文／中国の子供弟子 銘心
【明慧日本2024年1月1日】私は子供弟子です。幼い頃から祖母と一緒に学法をしているので、大法の真相を知っています。十数年前、祖母が大法を修煉しているために逮捕され、刑務所で迫害されたとき、私はまだ幼く、祖母の料理を長い間食べていなかったことだけしか覚えていません。ある日、祖母ともう一人の迫害された大法弟子が突然家に戻りました。祖母はずいぶん痩せこけ、髪も巻き毛のショートからストレートのロングに変わっていました。変化があまりにも大きかったので、祖母だと分かりませんでした。
幼いころ、私は「迫害」についてよく知らず、大法弟子が大法を修煉して罪もなく逮捕されたことくらいしか知りませんでした。少し大きくなってから、私は旧勢力の悪行について深く理解しました。そして、「大人になったら、外国に行って、大法弟子たちと一緒に、大法と大法弟子たちのために国連に請願しよう」と密かに願を立てました。
おそらく最後の肝心な時に来て、神は大法弟子たちに最後の試練を与えられたのでしょう。ある日のお昼、学校が終わって、私は母が急いで何かを片付けているのを見ました。母は、祖母が法輪功の真相を人に伝えた時、訴えられ、今派出所にいると言いました。私は小さい頃からこのことを熟知していたので、悪いことに遭えば、すぐに心からの九文字「法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい」を唱え始めました。当時、私の頭の中は真っ白で、母と一緒に家の中の大法の本を片付け、心からの九文字を唱え続けることしかわかりませんでした。
母が「警察が家宅捜索に来るかもしれない」と言ったのを聞いたとき、私はテレビで警察が大法弟子の家をめちゃくちゃにする光景が頭に浮かび、少しパニックになりました。その時、母が「大丈夫、警察は入ってくる勇気はないから」と言いました。すると私は「そうだ」と急に悟りました。「正法を修煉している煉功者は、防護の覆いに守られており」（『法輪功』）と師父は言われたことがあり、私の家の外には絶対、防護の覆いがあり、邪悪は入ってくる勇気はない！ と思ったのです。そして、また「何事に会っても、最初の考えが正しくなければならず、パニックになってはいけない。旧勢力に隙をつかれてはいけない」という祖母の言葉を思い出しました。私は心の中で「これは自分への試練だ。必ず正念が十分に強くなければいけない。おばあちゃんが肝心な時にヘマをしてはいけない！」と自分に言い聞かせました。
母は祖母の家に行って片付けをし、私は家に残って片付けを続けました。本を運びながら、大法はすばらしい、と唱えました。ひと段落した後、私は机に向かいましたが、当然勉強する気になれません。私はポケットからずっと身につけていたお守りを取り出し、両手ですくうように持ち、師父にこう言いました。「師父、祖母を加持してください。祖母は必ず今日出てくることができます。私達は旧勢力の段取りを認めません。師父の言われることだけを聞きます。師父は祖母を必ず出してくださいます」
私の頭の中で、悪い考えが浮かび始めました。すると私は、これが旧勢力の妨害だと気づき、声に出してこう言いました。「私を妨害しないで。その考えは私ではない。私は師父だけを信じます。旧勢力に屈しません。師父の言われることだけを聞く、旧勢力は滅びよ」と何度か繰り返した後、心はかなり落ち着きました。
同時に、母、祖父、父は互いに協力し、情報を集め、派出所と交渉しました。師父の加持のもと、事態は良い方向に向かっていました。午後、私は母に会い、状況を尋ねました。母は、問題ないと言い、長くても2日間の拘留で戻ってくると教えてくれました。私は母に「おばあちゃんは絶対に拘留されることはない、今日必ず帰ってくると信じてる」と返しました。
案の定、夜、おばあちゃんは帰ってきました。部屋で授業を受けていた私は、祖母の声を聞いてから、、宙に浮いていた心が本当に下りました。授業が終わってから、祖母と母と交流しました。今回、私達一家はうまく協力できたとの見方で一致しました。祖母の正念はとても強く、私たちは外で師父にお願いしていました。この事で奔走するなかで、文句や非難はなく、家族全員がまるで約束をしていたかのように、整然とやるべきことをやりました。それに加えて師父のご加持があって、この件が円満に解決したのです。
大法弟子の家族として、大法の奇跡を目撃した者として、大法の恩恵を受けた者として、私たちは肝心な時に全力を尽くし、力の及ぶ限り支持し、師父と大法を十分に信じ、正念を保持することで、大法弟子を強力にバックアップするのです。そして、師が法を正すことを手伝うのです！
以上は、私が今いる次元での少しの体験です。師父が見守って加持してくださっていることに感謝いたします。不適当なところがあれば、慈悲なる指摘をお願いします！
