった

 祖母は、衆生に法輪功迫害の真実を伝え、「共産党関連組織からの脱退」を勧め、そして真相のチラシを配り、真相のシールを貼り付けるため、よく小さな私を連れて行きました。

 いま11歳になった私は、祖母や同修たちと一緒に学法し、発正念ができるようになりました。学法する時、私はできるだけ結跏趺坐をするようにし、時には1つの講義の説法が終わるまで耐えられます。時には涙が流れるほど足が痛くなっても、足を下ろすことはせず我慢します。「もう少し我慢します。師父が私の業力を消してくださっている。下ろしたら、中途半端になってしまう」と思っています。私は師父の『洪吟』を暗記するのが好きで、ある時は30分間に12首も暗記したことがあります。少し長めのものもありますが、10回ほど通読すると、ほとんど暗記ができるようになりました。 

 私の成績はトップクラスで、受賞したことも多くあります。中には、「最優秀学生賞」や「最強頭脳賞」、「小作家賞」、「知恵のスター賞」など、10以上の賞を受賞しています。ある時、学校の先生からスピーチを任され、スピーチの原稿をたったの45分で暗記できました。私の記憶力はとても良いのですが、それは赤ちゃんのころから師父の説法を聞いていたことと関係があります。真・善・忍が私の心に根付いているからです。私の智慧を開いてくださった師父に感謝いたします!

 心性を向上させる

 学校では、私は先生を尊敬し、クラスメートを愛し、先生によく道徳的であると褒められ、そしてクラスメートにも私を見習うようにとも言われています。しかし、同修の祖母は何度も私に、「傲慢になってはいけない。これはすべて師父のお教えのお陰なのですよ」と言ってくれるのです。

 ある時、私はクラスのリーダーに選ばれましたが、あるクラスメートに嫉妬され、リーダーのプレートを盗まれたため、クラスのことが正常に行えなくなりました。担任の先生が配ってくれたリーダーのプレートを1日も経たないうちに失くしてしまったので、リーダーを辞めさせられてしまいました。

 放課後、元気がないので祖母に気づかれました。理由を聞かれ悔しかったので、同修である祖母にその話をしました。祖母は、「いいことじゃないですか? クラスメートはあなたの心性を向上させるチャンスを与えてくれているのよ。師父は因果関係の法理を教えてくださったので、あなたは過去世でこのように人を扱ったことがあるかもしれない。借りを返し心性を向上させ、黒い物質を白い物質である徳に転化させ、師父がまたそれを功に演化してくださる。いいことだと思わないの?」と言ってくれました。法理はわかっており、まだ辛かったのですが、先ほどよりは少しは落ち着くようになりました。

 翌日の放課後、私は、リーダーのプレートを盗んだクラスメートを、わざと祖母に分かるように指差しました。すると、祖母は、「おばあちゃんは分かっているよ。まだ心が少し辛いんだね。あと少し残っているね」と微笑んで言ってくれました。私はしぶしぶと、「もう大丈夫だよ。お母さんはリーダーになるかどうかは、勉強や道徳性とは関係ないと言っていた。師父の仰ることを聞き、恨んだり憎んだりせず、心性を向上させるチャンスを与えてくださったことに感謝します」と言いました。

 その後の休憩時間は、以前と同じようにそのクラスメートと一緒に遊びました。2日後、担任の先生はクラスで粛々と、やはり私をリーダーにすることを発表しました。ところが後日、そのクラスメートは、他のクラスメートのものを盗んだことを先生に告げられたため、先生はクラス全員の前でそのクラスメートを批判し、彼女の親にも電話しました。それによって、そのクラスメートはクラス中の嫌われ者になってしまいました。一人ぼっちになったそのクラスメートがかわいそうなので、率先して一緒に遊ぶように誘ってあげました。そのクラスメートに感謝され、今でも仲良しです。もし師父が私に、真・善・忍に従って、良い人間になるように教えてくださっていなければ、私はそのクラスメートが笑われているのを黙って見ていたかもしれません。

 発正念

 毎週月曜日、学校で血の旗(中共の国旗)が掲揚されるとき、先生や生徒たちが悪霊に毒されないように、私は事前に発正念をしていました。ある時、師父に加持してくださるようにとお願いしたら、血の旗がすぐ落ちたこともありますが、歓喜心が生じると、うまくいかないこともあります。ですから、自分自身をしっかり修めることはとても大切なのです。

 その後、クラスで給食費を集金するとき、真相のことが書かれている紙幣を見つけました。その紙幣を渡したクラスメートの名前をメモしてそっと聞いてみたら、彼は笑って「内緒にしておいて」と言いました。私は「二人で力を合わせるのはいいことだ、力も強くなる」と思いました。不思議なことに、担任の先生が席替えをし、私たち二人はなんと隣同士の席に変更されました。二人はお互いに意を察して微笑んでいました。それ以来、私たち2人はよく協力して発正念をしており、二人ともクラスでは優秀な生徒なのです。

 大人の同修と協力し衆生を救う

 学校で、中共を賛美するイベントがあった時、そのイベントに参加させないように師父にお願いしました。私は大法と師父の偉大さを証明したいのですから、邪悪へエネルギーを補うことはしてはならないのです。

 今、私たちの在住地も封鎖されているので、オンライン授業になっています。朝、師父の『洪吟』を2篇暗記し、午前中にオンライン授業を終えてから宿題を提出し、午後は、大人の同修たちと1つの講義の『轉法輪』を学び終え、それから祖母と一緒に法輪功に関するチラシを配ったり、シールを貼り付けたり、直接人に会って真相を伝え衆生を救うために出かけます。祖母が衆生に真相を伝える時、私はそばで発正念をしながら、「共産党関連組織からの脱退」に同意した衆生の名前をメモしていました。私はチラシを配ったり、シールを貼り付けたりすることは得意なのですが、直接人に会って真相を伝えることはまだ突破していません。

 毎回、出かける前には、祖母と二人で事前に発正念をし、師父に守ってくださるよう、衆生が大法に対して罪を犯さないように、そして監視カメラは悪人だけを撮り、衆生を救う使者である大法弟子を撮らないようにとお願いしています。無事に真相のパンフレットを配り終わるたび、真相のシールを貼り終えるたび、また直接人に会って真相を伝え終えるたびに、祖母も私も心の中で、「慈悲なる師父のご加護に感謝いたします! 衆生が干渉しないのはありがたいです」と心の中で言っています。私は小弟子ですが、それでもしっかりと法を学び、発正念をし、より多くの人を救えるように取り組んでいきたいと思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/11/448258.html)
 
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