暗黒な人生から光へ
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年7月4日】私は田舎のごく普通の家庭に生まれました。父親は文化大革命の弾圧に遭ったため、子供の私に大きな期待を寄せていました。父親の期待に応えられるよう、私も常に気を引き締めて必死に勉強しました。

 しかし、14歳の時、張りつめていた糸がついに切れてしまったのです。突然めまいに見舞われ、食欲不振や重度の不眠症により、何も頭に入らなくなりました。休憩を取りたくても眠ることができず、良いものを食べたくても胃腸が張りつめて激痛が走ります。

 病院で検査してもらっても何もわからず、中医学の鍼灸を施しても直りません。その後、民間療法や呪術医なども試しましたが、お金がかかるばかりで少しも改善されませんでした。私も両親も毎日苦しめられていました。

 同年代の子たちが普通に学校に通っているのに対し、私は身体と精神的に二重の苦痛の中で、ただもがくしかありませんでした。徐々に性格が変わり始め、すべて期待しすぎた父親のせいだと思うようになりました。生きていることがこれほど苦しいのなら、いっそのこと死んだほうがましだと思ったのです。絶食したこともあるし、農薬を飲んだこともあります。結局助かりましたが、生きることもままならず、死ぬこともできないことで精神が崩壊する寸前まで至りました。

 1998年、当時の私は18歳になりました。8月のある日、村議会の主任が父親のもとを訪ね、「市内から無料で法輪功を教える人たちが来たから、試しに娘を連れて行ってみてはどうですか?」と言ってきました。私の病について村中は知っているので、学校に通えないことを誰もが惜しんでくれていました。

 初めて師父の法像を拝見した瞬間、師父の慈悲深さに感動し、「このお方こそ佛だ!」と思いました。

 後に師父の説法を聞いて、なぜ人は病にかかるのか、病原は何か、病と道徳の関係など、すべて理解しました。それ以来、毎日真面目に学法煉功をしていくと、徐々にご飯を食べれるようになり、眠れるようになりました。両親も喜び、暗かった表情も明るくなりました。

 時は流れ、大法を修煉してすでに24年が経ち、私も母親になりました。子供が生まれたときから、一緒に学法してきて、師父の慈悲なるご加護のもと、私たち親子は元気に成長しています。もちろん、私も成長しています。修煉が深まるにつれ、いかにして夫と娘たちと接していくかを悟り、常に「真・善・忍」の基準で自分自身を律するようにしています。

 大法は私を暗黒だった人生から救い出し、智慧を授けてくださり、困難やトラブルに遭っても平然な気持ちでいられます。

 師父の救い済度に感謝いたします。2度目の命を授けてくださったことに感謝いたします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/10/437045.html)
 
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